都心から100km以上離れた海水浴場にフォルクスワーゲン・ゴルフの解錠依頼に行ってきました。
お話を伺うと、先に呼ばれた解錠業者さんは作業することなく撤収したとの事で2番手の手配。空転する内溝キーを警戒したのかも知れません。
不安そうに話すお客様でしたが、無事に解錠すると、荷室に閉じ込められていたカギや携帯電話等を取り出し、とても喜んで頂けました。
休日で気温も高く絶好の海水浴日和で、満車の駐車場には遠くからの他県ナンバーも目立ちました。砂浜は海水浴やサーフィンを楽しむ人で大変にぎわっています。
思えばこの場所には、二十歳前後に当時の同僚たちと遊びに来て以来、数十年ぶりの再訪です。大変なごり惜しかったのですが、滞在時間十数分でとんぼ返りで都内に戻るのでした。
バッテリージャンピング作業です。原因は室内灯消し忘れでしたが、バッテリーが新品だったおかげですぐに自走可能のレベルまで復旧、しばらく走行することをアドバイスすると、お客様は「え?」という顔をされました。
「バッテリー上がりは初めてですか?」と質問すると、過去に所有していた車で経験があるとお客様。「そのときはどのような症状でしたか?」と質問したら、こちらがビックリ仰天となりました。
お客様いわく、突然バッテリー液のキャップ(液口栓)が外れてバッテリー液がエンジンルームに飛び散って大変なことになって・・とのことで、その後の処置は車屋さんへ引き取ってもらったとのこと。
かなりゾッとするというか、バッテリー液が溢れるレベルならまだしも、どうやったら全ての液口栓が飛び散るのか想像出来ませんが、お客様の経験されたことは今回のような一般的なバッテリー上がりでは無く、滅多に起きないバッテリートラブルでした。
お客様へは今回のバッテリー上がりが重大なトラブルではないこと、室内灯消し忘れでもバッテリー上がりになることをご理解頂いて現場を後にしました。
朝の出勤時間も落ち着いた頃に板橋区でトラックの開錠要請です。
出発前に電話で到着予定をお知らせすると「とにかく急いでほしい!」との事、拠点近くの場所だったので20分ほどで到着&解決です。ドライバーの方はよっぽど時間に追われていたのでしょう、「予想していたよりも早かった」と、とても喜んでいただけました。
さて、帰り道なんですが国道の上り車線の渋滞のひどいこと、もしやさっきのドライバーさんもこの中を走っているのだろうか?ちょっと心配になりました。
そして拠点に戻ると事故による首都高速5号線の通行止めの情報が、渋滞していた理由がようやくわかりました。いよいよ先程のドライバーさんが心配になってきました…
とある軽トラックで鍵があるけどドアが開けられないとのご依頼です。
この案件でありがちなパターンのスマートキーに内蔵されている小さなキーが解らない、もしくは小さくて回しきれないは、残念ながら軽トラックにはスマートシステムが採用されていないのでありえません。
なのでシリンダー内部のロッドが外れている故障、もしくはキー自体の摩耗でシリンダーが回せなくなってしまう、が考えられます。どちらにせよ少々手こずりそうな感じ。そしてお客様は電話に出て頂けないので状況も分からないし・・とりあえず急いで向かいます。
待っていたのは10年位前の軽トラック。車両に近づくと開けられない理由がすぐに分かりました。ドアノブが折れて無くなっています。しかも左右どちらも。
近くには電話中のお客様。電話をおえて自分に気づくと「出発しようと普通にドアを開けようとしたら折れてしまいまして・・出発できないので取引先に電話してました・・」
ということで窓枠から無傷でドアオープン。窓を開けっぱなしにして室内のインナーハンドルで開け閉めするしかない状態でとりあえず出発するお客様です。
しかしなんであんな破損の仕方をしたのだろう?そこまで古い車両でもないし・・紫外線?塩害?素材自体が不良品だった?色々と考えてしまう出動でした。
ダイハツ・ミライースの解錠&バッテリー上がり&車移動の依頼。
車はカーシェア車両で現場で立ち合う人はいないとのこと。到着すると車は賃貸マンション前の駐車スペースから完全にはみ出し、車道に出る手前で止まっていて歩道を塞いでいる。
先ずはピッキングでドアを開け、バッテリー電圧を確認後にジャンピングでエンジン始動し、そのままバックで駐車スペースに移動。
バッテリー上がりの原因は室内灯とヘッドライトのつけっぱなしだったが、しばらくアイドリング充電をするととりあえず自力で始動するようになったので、カーシェア会社さんに電話をすると次に使う人が近くで待っているとのこと。
少し待つと次に使う人が来たので状況を説明し走行充電をするようにお願いして作業終了。
ちょっとバックすれば駐車スペースに収まる状況でなぜ歩道上に放置したのか気になるところだ。
とある海岸で開錠のご依頼がありました。
長く降り続いた豪雨がようやく降りやんだ日。釣り人達は待ち焦がれたように、海沿いに集まり釣りを楽しんでいます。なんでもこの場所はスズキ、クロダイの50cm超えの大型魚を釣るメッカだそうです。
お客様のお話では大量に雨が降ったために河川と海の水が薄まり、魚の餌となるプランクトンが減少したので、魚は沖に行ってしまったので釣果はゼロとの事。諦めて家に戻ろうとした時にインロックに見舞われたそうなのです。
到着後すぐにピッキング作業開始、問題なく開錠いたしました。しかし、お客様の問題は全て解決した訳でなく、一緒に写メを撮って欲しいと言われていました。開錠中にお客様は奥様へ帰宅する旨の電話をされていたのですが、「車内に鍵があるのにインロック」「ロードサービスがバイクで来て、しかも助人という業者」「いつもと違い釣りをして釣果ゼロ」が信じてもらえなかったのです。
