ホンダ・ジャイロシリーズのリアトランク解錠の依頼。ジャイロ系には数種類のモデルがあるのですが細かな種類は分からないとの事でした。大きく分けて3種類あったジャイロ・シリーズ。オーナーさんでもその違いを把握されている方は殆どいらっしゃいません。仕事で使われている場合が圧倒的に多いので、そのニーズにさえ合っていればモデル違いなどは些細な事なのでしょう。
ここで簡単にジャイロ・シリーズの違いを少々ジャイロX(現行車) ジャイロシリーズのスタンダード・タイプ フロントにも大型キャリアがあるジャイロ・キャノピー(現行車) その名の通り戦闘機の様なキャノピー(風防)があり、耐風効果と圧倒的な雨天への強さがあるジャイロUP(生産中止) 大型リアキャリアが他機種より低い位置にあり、バンクする運転席とは分離して後部フレームに固定されている。それ故、常時水平を保つことが可能で自立性も高く重量物の積載に優れている。Xとキャノピーの荷台は運転者の姿勢と連動しバンクする為遠心力が働くが、アップは後輪車軸と同じフレームに荷台が固定されているので、コーナリング時に発生する横Gがネガティブな面である
以前はどこの酒屋さんの前にも置いてあったジャイロ・アップ。製造終了から随分と経った今では見かける機会も少なくなってきました。もともと限られたシチュエーションに特化した車輌だっただけに、値段的にも高価な車輌だし購買層も絞られてます。でもそれ故、どうしても必要とする方も少なくありませんでした。関東本田さんでも、近隣の商店さんへ製造終了のお知らせをすると激震が走ったとか。確かにジャイロXでビール2ケースを運ぶのは厳しいですが、ジャイロアップだと全く無問題ですから。
今出来ている事が出来なくなる時が来たら仕事の仕方を変えなくてはなりません。それ故”今”は不安が付きまといます。でも予め分かっているのなら準備と対処は可能な筈。とある酒屋さんでは当時まだ流通在庫で残っていたジャイロ・アップを2台新車で購入してました。使うのは1台の筈なので「1台は乗らずに取っておくの?」と聞いてみると酒屋さんは「しまって置いても痛むだけで勿体ない。取りあえず2台を定期的に入れ替えて使う予定」と言ってました。靴を長く履く為のコツと同じです。可能ならそういう選択もありですね、出来る人は限られますけど。
先週末の事なんですが長野県まで出張してきましたベンツ・CLK240のトランクインロックです。
連休中で渋滞する高速を降り、高低差の激しい道を上り下りしながら3時間ほどの行程、途中でお客さんと合流してさらに木々が覆い被さる林道に分け入ってしばらく走ると急にポッカリと視界がひらけた場所に救援対象の車両がありました。
お客さんによるとお墓参りの際のトラブルだそうでそこは山中の静かな墓苑の広場でした。そういえばお彼岸だったんですね、先程まで誰かが居たであろうあちらこちらのお墓からは線香の煙が漂っています。
「予想していたよりも早く来ていただいて・・」と、走り去るお客さんを見送った後にようやく一息です。高い空を眺めながら長距離走行で固まった身体を伸ばしてたんですが夕焼けが綺麗だなー、なんて思ってる間に日がストンと落ちて辺り一面真っ暗に・・
ついさっきまでの日当たりの良かった山中の景色が一変です人気の無い墓苑に響く虫の声にお香の残り香、急に気温までも下がったように感じてゾクゾクしながら山を降りました
もう少し到着が遅かったらとても恐ろしい作業となってたんでしょうね。
まもなく10月、だいぶ涼しくなってきましたね。まだ暑かった頃になんですが、気になっていた香りがあります。それは冷却水が蒸発する時にする酸っぱいような独特の臭い。
フォーサイトで稼動していた時にその臭いに凄く悩まされていました。ちょっと古いバイクなので冷却ラインの樹脂パーツが硬化してそこからじんわりと漏れてくるんです。
