夜中に箱崎PAよりBMW・335i開錠のご依頼がありました。
箱崎インターに併設されている箱崎PAは、オーバル状の周回路の途中にあります。助人の江東本部が近辺にあるので箱崎インターをよく利用していますが、利用する際は決まって出発するときなので箱崎PAは利用した事はありませんでした。
出発連絡をすると、お客様いわく21時から翌朝4時までPAを閉鎖するとのことで大変急がれている様子です。急いで現場に向かい到着すると、NEXCO東日本の方がお客様と共にお待ちになっておられました。
NEXCOの方から「BMWは難しいでしょうけど、何とか30分~1時間で開錠できないでしょうか?」と言われていましたが、到着から5分もかからず開錠すると、かなり驚かれていました。
箱崎PAはいつも出発時に横目で通り過ぎるだけでしたが、まさか仕事で入るとは思ってもみませんでした。今回は急いで離れましたが、いずれゆっくり休憩がてらPAを利用してみようと思います。
キーがあるけどドアが開けられないというホンダ・フリードの解錠のご依頼です。キーを見せて頂くとウエーブキーがぐにゃりと曲がっていました。
息子さんが今朝、通勤に使うはずだったフリードのカギ穴にキーを挿しても回せなかったようで、しかたなく別の車で出勤したとの事ですが、キーが曲がった原因はすぐに判明しました。
カギ穴内部をチェックしてみるとディスクの一部が欠損していました。お客様は以前からリモコンキーが故障していたらしく、メカキーでドアを開け閉めされていたとのことですが、このようなケースはホンダ車のウエーブキーではよくあるトラブルになります。メカキーを使用し続けると突然キーが回せなくなったり、抜けなくなる等あるので注意が必要です。
メカキーでは開錠出来なくても欠損したディスクはピッキング可能なので、いつものように開錠して自走出来るところまで復旧。お客様へはドアシリンダーとリモコンキーの修理をアドバイスしました。
それにしても頑丈なはずのウエーブキーがここまで曲がってしまうとは、朝の息子さんの焦りの大きさが見えた気がしました。
カーシェア車両の開錠作業です。
本来カーシェア車両は無線通信にて開錠出来るんですが、車両のバッテリーが上がってしまうと物理的に開錠しなければならず、定期的にこうした開錠依頼が入るようになっています。
毎回、現場のメンテスタッフさんからは「助人さんは相変わらず速い」と言っていただけるので、ありがたい限りなんですが、思えば他社さんがどれぐらいのスピードで開錠してるかは分からないわけです。
そもそも目の前で開錠作業を比較出来る人がいること自体が珍しいというか、実際にキー閉じ込みの経験は人生の中で数回、、いや、閉じ込まない人のほうが多いぐらいですね。
ゆえにカーシェアのスタッフさんが異常というか、毎日のように色んなカギ屋さんの開錠作業を観察されているわけです。
東京都内で最も腕利きのカギ屋はどこなのか・・
それはカーシェアのスタッフさんのみぞ知る、という感じでしょうか。
パッソのバッテリー救援です。
ヘッドライト点灯で完全放電、ブースター接続でエンジン始動するのですがすぐにアイドル回転が低下してきました。
これは故障などでは無くて、2000年以降のクルマだとアイドリングの回転数を自動調整してくれる車が増えてきてとても便利なんですが、バッテリーが上がると補正分のメモリーも消えてしまうので調整前の数値に戻ってしまうのです。
なので完全放電時の救援の際には再学習させてあげる必要があります。大体長くても30分ほどアイドリングを続けていれば終わって通常のアイドリング状態に復帰しますね。