最初の箇所を交換し安心しているとまた例の香り。次の漏れている箇所を探し出し直すとまた例の香りがして次の箇所。
そんな作業を繰り返したおかげで冷却ラインの樹脂パーツはほぼ新品に。でも例の香りに対してはトラウマ気味になってしまったのです。
そして今年の夏は冷却水を使っていない空冷エンジンのCB1100での稼動。だけど渋滞中とか例の香りが頻繁に臭ってくるんです。
一瞬、またか?と思うもCBだし幻臭か?と不安にもなったのですが原因は一緒に走行している他の車両からのようです。しかも結構な頻度で。
季節の変わり目のように六ヶ月スパンの点検はやっぱり大切なんだなと思ったこの夏の香りなのでした。
ホンダが2つの二輪車用新エンジンを発表した。
アイドリングストップ搭載可能で耐久性と燃費性能を高めた、125ccスクーター用エンジンは他モデルと比較して約25%燃費向上。
欧米で人気のミドルクラスに適合する700ccエンジンは、水冷4ストローク直列2気筒でミドルクラス最高の27km/リッター以上。同クラスのスポーツモデルと比較して40%以上燃費性能が優れている。
開発コンセプトは、常用回転域で力強いトルクを発揮する、扱いやすい出力特性の低燃費エンジン。
車に比べて趣味性が高く低燃費だけでは買ってもらえないだけに、走る楽しさと高い環境性能の両立を目指したようだ。
よくて50・・いや30%返ってきたらラッキーでしょうか。どんなに挑戦しても、全てが跳ね返ってくることはないです。
「何やってもムダだろう」絶えずそんな言葉が迫って来るんですが・・
やらないほうがよっぽど辛いですね。前へ進むのもシンドイですが、止まるほうが何百倍も辛いです。身体は動かさなくても、心は動いてますからね。
自分を正当化しにくいというか・・肝心なところを見て見ぬふりしてるとストレスになりますね。自ら作った違法なシステムに怯えるようなもんでしょうか。
そんなヘンテコリンなものに縛られるぐらいなら・・自分のショボさを認めたほうがマシですね。
ショボいから失敗しても許せるし・・ほんの少しの成功が、たまらなくうれしかったりします。
埼玉県某所でVW・GOLFの解錠を終えての帰り道。高速へ通じる国道へ出るため、入り組んだ住宅街を抜けていると、いつしか辺りは長閑な風景へ変わっていた。垣根で区切られた畑の殆どは、キレイに耕され土がむき出しになっていた。今年はどんな作物が作られていたのだろうか?ぼんやりとそんな事を考えゆっくりとバイクを走らせた。
車がすれ違うのが困難な道幅の農道は、畑からはみ出た土で更に狭くなったように見え、自転車や歩行者がいた場合は最徐行が必要です。そうこうしていると前から自転車のお婆ちゃんがやってきた。かなり速度がゆっくりしていたのでこちらへ近付くまでの距離がありましたが、僕は早目に停車してお婆ちゃんが通り過ぎるのを待つ事に。ニコニコしながらこちらへ近付くお婆ちゃん。目の前まで来ると「あいスミマセンね、お待たせしました」と言われ、通り過ぎる時には「今日はいい天気ですね、それではさようなら」と言われた。僕は振り返りながらお婆ちゃんに「さようなら」と返した。ちょっとの間、ミラーでお婆ちゃんの後ろ姿を追った後、バイクを発進させようかと思ったら今度はカブに乗ったお爺ちゃんがやってきた。停まっていたついでなのでそのままお爺ちゃんが通り過ぎるのを待つ事にした。パスパスパスとマフラーのどこかから排気漏れをしてる音がするカブはゆっくりと近付いてくる。じーっと見ているのも失礼かと思いちょっと視線を落としていると、お爺ちゃんが通り過ぎ様に「こんにちは」と言った。僕も慌てて振り返り「こんにちは」と言うと、後姿のお爺ちゃんはコクリと頷いた。
知らない人に声をかけるのがはばかられる昨今。自然と挨拶を交わす環境って素晴らしいんだなぁとシミジミ思いました。
夕方に熊谷市のゴルフ場でのインロック救援を終えると救援場所の駐車場はプレイを終えた人達で出庫ラッシュです。