この学習作業の際に重要になって来るのがエンジンの水温です。水温がしっかり上がってから学習が始まるので、エンジンが冷えた状態だと30分きっちりアイドリングさせなければいけません。
まあ完全放電時の救援作業ではもれなくエンジンは冷え切っているのできっちり30分かかる事が多いんですけどね。
夕方、府中市の多磨霊園よりレクサスの開錠依頼、閉園時間が迫っているのでお急ぎ希望です。
何度も行ったことがあるので途中で渋滞していたとしても迂回経路も熟知しているので40分以内には到着する自信があります。残り時間一時間ちょっと、全然間に合うな~と思いつつお客様へ連絡すると、車のある場所が待ち合わせ場所から全くの反対側の小金井門の近くにあるとの事。
霊園の真ん中にバス通りがあるのですがそこのゲートは確か17時半に閉まってしまうはず、なので合流ポイントからかなり遠回りしないといけません・・ということでかなりのお急ぎになりました。
18時前にお客様の知人の車と合流。そこからバス通りのゲートが開いていれば5分ぐらいで現場まで行けるのですがこの時間では閉まっています。ですがバイクはゲートの間を通れるので先に車の所へ行き無事に開錠。なんとか閉園10分前にレクサスをお見送りです。
先日の佐渡島への出張開錠もバイクだからフェリーに乗ることが出来たし、ここのところバイクの機動力が大活躍しています。8月は帰省ラッシュの渋滞もあるので特に活躍する機会が多いですが今年は更なる大活躍でした♪
トヨタ・ランドクルーザーのインロック&バッテリー上がり。
バッテリーが上がったのでジャンピングしようとしたが、キーを車内に置いたままドアを閉めてジャンピングしたのでインロックしてしまったというよくあるパターン。
最初にバッテリー上がりで向かった業者が閉じ込んでしまい2番手出動ということがたまにある。
車は先代モデルの200系。ランクルは盗難が多い車1位なのでお客様も盗難対策にかなり気を使っているそうだ。
ランクルといえば去年の8月に発売された新型のランクル(300系)が世界的に人気で、生産能力を大幅に上回る注文を受けて先月に受注停止となったが納期は4~5年と言われている。
新車価格は510万円~800万円だが、中古車の平均価格は約1500万円ほどで高いものは2000万円超えと超高値。
半導体不足やコロナの影響で納期が半年以上という車種が多くなってきたが、4~5年となると一部改良やマイナーチェンジが行われる可能性が高いという異常事態だ。
ベンツ・Sクラスクーペ開錠のご依頼がありました。
今回はトランクインロックでしたが、事情が少し特殊でした。電動で開閉するトランクを手で閉めた事により、開かなくなったとお伺いし出動。到着し車両を見るとドアは全て閉まっている状態になっており、トランクは完全に閉まっておらず少し浮いていました。
お客様のお話しから推測すると、電動で閉まる途中でバッグヒモか何かを挟んで停止した状態から、無理やり手動で閉められた様子でした。
Sクラスクーペはトランク開錠用のシリンダーが車内にあるので、まずドアをピッキング開錠して車内に入り、後部座席にあるトランクシリンダーをピッキング開錠しました。内部の荷物で押されて圧力がかかり、トランクが半ドアの状態で苦労しましたが、キズ、破損などの問題なく開錠し、トランクも通常通り使用でき終了しました。
ネットでお客様が調べた所、トランク用の鍵穴は外側に下向きにあると出てきたので、くまなくトランク周辺を探されたようですが、見当たらずに「どうなってしまうのだろう」と思ってしまったそうで、全て元通りになり事のほか喜んで頂けました。
クーペは室内に鍵穴があることを実は私も知りませんでした。先輩隊員の開錠履歴と後押しが、苦労しつつも迷わず開錠できた真相であります!