そしてその列に並ぶクルマはほとんどが都内ナンバー、これから関越道を利用して帰るんでしょうね・・・!?何気なく眺めていたら長年の疑問が解けたような・・
それは週末早朝の関越道下りの大渋滞なんです休日なので行楽渋滞といえばそれまでなんですが、あまりにも早い時間から始まっていたり東松山辺りから一気に空き始めるのが不可解だったんですよね
そういえばここいら辺、埼玉西部は地形を活かしたゴルフ場のメッカそしてゴルフといえば日の出ている日中限定のスポーツですから時間をずらして渋滞回避も難しそうな感じです。
帰り道は思ったとおりの関越道練馬出口までの長~い渋滞、他から合流してくる車に乗っている人も気を付けて見てみるとゴルフウェアの割合が高いようです。
J隊員には目からウロコの発見だったんですがゴルフを嗜む人にとってはすごく当たり前な事なんでしょうね。
先日の台風が来た日、開錠とジャンプをあわせてのご依頼。まだ暴風円の内側だったのでビビりながら出動しました。
幸い雨は止んでいたんですがもの凄い風。そして電車も止まっていたのでもの凄い渋滞。現場である甲州街道の側道に到着すると渋滞の中に該当車が待っていました。
「急にエンジンが止まって調べようとしたらインロックして・・」とお客様。更に詳しく状況を聞くと発電不良が原因のような感じです。
無事にドアを開け、バッテリーの点検。微妙に電圧が低いです。やはり発電不足かな・・と思いつつブースターで始動するとしっかり発電してます。
その後すぐの再始動も問題無し。接続不良?と調べるも異常なし。台風の通過による気圧の変化が関係・・ そんな事はありえませんし・・???お客様と二人、原因が判らずモヤモヤする作業になってしまいました。
しかし凄い渋滞です。そして歩道の方も帰宅する方で軽く渋滞です。3月の震災当日程ではありませんが・・
都会は凄く便利だが、何かあるともの凄く不便になる。3月に感じたその振り幅を思い出した台風の日なのでした。
ダイハツが低燃費と低価格を両立させた、ガソリン軽自動車「ミラ イース」を発売した。
新エンジン、停車前アイドリングストップ機能、軽量化により、実燃費に近い新燃費測定基準の「JC08モード」で、30km/リッターとプリウスに迫る低燃費を実現。
しかも79万5000円からと低価格。
26日にはトヨタがダイハツのOEM供給を受け「ピクシス スペース」を発売し、ホンダも年内には新型の軽自動車を発売する予定。
新車販売台数の約4割を占める軽自動車の競争はさらに激しくなりそうだ。
オデッセイのバッテリー上がりなんですが・・キーレスで「ピッ!」と開けられないほどの完全放電です。
そういう時の為にエマージェンシーキーがあるんですが・・ドアのカギ穴がふさがれているという案件です。
中古で購入したときには既にふさがれていたようです。「強引にでも取り外して」との事なので、頑張ってはがしました。オシャレな円形プレートが貼り付けているだけなんですが・・かなり強力な両面テープで結構苦戦しました。
カギ穴復活して念入りに動作確認・・最後はバッテリージャンプで完了です。
ドアハンドルのドレスアップにはなるかもしれませんが・・出来ることなら、カギ穴はふさがないほうがイイですね。
窃盗団は窓ガラスを割るので防犯効果は低いし・・そもそもバッテリー上がりでお手上げになります。
VW・GOLFの解錠依頼で現場に到着すると、車輌は右ドアを塀にピタリと寄せて停まっていた。傍からパッと見た感じだと、「かなり狭いけど何とか鍵穴を覗けるだろう」と思ってましたが現実はそんなに甘くはなかった。まず隙間に入る為にはドアミラーの位置がベルトの上に来るよう腰を落とし、お腹はヨガ修行者の様に凹ませる必要があった。息を止め横隔膜に力を入れて内臓を持ち上げる。それでやっとこドアミラーをクリアしてその先の隙間へ。工具をセットしながらしゃがむ事が出来るかな?と膝を曲げると何とかしゃがめそうな感じ。後ろの壁との摩擦で自由度は少ないけど何とかスペースを確保した。これで行けるか?と鍵穴を覗こうとしたら頭が隙間に入らない。厳密に言えば頭は入って鍵穴は覗けるがそのスペースしかない。工具を動かす程の余裕が一切無く、覗く事しか出来ないのです。これじゃ駄目だと言う事で違う方法へ変更。