休日の丸の内地下駐車場でBMWの解錠依頼。現着するとエンジンがかかったままで周囲の熱気と排気ガス臭は酷い状態に。
先に手配された別の業者さんが1時間半ほど作業していたが撤収し、アイドリング状態で数時間経過しているとの事で、お車を心配する男性のご依頼者様。
奥様は排気ガスの熱気と匂いで気分が悪くなってしまい、ビル内の店舗に避難されているとの事なので、開錠を急ぎます。
BMW車の一部にはエンジンがかかっている時にカギを回しても、ロックボタンが簡単には上がってくれない車種もあるのですが、今回の車種は問題なく上がってくれて無事に開錠、エンジンを止めることが出来ました。
炎天下でのエンジン始動中もそうですが、地下駐車場も排気ガスがこもるので、奥様はさぞかしお辛かった事とお察し、ご回復を祈るばかりです。
誰もがスゴイと思われたいわけです。
消防士になりたい人が「どうせ人助けしてスゴイとか思われたいんじゃないの?」と言われたり、音楽作る人が「どうせ良い曲作ってモテたいんじゃないの?」と冷やかされたところで、当然おっしゃる通りとなるわけです。
これまで自分がスゴイと思われたかったのは「開錠工具づくり」でしょうか。既存の工具では開錠出来ないカギが、もし自分のつくった工具で簡単に開錠出来るようになったら、さぞかしスゴイことだなと思っていたわけです。このスゴイと思われたいという気持ちは、人それぞれ違うところが面白いですよね。
俳優さんで成功するなら多くの人からスゴイと思われるんでしょうけど、自分には響かないというか、素質も才能も皆無なので意識したことも無いわけです。
逆に開錠工具づくりは、周りからは全く見向きもされないんですが、自分にとっては命を懸けるに値する対象でした。おそらく心の底からスゴイと思われたい相手というのは、周りじゃないんでしょうね。
開錠工具は充分スゴイと思えたので・・そろそろ次のスゴイに向けて頑張ろうと思います。
キーはあるのにバイクのメットインが開かないという救援要請です。
現場で確認するとシートと車体の合わせ目からヘルメットのあごひもが出ています。おそらくこのあごひもが挟み込まれたことによってロック機構に無理な力がかかっていると推測、こういった場合は逆の方向へ力を加えてやればよいのです。
そんな訳でシートを押し下げながらシートの開放操作を試すんですがおかしい、あごひも程度の薄さならそんなにひどく噛み込むはずないのに…全くキーの回す手応えも無いのでもしや?と思ってシートを持ち上げるとなんとそのままメットインが開いてしまいました!
オーナーさんは大喜びで、いったいどうして開かなかったのか?等と質問されたのですが、それが良く分からないというか…何となくなんですが多分最初から開いていたような気がするんですよね…
お盆休みの最終日、新潟県は佐渡島へゴルフオールトラックの開錠に行ってきました。ご依頼はその前日。すぐに出発するとフェリーの関係で一泊しなければいけない可能性が出てくるため次の日の始発のフェリーで向かうことに。
というわけでフェリーの予約をしようとするとサービスカーの予約がもう取れない状態、ですがバイクは空きがあり無事に予約完了。遠いからサービスカーで向かおうかなと思ったんですが・・ここでもバイク稼働のメリットが活かされました。ちなみに運賃も一万円以上お安いです。
オールトラックのいる場所は関岬オートキャンプ場というところ。実は佐渡島へは30年前に2度ほどオートバイで訪れたことがあるのですがこの場所は来たことがありません、というか当時は無かったかもです。なのでこの絶景を楽しみに両津港を9時前に出発し10時に無事解決。現場はものすごい暴風で景色を楽しむ余裕もなし・・そして雨も降り出し台風のような状況の中、東京へのバックを開始します。
なんとかフェリーの乗船手続きギリギリの12時に港へ到着。30年ぶり3度目の佐渡島への訪問はおよそ3時間。お客様も「せっかくここまで来たのにこのまま帰るのですか?」と驚かれていましたが、許されるなら同じ3並びならゆっくり3日間滞在したかった・・。でも東京で頑張っている仲間に悪いですからね。
でも新潟でずーっと食べたかったものが食べれたし、30年ぶりの佐渡の空気も感じれれたしでありがたい出張開錠でした。もし次があるなら4度目は4日間滞在とか出来たら幸せですね。
シボレー・コルベットのインロック。
2番手の出動で、車は2005~2013年に販売された6代目となるC6型。鍵穴がトランク側に一つだけで下向きに付いているので難易度は高い。