覗けないなら覗かない方法での解錠と言う事で、違う工具を持って再度挑戦。先程よりは楽な姿勢で行けそうですが、やはり作業スペースは狭くて時間が長引くと身体のネジリが負担になりそう。1分2分と時間が経つに連れ息が上がり無駄に大量の汗が滴ってきた。右のわき腹は伸びきり左の肋骨は腰骨に当たり内側にシナっている。左の肺が圧縮されているのか呼吸が浅くなっていた。そんなこんなで苦戦を続ける事数分、キーシリンダーがコクっと傾きラストワンの予感。一旦体勢を楽にしたかったがここで何かあると洒落になりません。早くなる呼吸を整えるだけにしてラストワンを必死に探した。悩ましい甘美なるウエハースは最前列にあり、それをサクっと食してキーシリンダーを回した。それと同時に室内灯が点灯しお客さんが「やった~これで帰れます!!」と歓喜され、そしてホッとされていた。
クッション素材でしっかりと養生した後、ゆっくりと慎重にドアを開けた。そして助手席にあるバックを取れば宜しいですか?とお客さんに聞くと、「いえ、鍵はそこじゃなくてですね、こっちなんです」と車輌の後ろに回られ指し示したのは最後尾のラゲッジスペース。そう、お客さんのVWはGOLFでもステーションワゴンのGOLFヴァリアントなんです。腕が一本しか開かないドアからワゴンタイプ車輌の最後尾はあまりにも遠い。でもですね、あの手この手の奥の手を駆使すると同時に、お客さんにもご協力頂き何とかキーを取り出すことに成功しました。
今回は色々な意味で厳しい条件でしたが無事解決です。暑さで流れた汗と、テンパって流した変な汗の数だけ、人は成長するのだなと、ちょっとシミジミ思ったりしたのでした。
現行シボレー・コルベットの開錠に行ってきました
FRP製ボディのドアパネルには鍵穴はもちろんハンドルすら無くもうデザインスケッチそのままのようです。よって開錠作業の方も相当ツラいんですがH隊員のあみ出した秘策によって無事に開錠に至りました。
それにしてもドアにハンドルすらないというのはすごいです一部のカスタムなんかでは見られる処理なんですが助手席に乗る際はやっぱり中から開けてもらうしかないんでしょうか?
そしてもしかしてこれは強盗対策なのでは?しばらくコルベットを眺めているうち閃きました。
コルベットといえば高級スポーツカー、そして乗っているのは経済的に余裕がある人街中でこのクルマを見つけたよからぬ事を考える輩が金品、もしくはクルマ目当てに乗り込んでくるのを防ぐために・・
何だか自分のアメリカへのイメージが、昔の映画そのまんまなのに驚きです
スズキ ヴェクスターのバッテリージャンピングに行ってきました。
向かい先であるお客様の会社へ到着すると待っていたヴェクスターは年式のわりにはきれいです。お伺いすると個人の車両ではなく会社の営業車との事でセルが回らなくなってから二年ほど倉庫に入れていたんだそうです。
車体はきれいなんですがさすがにバッテリーは完全放電。そして始動するとキャブレターがオーバーフローを起こしています。さすがに2年も乗らないとキャブ内の部品も固着しちゃいますね。
しばらく乗らなかった事が原因とお話させていただくと「原付みたいにキックペダルが付いていればそのまま使ってたのに・・」とちょっと悔しそうなお客様。
実は自分もビックスクーターにキックが欲しいと常々思っていました。でもキックの利用頻度とコストやリスクを天秤にかけた時メーカーはいらないと判断したんでしょうね。
でもせめてオプションで付いていてくれたらな・・なんてしつこく思ってしまいます。
シボレー・アストロのガス欠給油後、エンジンをかけてもらおうとしたらバッテリーも上がっていた。
ジャンピング作業の追加かなと思ったら、バッテリーとケーブルを積んでいるので大丈夫という。
数日前にもバッテリーが上がり次回の依頼は有料になるということで、予備としてバッテリーとケーブルを積んでいたようだ。
ケーブルを繋ぎエンジン始動と思ったら始動出来ず。
バッテリーは中古のようでブースターケーブルもかなり細い物だった。結局は有料作業となりお客様もがっかりだった。
友人から「リストラされた」と聞いてビックリしたんですが・・すぐに再就職したとのことで、ひと安心ですね。
前の会社が傾いてから、スッタモンダあったみたいですが、得意先から「ぜひ来て欲しい」と誘われたようです。
見てる人は見てるもんですね。普通は給料分の仕事で満足しやすいんですが・・それでは「ぜひ来て」にはならなかったでしょうね。友人にしか出来ない+αがあったんだろうと思います。
クビになった人間が、もっと大きな会社に再就職というか・・前の会社の得意先なので不思議な展開ですw
「結局のところ、素が一番」と言う友人。若い頃は「自分が出来る振り」するのに色々駆け引きしたけれど、結果は何も変わらないので、いっそ素で頑張ろうという・・中々味わい深い言葉です。
またいつの日か、懐かしの弁当でも食べたいもんです。
とある橋の袂でアディバ・ハイパー5のメットイン解錠依頼。ご依頼は橋の補修工事に来ている職人さんでした。ハイパー5は後輩からの借り物と言う事でしたので、お客さんと一緒に入念な車輌確認。結果、シートカウルが何カ所か割れている以外はとてもキレイでした。
イタリア車のアディバ・ハイパー5は日本車とは一味違う所、シート突端左側にメットインの鍵穴があった。面白い所に鍵穴があるなぁと思いながらも、物理的にはそれほど辛くない場所なのでサクサクと解錠しキーシリンダーを回す。ところがシリンダーは僅かに動くだけである位置から全く動く気配がありません。回転方向が逆なのか?と反対に回そうとしてみるが物理的に回転しない感じでした。お客さんから持ち主さんに解錠方向を確認して頂き今一度解錠を試みる。ところが何がイケないのか?やはりシリンダーが回り切らずシートを開ける事が出来ませんでした。どこかで何かが引っかかっているような?気がする動きのキーシリンダー。何かがおかしいのは間違いない キーか? シートか?と開かない原因を求め、ハイパー5の隅々まで観察しているとメーターに手がかりを発見。それはメーター内にある【MET-IN】のLEDランプ。それが煌々と点いていたのです。このランプはメットインの閉め忘れ防止機能として開いている場合に点灯する仕組み。って事は現時点でのハイパー5のメットインは開いている状態を示している事になる。でも実際はピクリともシートは動かないのでした。
お客さんにメットインランプの事を説明していると、微妙にシートが少し浮いている事に気付いた。そして更に良く観察してみるとシートカウルの割れはシートをこじ開けようとした際に割れたモノだと分かった。「もしかすると何者かがメットインをこじ開けようとして壊していったのかもしれません。現にメットインが開いている事を示すランプが点灯しているしシートカウルの割れも怪しいですよ」とお客さんへお伝えする。するとお客さんはニヤっと笑い「これでコジったのが良くなかったかな?」とバールのようなモノを僕に見せたのでした。お客さん曰く、オーナーの後輩がやっても良いと言ったので無理やりコジってみたらしいです。でもそれが原因でロック部分が壊れてしまいキーでの解錠が不可能となってしまいました。
最後に、現状を後輩へ伝えて欲しいとお客さんからお願いされたので電話にて細かなご説明。すると「最初からロードサービス呼べば良かった…」と激しく落胆される声が聞こえてきました。
鍵を閉じ込めてしまった場合は無理をせず、ロードサービスへご連絡を!