同じく難易度が高い7代目のC7型と現行モデルのC8型は、助人全体で自分が最初の対応だったが、C6型はなかなかやる機会がなく待ちに待ってた初対応。
ディスク枚数が多い方の鍵で奥の方のディスクが低い配列で雨降りという状況だったので、サクッと解錠とはいかず時間がかかったが無事解錠でお客様にもよろこんでいただいた。
他にも日産プレジデントなど解錠難易度が高い未対応の古い車が何台かあるので早くやってみたいが、こればっかりはいつ依頼があるか分からない。
トヨタ・ハイエースのバッテリージャンプのご依頼がありました。
現場でお待ちになっていた客様は、来日の日は浅いのか日本語を話せず、お客様から私が聞き取れる単語は「カリー」だけ。頼りのスマホでの翻訳はうまくいきませんでした。
車からインド料理の素晴らしい香りが立ち込めています。恐らく本格インドレストランのデリバリーの車両なのでしょう。とにかく手振り身振りでバッテリージャンプを試みました。
お客様のどうして欲しい、私がこれからこうする、は情熱で通じるものですね。しかし、「バッテリーは寿命が来ているので、配達の途中でエンジンが切れない状態です」がどうしても通じず、必死に絵に描いて説明したところ、「バッテリーチェンジ、OK」「ノンストップ、OK」の返事を頂け、終了しました。
後でネットで調べると、インドの言語は20以上になり、方言は800以上にのぼるそうです。スマホの翻訳はうまくいかないので、言葉の壁は作業終了後にも立ちはばかります。車に書いてある文字は読めず、お店の名前は聞いても(発音が)わからず。あの素晴らしい香りのカレーを食べる事は叶わないかもしれません。
ダイハツの軽オープンスポーツカー、コペンの開錠です。最近免許を取ったばかりという、まだ若い女性オーナーさん。
親戚の叔父様の免許の自主返納により、譲り受けたばかりというこのコペン。細部に至るまでとても綺麗で、非常に大切にされていた事がうかがい知れます。
この車を運転するためにマニュアル(MT)免許を取り、今はこの車に乗るのが楽しくてと、嬉しそうです。そんな中キーを見失い、車内にある事を祈るような気持ちで解錠依頼をしたようです。
開錠後、キーの捜索にはお父様も加わり親娘で手分けをすることしばらく、トランクのどこからかキーを発見したお二人は、とにかく喜んでいました。
最後の車として選ばれたコペン、今は最初の車としてまた大切にされているようです。
エルフのバッテリー上がり(24V)です。現場のお客様は聴覚障害とのことで、筆談でコミュニケーションを取りました。
初期電圧を測ると17V、ブースターをつなぐとハザードが点灯したので、そのまま始動した後に「バッテリー上がりの原因はハザード消し忘れ」と書くと、お客様は首を横に振りました。お客様のジェスチャーを読み解いていくと・・
お客様・・パワーゲートを操作中に動かなくなったA隊長・・バッテリーが弱っていたんだろうと思いますお客様・・エンジンかかっていたA隊長・・エンジン始動中だったんですか?お客様・・そう
という流れで発生電圧を調べても28V前後で適正値なわけです。困ったなーと思っていたら肩をポンポンと叩かれて、お客様・・それよりもMT車だからエンストが心配A隊長・・自力始動出来るまでこの場所で充電しましょうお客様・・それは助かる
とのことで5分ほど充電すると自力始動出来るようになって、とりあえずは現場復旧出来ました。
当初は「バッテリーを新品交換して下さい」程度で終わるかなと思ってましたが、まさかこんなに複雑な展開になるとは思ってもみませんでした。でもお客様のジェスチャーを読み解いた瞬間や、隊長の書き殴った言葉が伝わった瞬間の喜びというのは、何とも言えない格別な感じがしました。
ホンダ・フォルツァのメットイン開錠要請です。
なんでも信号待ちでメーターをみたら「KEY」のコーションランプが点滅していたそうで、あわててバイクを路肩に停めたらシートも開かず、エンジンもかからなくなってしまったんだそうな。スマートキーはメットインの中だそうで、キーの電池が切れてしまったか?もしくは…
ピッキング開錠でシートを開けるもキーは見つからず、収納していた小さなポーチごと無くなっているんだそう。
やはりにらんだ通りでしたね、スマートキーのイモビライザー認証はエンジンのスタート時にのみ必要、始動してしまえばキーが無くても停まるという事はなく、メーター内のコーションランプで近くにキーが無い事を知らせるのみなんです。
という事は?オーナーさんに最後にエンジン始動を行った場所を伺うと1キロほど離れた場所との事、サービスでひとっ走りして付近を探すとありました!聞いていたとおりの小さなポーチが!