とある救援作業でのことお客さん宅に到着して一緒に駐車場へと、クルマに近づいた辺りでお客さんの表情が一変しました。
「ちょっとここで待っていてください」とクルマを見て戻ったお客さん、そのまま自宅へと一旦入り、殺虫スプレーを手に再び帰ってきましたなんでも車体に蜂が巣を作っているそうで・・・
お客さんが巣を発見したのは昨日の事だそう「あらかた駆除したハズなんですが・・・」恐る恐る近づいてみると助手席ドアの隙間からアシナガバチが飛び立っていくのが目に入ります結構な数なんで中にはまだ大分蜂が残っているようですね。
お客さんの対空防衛の下、なんとか復旧作業は終えたんですがともかく蜂を何とかしないとクルマは使えそうもありません。幸い車内側には入って来ないので運転は出来るんですがこのままだと出掛けていった先が大変な事になってしまいますからね。
ちょっと可哀想な気もするんですが・・・仕方ないですよね
夜明け前のコンビニエンスストアー駐車場より某外国車の開錠依頼です。お客様は携帯電話も閉じこんでいるとの事。
到着すると近くにはやんちゃな感じの若者と話すネクタイをした紳士。近づくとその紳士が「鍵屋さんですか?」と自分へ。無事に合流です。
ご本人確認をさせて頂き作業を開始します。しかしお客様とこの若者達ってどういう関係なのだろう?親子?でも雰囲気が違うし・・同じ会社の方かな~?と思案しながらも無事に開錠です。
すると「良かったっすね~」とさわやかに去っていく若者達。ますます関係性への疑問が深まってしまいました。そんな思いを抱きながらサインをお願いするとお客様の方から教えて頂けました。
携帯電話も閉じ込んでしまい、どうしよう・・と周りを見ると先程の若者達。恐る恐る事情を説明し電話を貸してくれないかお願いすると快く貸してくれてしかも電話代と、お金を出すも頑なに断られたとの事。「しかも変に親身にしてくれてね。見た目じゃ判断できないね~」
ちょっぴりいい話を聞けた一日の始まりなのでした。
ドアの鍵穴にキーが差し込めないので見て欲しいという依頼。覗いて見ると異物が詰め込まれていた。
異物の種類や内部の状態によっては取り出すのにかなり苦労する場合があるが、今回は苦労せずに取り出せたので助かった。
内部は壊れていなくてキーの作動も問題なしで一安心。
入っていたのは爪楊枝のような木片だったので、盗難未遂とかではなくいたずらの可能性が高いが、犯人がわからないので不安になるのもしょうがない。
「今どきの車は、閉じ込みなんかしないでしょう」と言われることが多いです。
でも、毎日何件も開錠作業しているというか・・ある部分で増えてる感じがしますね。
現代の主流はスマートキーです。キーを直接操作しなくても、ドア開錠から始動まで出来ます。室内にキーがあると、ロックしない仕組みになってるんですが・・それも、全てが正常な状態に限ったことなんですよね。
インロックのほとんどはイレギュラーです。「勝手に集中ロックがかかった」とか「いつの間にか」とか・・ほんの数%の通信エラーが、誤作動を生むんだろうと思います。
電子キーが一般的になってから、すでに20年以上たちますが・・どのメーカーでも電子的なイレギュラーは無くなりませんね。
この世に「絶対」がないかぎり・・「閉じ込み」はなくならないと思います。
アンフィニ・MS-9の解錠を終えた終了報告電話での事。
アシスタントさん「車はマツダのセンティアでした??MSなんとかでした??」H隊員「アンフィニのMS-9(エムエスナイン)でした」アシスタントさん「エムエスゼロキューですね。これってセンティアですよね??」H隊員「詳しくは分からないのですが見た目はセンティアと一緒でした」アシスタントさん「了解しました。アンフィニのーMS-09ですね」H隊員「はい」アシスタントさん「あ!ゼロキューじゃなくてナインでしたね」H隊員「エンブレムにゼロ(0)は入ってなかった気がします」アシスタントさん「え~っと…ところで…MS-09ってなんでしたっけ?」H隊員「なんか知っているような気がしますが出てきません…」アシスタントさん「…MS-09… …MS-09…」H隊員「 … え~ … 」アシスタントさん「あっ!」H隊員「 ! 」アシスタントさん+H隊員「ドムっ!」
その後暫く「RX-78(ガンダムの形式)とかMS-09とか、マツダさんの車とモビルスーツの形式って何となく似てますよね~っ」とガンダム話しで盛り上がってしまいました。その後気になったので調べてみるとRX-78の型式番号はサバンナRX-7が由来だったと知ってビックリです。