スマートキーならではなんですがこういったケースがクルマ、バイク問わずたまにありますね。防ぐ方法としては出発前に必ずメーター内に異常が無いかをチェックする事なんですが…簡単な事ではあるんですがなかなか難しいんですよねぇ
A隊長が11日の日記で書いたゴルフ7の開錠、4番手で対応した出動です。
現場は川越市の霊園駐車場。第一報を頂いたのは福生市での作業を終えての戻りの中央道の上。一旦都内に戻ってからの川越なのでお時間をだいぶ頂いており、具体的に到着できる時間が確定した際にお客様へ連絡すると冷房の効いた霊園施設の待合所が17時で閉まってしまうとの事。
がんばって何とか16時50分ごろ到着し5分で開錠、なんとか17時前に解決です。難しいポイントがすぐに発見できたのが幸いしました、もしここに気づけなかったら自分もハマっていた可能性が・・フリーホイールのシリンダーは本当に奥が深いです。
その後、お客様から今までの経緯をお伺いさせていただきました。午前中から夕方まで、ほぼ一日を費やしておりなんだか申し訳なく感じてしまいましたね・・
別れ際「ここで眠っている主人が寂しがってたからこうなったのかな」とお客様。それは違うと思いました。もし自分が御主人の立場だったらお墓参りに来てくれるような優しい奥さんをこんな大変な目にあわせたくはないですから。
ただ寂しかったのかなって思いやりを向けてくれることは嬉しく感じると思います。だから今回はある意味いいお墓参りだったのかもしれませんね。ただ7時間以上は長すぎますが・・
シボレー・カマロのインロック。
到着すると車は1993~2002年に販売された4代目のカマロ。鍵穴を見るとピッキング解錠が出来ないGM6カットと呼ばれるサイドバータイプの鍵だったので、200本超あるトライアウトキーを1本ずつ差し込んで回してみる。
1本目であくこともあれば全部試しても開かない場合もあるので運次第。今回は残念ながらトライアウトキーでは開かなかったので窓枠からの解錠で無事終了。
車内に雨が入ったり、作業後の工具の手入れも大変なのでなるべくこの作業は雨の日にはしたくないがあいにくの雨。
運悪くトライアウトキーでは開かなかったが、作業時は小雨で作業を終え帰路についた途端に土砂降りになったので助かった。
スズキ・アルトの開錠のご依頼がありました。
現地に到着するとアルトではあるのですが、正確にはアルトラパンでした。主力のアルトは男性及び高齢者層に人気、アルトラパンは9割が女性層に人気の車種で、明確な販売の棲み分けができています。同じアルト、購入層が違うだけなのでは?と思ってしまいますが、鍵は別物です。
アルトは一般的なノーマルキー、アルトラパンはM382と呼ばれるハーフタンブラーで、私は新人研修時代に数回ハマった記憶があります。今では全くハマらずに開錠できるようになっていますが、久しぶりのラパンM382に過去のトラウマを少し思い出しました。
実際の作業は順調そのもので、何の問題なく開錠。動作確認の際も鍵はスムースに回り、無事作業を終えました。
アルトラパンのトラウマは鍵そのものの難しさというよりも、見た目はかわいい車なのに、手強い鍵が付いているギャップがそう思わせるのかもしれません。
今回はハンドルロックの解錠です。ハンドルロックと言っても後付けの防犯用のステアリングホイールをロックする棒状のバーロックです。
キー紛失で販売店の出入り口までレッカーで運ばれて入ってきたコペンに付いてる、この頑丈なハンドルロックを外すことは出来ないかという相談。
カギ穴を確認すると通常のディスクタンブラーで、ピッキング出来そうな構造でしたが、カギ穴にセット出来る工具の選択に迷いました。
いろいろ試した結果、バイク用の工具がセットできることが判明。環境さえ整えば数分で解錠しました。
過去にバイクの車輪に繋いだチェーンロックを解錠したことがありましたが、ハンドルバーロックは初めてになります。
このような特殊な防犯ロックは行って見てみないと解錠できるか解らないというのが正直なところです。
メーカー系ロードサービスから夕方に2018年式のVWゴルフの開錠依頼が入ったんですが、すでに4番手という状態でした。
お客様は朝9時にインロックされた後、業者が入れ替わり立ち替わりギブアップし続けて、最終的にはY隊員が現着して5分ほどで開錠して終了しました。
ゴルフ7のカギはフリーホイール式ですが、全てが難しいわけでも無く、中には簡単なフリーホイールもあるのが厄介なところです。たとえフリーホイールの開錠実績があっても、全てのフリーホイール(特に難しいタイプ)を開錠出来る業者は少ないと思います。
仮に1件目の業者がギブしたら、この難しいタイプを想定したほうが良いというか、手配される側はもう少しフリーホイールへ警戒されないと、今回のように救援されるまで7時間も費やすという最悪の事態になるわけです。
今回残念だったことは、3番手の業者さんが自動車保険経由のロードサービスだったこと。助人サービスも取引あるので「なぜ電話してくれなかったんだろう」という気持ちと、「大手損保系なのにお客様を見捨てるとは」という気持ちですね。
自分がお客様の立場なら、次の更新で素直に継続出来るかどうか。
125ccスクーターの救援要請です。
なんでも鍵穴をイタズラなどから守るシャッター部分が開かなくなってしまったそうで、とりあえず走行できるように出来ないか?といった内容でした。
うかがった車種と年式から修理は無理だけれども30分ほどの応急処置で走れるようにはなるはず、なんて算段で現着したんですが、なんと該当スクーターには後付のキャノピーが付いていました…
ちょっとした分解で復旧できるはずだったんですが、こうなるとキャノピーをまず外さなければならず現場対応できるレベルを超えています。
その旨を伝えるとオーナーさんはとてもお困りのご様子、なんでもこの後にどうしても落とせない仕事が残っているんだそうな。
結局「壊しても良いから」という事で着手したんですがね、たっぷり一時間以上はかかりました…大がかりなカスタムは応急救援が出来なくなる場合もあるので注意が必要です。
ポルシェ911のバッテリー救援です。
待っていたのは屋根付きのガレージの中にいた空冷最終型の911。すごくきれいで20年以上前の車両とは思えません。慎重に対応しなければ、と更に緊張が増します。
バッテリーは2~3か月前に交換されたそう。今回は一か月ほどエンジンをかけることが出来ずにいたら始動が出来なくなったそう。お客様もお話されていましたがこの年式のポルシェは放電しやすいですからね。
ということで初期電圧を測定すると10Vくらい。ブースターを繋ぎ無事に始動。空冷エンジン独特のエンジン音。その後、自力始動できるまで復旧させます。
しかしここからが問題。さらに走行にて充電していただきたいのですが、今の気温は35℃。灼熱渋滞の都内を空冷エンジンで走って頂くのは忍びないなと思いつつお話していると「ドライブも兼ねて河口湖の方まで行ってきますよ」とお客様。
そう話すお客様はちょっと楽しそう。そしてなんだか911も嬉しそうにしているなって感じてしまいました。
日産・フェアレディZの解錠&バッテリー上がり。
到着すると車は2002~2008年に販売された5代目のZ33型。キーはあるがバッテリー上がりでリモコンキーは反応せず。
以前から鍵穴がある運転席の外側ドアハンドルが故障していてメカキーでも開かないとのことだが、Z33は経年劣化でドアハンドル内側のプラスチック部分が破損して、外から開かなくなるトラブルはよくあるらしい。