幼少の頃、リアルタイムで見たファースト・ガンダムは衝撃的でその世界観へどっぷりとハマりました。でも年齢を重ねると共に設定とかのディティールは随分と記憶の彼方へ。磨り減ってしまった記憶を取り戻す為に、ファースト・ガンダムを全部見直してみようかと思うこの頃でございます。
エンジン始動できないホンダ・CRMの救援へ今では絶版となった2サイクルのオフロードモデル、発売時の20年ほど前はすごい売れてたバイクです。
2サイクルは構造上エンジンオイルも一緒に燃やすんでどうしても点火プラグが被り易いですね今回の案件もやっぱりそうでした。
暫しの作業後、無事にエンジンが始動出来てマフラーからはオイルの焼けるあの独特の匂いが・・・
かつて何台か乗り継いだ2サイクルのバイク、この懐かしい匂いで鮮やかに記憶が蘇ります。ピーキーなエンジンの回転フィーリングが大好きでずうっと乗り続けて行きたいな~なんて思ってたんですがね・・
時代の流れと言えばそれまでなんすが、湧き上がるのは罪悪感の様な・・?裏切り者の気持ちって言うのはこういうモノなのかもしれません。
多摩市へ年式不明のスカイウェイブのメットインロックに行ってきました。
スカイウェイブは年式によってメットインの開け方が様々。シート下に専用の鍵穴があったり、メインキーに連動していたり、そして現行はスマートキータイプだったり。
特にメインキー連動のタイプは新人だった頃大激闘の末、一人で開けられず・・・という苦い思い出があります。
到着すると待っていたのはメインキー連動タイプのスカイウェイブ。リベンジするぞ・・と変に気合を入れて作業に取り掛かります。しかしそんな気合もすぐに薄れてしまいました・・
原因は耳の周りを飛ぶ蚊の羽音。耳とか顔を刺さないで~と集中出来ません・・
困りながらピッキングしていると、もの凄く心強くて懐かしい香りがしてきます。お客様が蚊取り線香を置いてくれたのです!ありがたいです!そして集中力も取り戻し無事に開錠です。
リベンジ出来た事よりも蚊取り線香の効果に感動してしまいました♪家も蚊が多いので久々に購入しようと思います。
首都高辰巳第一PAでアウディ・TTのインロック。土曜の夜ということで駐車場は賑わっている。
横浜の大黒PAは旧車、ローライダー、VIP、バニング、オーディオ系からスーパーカー軍団といろいろ集まるが、辰巳PAは芝浦PAと同じく殆んどが走り屋系の車。
大黒PAや芝浦PAのように時間帯によっては取り締まりや、PA閉鎖が行われているが集まるのは変わっていないようだ。
乗っているのは見た目普通の人達が多いが、家族連れや一般の人達は立ち寄りづらい雰囲気があるかもしれない。
他人のミスは、自分にとって簡単なことが多いですね。「何でその程度のことで失敗したんだろう」なんて思います。
自分が失敗すると、全く逆というか・・「普通はあり得ないでしょ」とか言われます。
考えてみれば当然なんですが・・人の価値感が一緒なわけがないですね。何を重要視するかによって、苦手な部分も違うというか・・誰かの簡単が、他の誰かの難しいになってます。
自分が優秀に思えたり・・時には得も言われぬ不安に陥ったり・・勝手な線引きで、どれほど振り回されたことか。
本当に重要なのは、消えやすい情報というか・・どうでも良いと思い込んでいる情報ですね。
全ての情報を雑に扱わないというのは・・とても大切で難しいことだと思います。
台風の晴れ間に、東京東部の下町にてパッソのインロック。不安になるくらい不自然な高速移動する雲を見ながら現場に向かった。
指定住所は下町の深い深~い所。入り組んだ一方通行と時間指定の歩行者専用道路に悩まされながらも何とか指定の住所に到着。でもそこには駐車場や一階が車庫になっている建物は見当たらない。隣り合った家屋が膝を突き合わせるかのように立ち並ぶとてもディープな一帯。お客さんへ連絡する為携帯をポチポチ押していると、バイクを止めた直ぐ横の家にある小さな窓が突然勢いよく開いた。ビックリして窓の方を見ると若い女性がジっとこちらを見ていた。何となく見つめ合ってしまい少し気まずい雰囲気。誤魔化すつもりで携帯の通話ボタンを押すと、窓から覗く女性が着信している携帯を取り出し「もしもし」と言った。その声は僕の携帯も通してステレオで聞こえてきた。