こうなるとピッキングでも開かないので、エアウェッジを使って窓の隙間からの解錠となるが、Z33はサッシュレスドアで窓ガラス上部がボディ側のゴムモールに食い込むタイプなので隙間をあまり広げられず慣れていないと苦労することも。
サッシュレスドア以外でも、ゴムモールの形状が複雑だったりしてエアウェッジを入れづらいケースや、室内のロックノブやドアハンドルの形状もいろいろあったりで、窓枠からの解錠もピッキング解錠と同様に経験値が重要だ。
BMW5シリーズ開錠のご依頼がありました。
今回のエンジン始動中のインロックでしたので、普通にピッキングしただけでは開錠できません。何工程もあるBMW特有のピッキング方法にて開錠しなければなりませんでした。
晴天の日陰のない気温35度の現場に到着。厄介な事にエンジンの熱風がドアシリンダー付近に吹きつけられているだけではなく、隣の車もエンジンをかけたまま駐車されているので熱風の挟み撃ちとなり、先日入ったサウナ以上の暑さに感じました。
気合を入れてピッキングに臨みます。1工程、2工程と進むうちに集中力が途切れそうになりましたが、問題なく開錠しました。ホッとしてピッキング工具を工具箱にしまおうと下を見ると、自分の汗で水たまりができていました。
私が汗っかきなだけだと思うのですが、あまりの汗の量に驚いたお客様から私の体を気遣って頂き、冷たいお茶を頂きました。いや、本当おいしかったです!生き返る思いをしました。ありがとうございました。
「キーはあるけどドアが開かない」というホンダ・N-BOXの救援依頼です。
現着すると、お客様はスマートキーに内蔵されていたメカニカルキーを紛失されていました。ドアが電子的に開錠出来ないとなると、キーの電池切れか車両のバッテリー上がりかのどちらかになるのですが、ほとんど車両のバッテリー上がりが多いです。
それと現行のN-BOXの場合は内蔵キーの落下防止のロック機構があるのですが、以前のモデルはそれが無いため、紛失する方が少なくありません。こうした場合ドアロックはピッキング開錠し、バッテリージャンプを併せて行いますが、今回も無事同様の作業で現場復旧しました。
同じ「キーはあるけどドアが開かない」というトラブルに壁ピタがあります。運転席の鍵穴を壁際に駐車してバッテリー上がりを起こすと、内蔵キーを使用出来なくなるので、この季節(特に炎天下)には大変な作業となります。
壁ピタに比べて今回のようなピッキング開錠出来るケースは本当にありがたいです。N-BOXなら汗が噴き出る前にドアを開錠出来る自信があります。
事務所にいる時間が長いので飲み物が重要というか、甘い飲み物では太るし、緑茶は尿路結石になるし(飲み過ぎたら)、コーヒーではカフェイン中毒(飲み過ぎたら)になるので、なるべく実害が少なく刺激的な飲み物を試し続けたわけです。
その結果炭酸水に落ち着いたんですが、毎日飲むなら自分で作ったほうがコスパ良さそうだなと思いソーダストリームを買ってみました。
炭酸ってすごいですよね。ノドがシュワシュワする飲み物でマズい記憶が無いというか、子供なら炭酸ジュースで大人なら酎ハイでしょうか。脳内に刷り込まれた記憶領域のおかけで、中身は水道水なのにシュワッとした瞬間「おいしい」と感じるわけです。
炭酸ガス1本分で60Lも作れるので1L当たり36円だし、重いペットボトルを買い出し&買い置きしなくて良いし、ゴミも減るというかゼロですね。今のところメリットだらけです。
炭酸水を飲み過ぎるデメリットが不明ですが、今年買ったモノの中で一番かも。
夕方に150ccスクーターのメットイン開錠要請です。
建築現場での仕事を終えたというオーナーさん、帰ろうとしたらキーが無い事に気が付いたんだそう。昼休みまではキーがあったそうなんですがその後は見かけてないんだとか。
「仕事中に落としたかも…」沈んだ表情のオーナーさん、薄暗くなった現場を眺めています。
開錠作業に取り掛かるんですが正直なところ、「恐らくキーは入っていないんだろうな」と感じていました。もしかしたら車内にあるかも?といったケースの場合、本当に閉じ込んでいたというパターンは大体1割から2割位なんですよね、そうしている内にシートのロックが解除され、メットインスペースが開け放たれて…
「あった、ありましたよ!」との喜びの声が、おどろきました、本当に閉じ込んでいるとは…キーというのは無意識でも意外に注意が向いているので、閉じ込んだ場合には明確に気付くことが多いのですが…
やはりこの酷暑のせいですかね、閉じ込んだお昼頃だと気温が40℃近くあった筈ですから、覚えていないというのも無理ないのかもしれませんね。
夕方、エクストレイルの開錠依頼。車内にはお子様が閉じ込められているとの事。
他の作業を終えて戻っている道中での第一報。簡単な住所を聞きすぐにそちら方面へUターン、この時期のチャイルドインロックはものすごく緊張します。
走行中に具体的な住所の情報を得るとなんと15分ほどで行ける現場。ということで第一報から20以内で汗だくの赤ちゃんを救出です。
少々面食らったのが今回対応させて頂いた親御さん。チャイルドインロックでありがちな取り乱され方を全くしていないのです。心配で車のそばには暑い中ずっとおられてはいたのですが、変な言い方ですが無事に助かる自信があったかのような・・
こう、すぐに駆け付けてもらえることも縁ですからね。もしかしたら自分はたまたま呼び寄せられただけかもしれませんね。
ホンダ・フォルツァの解錠依頼。レッカー搬送する前にシート下のメットインスペースの中にある荷物を取り出したいとのこと。
スマートキーモデルで一見鍵穴が見当たらないが、右のコンソールボックスを引き出すと緊急用の鍵穴が見えるタイプなのでピッキングしようと思ったら、キーは持っているとのこと。
てっきりキー紛失でレッカー搬送するのかなと思ったら、走行中にスマートキーを落としてしまい後続車に踏まれて故障したようで、再始動できなくなってしまったそうだ。
メカキーも持っていたが中古で購入したので、いままでシートと左のコンソールボックスを開ける緊急用の鍵穴があるのを知らなかったようだ。
ホンダ・クラリティPHEVのバッテリージャンプのご依頼がありました
クラリティPHEVはプラグイン・ハイブリッドで、家庭用、施設などの電気スタンドからコードを繋ぎ充電します。ある企業のデモカーであるこのクラリティは、営業車の様に頻繁に運転されていなかったようです。なのでお客様は車に充電を心掛けていました。
この日、仕事で車両を使用する事となり約1ヶ月ぶりに動かそうとしましたが、起動しません。ご依頼を受けた私が到着し、起動用12Vバッテリーを点検してみると完全放電していました。ブースターを繋ぎ、通電させてどこかスイッチが入っていないか調べましたが、スイッチの切り忘れなどはなく、そして走行用のバッテリーの100%充電を確認しました。
お客様は「充電していたのに何故?」と疑問に思われておられたので、もう一度車両に電気スタンドからコードを繋いで頂き、テスターの数値を見て頂くと、12Vバッテリーの数値は元と変わらない事と、メーター内の表示で走行用バッテリーへ電気が流れている様子を確認してもらう事で、バッテリー上がりの原因をご理解して頂けました。
バッテリージャンプで電気的に起動し、EV走行可能に復旧。すぐに12Vバッテリー交換へ向かわれる流れになり無事完了いたしました。