少し離れた駐車場でパッソを解錠し書類を作成していると、「家のある場所は難しくなかったですか?」とお客さんに聞かれた。実は以前直ぐ近くまで来た事があり、その時の記憶が残っていたので今回はスムーズに来れましたと正直にお伝えした。するとお客さん「この辺りを歩くと日本もアジアなんだなって思いませんか?」と聞いてこられた。そう言われると確かにそんな雰囲気があるかも?よしずやすだれが並んだ軒先で団扇をパタパタしているお婆ちゃん。縁台に片膝立てて座りながら将棋を指すお爺ちゃん達。打ち水をする豆腐屋のオバちゃんに、そのオバちゃんと談笑しているカンナ片手の大工さん。
「思春期の頃はここが嫌いで実家を出たくてしょうがなかったんですよ。でも今は逆に凄く落ち着くんですよね、ここにいると。時々鬱陶しい時もありますけどねぇw」とお客さんは笑われた。生まれ育った場所は故郷、それは都会でも田舎でも変わらないんですよね。
原因不明のバッテリー上りが続いているお客さん新品のバッテッリーでもダメとの事で色々と点検してみた結果バッテリーの電解液が減少していたのが原因でした。
充電時の過反応で液内の水分が蒸発してしまう為なんですがこうなるとバッテリーは蓄電出来なくなってしまいます。
新品のバッテリーとの事で充電電圧が高すぎるのでは?と疑って見たんですが残念ながら現場では再現せず、危険な事故を起こす可能性があるので補水後に点検へと向かってもらいました。
最近では珍しくなったトラブルなんで気付き難いかもしれません密閉構造のメンテナンスフリーバッテリーの普及やクルマの充電制御がきめ細かくなってきた為なんですがちょっと前まではかなり多いトラブルだったんですよね
そういえば学生の頃にしていたスタンドでのバイト時しょっちゅうボンネットを開けて水を継ぎ足してた記憶があります。それはバッテリーだったりラジエターだったりと様々でしたそしてクルマに使われている水は減るものなんだとおぼろげに思った様な・・
今ではボンネット内の補充といえばウォッシャー液位ですからねトラブルのトレンドも移り変わって行くものです。
BMW335iの開錠依頼です。ちょっと変わった案件でボンネット内に鍵があるとの事。どうしてそんな所へ・・?と思案しつつ現場に向かいます。
現場に待っていたのはお客様とディーラーさん。合流するとボンネットに鍵が入ってしまった経緯を教えてくれました。
車を降り、ちょっと用事を済ます為に手に持っていたリモコンキーを何の気無しに助手席側のフロントガラスに置く。斜めになっているのでボンネットの方へ滑り落ちた所にちょうどいい隙間。そこから鍵が入り込んだのですが全く見えなくなってしまったそうです。
確かにライトを使ってその隙間をのぞくも奥が深く鍵が全く見えません。その後ドアの開錠作業を済ませボンネットを開けたんですが、すぐに鍵が見つけられません。そしてライトを使ってじっくり探すとエアクリーナーの空気の取り込み口に入り込んでいました。
更に奥に落ちてしまわないように慎重に鍵を取り出します。無事に取り出すとディラーさんがその穴へ異物進入防止の網の蓋をかぶせます。これで隙間に滑り込んでも鍵は奥まで入り込まなそうです。
う~ん。こんな事もあるんですね。勉強になりました。
トヨタ・エスティマハイブリッドのインロック救援依頼。
解錠後キーを取り出してもらい動作確認をと思ったら、通常の電子キーではなく一部車種にオプション設定の腕時計タイプ。
2005年にトヨタが世界で初めて発売した、スマートキーの機能を腕時計に内蔵したキーインテグレーテッドウォッチだった。
電子キーを持たなくていいのでかなり便利と言っていたが、汎用タイプで4万円程、クラウンのロゴ入り専用タイプは6万円以上と結構高い。
そういえば日産、ドコモ、シャープが共同で開発した、インテリジェントキー搭載ケータイはどうなったんだろうか。
フォード・エクスプローラーの子供インロックです。停車してるのがトイザラスの入口なので、ギャラリーも多いです。
皆お子さん抱っこ状態で、不安な表情でしたが・・開錠後は一転、ほんわかと笑顔が戻りました。
「ドア閉める際は気をつけよう」ギャラリーの多くの方は、そう思ったでしょうね。お子さんが同乗していると、意識や行動が制限されるというか・・閉じ込みしやすい環境かもしれません。
でも意図しないところで閉じ込むケースも多いです。施錠していても外へ出られるのが大きな原因ですね。
国産車ではあり得ないことなんですが・・外車へ買い換えたばかりの人は要注意です。
特にアメ車は閉じ込みしやすいというか・・これはもう文化の違いとしか言いようがありません。