私のピッキングを見学し、話を聞いていた方達が「それわかる!」と協力していただけ、車両を入れたお客様と私、他5人の釣り人で満面の笑顔の写メを撮り、送信。作業書控えを上回る効果であったようで、奥様は電話の向こうで笑っておられました。
ホンダの250CCスクーター、フォルツァのメットイン解錠のご依頼。待っていたのはMF13型、買ったばかりというスマートキーのモデルです。
実は閉じ込みに気が付いた後、スマホのサイトで探した鍵開けの専門業者さんに片っ端から電話したそうですが、全て断られてしまったそうです。中にはバイクの鍵開けを得意とする会社にもスマートキーは対応してないと言われたとのこと。
バイク屋さんにレッカーしてもらおうかとも考えたようですが、家のカギも一緒に入っているため解決にならないという事で断念。ダメもとで保険会社に相談したら一発で手配先を見つけてくれて「保険屋さんてすごいんですね!」と感動したそうです。
ホンダのスマートキーモデルは何度も対応しているので到着から数分で解錠すると「凄腕!職人技!まさに天才鍵師!」とたくさん喜んでいただきました。
助人サービスではごく普通の作業レベルなのですが、お客様から見ると事前に電話でたくさん断られていたので、私が天才鍵師のように思われたのかもしれません。
でも面と向かって褒められ続けるというのは、ちょっと嬉しかったです。
隊長は長年新人研修を一手に引き受けてきたので、教えることにかけては並々ならぬ情熱というか、これまでの知識をベースに教えることが出来たら、ティモンディ高岸さんのように「やればできる」と本気で思っていたりします。
それが今回ばかりは木っ端みじんというか、とあるカギを前にして諦めかけた新人隊員には何を施しても効果がサッパリでした。
これまでの蓄積された秘技を惜しみなく伝授してもダメ、長時間カギと向き合ってもらってもダメ、お手本をコピーしてもらってもダメとなって手立てが無くなったわけです。何がダメなのか分からなくなってきて隊長自身が追い込まれてきたんですが、最後にダメ元で新人隊員のマネをしてみたんですが・・
これがビンゴでした。新人隊員の工具を持つ指の位置や角度にしてみると、ピッキング時の力加減に微妙な制限がかかることが分かったわけです。
新人のマネをすることで、自分が無意識に行っていた重要なポイントに気づけるというのはとても新鮮でした。
もはや新人に対して「やればできる」じゃ無いですね。これからは自分自身に対して使っていきます。
早朝に60キロほど離れた場所でインロック救援の要請です。
時間には余裕を頂いたのでコーヒーを飲んで目を覚まそうか?と、思ったところでハッとしました。…今日は土曜日ではないですか…
土曜朝の高速道路の下り線と言ったら結構混み合うんですよね、行楽地へと向かうクルマですごいんです。コーヒーを飲むまでもなく一気に目が覚めて拠点を飛び出しました。
そして高速道路に上がってみるとクルマは多いものの、まだそこまでひどい渋滞にはなっていなかったんですが現場に到着したのは余裕があると思った時間を使い切っての事でした。
それにしても週末朝の渋滞もだいぶ戻ってきた印象です。でもこのまま以前のようにとはまだまだいかないんだろなあ
とある住宅街のコインパーキングよりBMW5シリーズの開錠依頼、お客様は携帯電話も閉じ込められているとの事。
無事に解決するとお客様から、インロックからの大変だった顛末をお伺いすることが出来ました。
救援の連絡は公衆電話から、しかしその公衆電話を探すのが凄く大変だったそう。そしてやっと車屋さんと保険会社へ連絡。その電話賃、なんと500円以上。持っていた10円硬貨がすべてなくなり仕方なく100円硬貨を追加して通話されたそう、「テレフォンカードがあればよかったんですけど・・」
テレフォンカード、自分も財布から下ろしてしまいました。数年前まで困った時用に入れていたんですが、10年以上使わなかったので・・
ただ先日のAU回線が数日間不通になる事故から、やっぱりテレカを持た方が良いのかな~と思っていたんですよね。けど公衆電話も少ないしどこでテレカが売っているのかも分からないし、もったところでまた何年も使わないことになるかもしれないし・・
困った時には役に立つのは分かっているのですが、悩ましいところです。
ランボルギーニ・ガヤルドの解錠&バッテリー上がりの依頼。
ガヤルドは、5リッターのV型10気筒エンジン(500馬力、トルク52.0kgm)を搭載し、2003年に1858万円で発売し2013年まで販売された。
ガヤルドは鍵穴がカバーで隠されているがカバーをツメと両面テープで留めていて、カバーを外すのに非常に苦労する場合がある。
キーはあるとのことなのでカバーの外し方が分からないのかなと思ったら、お客様がすんなりカバーを外した。以前にカバーを外した時にツメを折ったようでほぼ両面テープだけで留まっている状態だった。
鍵はメカキーで開いたので作業はバッテリーのみ。大排気量の完全放電だったのでエンジンスターターを2台繋いで無事エンジン始動。
同じくバッテリーがフロントトランク内にある後継モデルのウラカンは、バッテリー端子部分がエンジンスターターのワニ口を噛ませやすいような形状になっているが、ガヤルドはバッテリーにアクセスする開口部も狭いし端子も普通でジャンピングもしづらい。
ホンダ・リード125の開錠のご依頼がありました。
雨が降ったり止んだりしている中、お客様は荷物を濡らさないようにメットインスペースを整理していたらキー閉じ込みされたようです。スマホも財布も全て閉じ込まれたようですが、不幸中の幸いにもハンドルロックしていなかったので、バイクを押して行き交番に助けを求めたそうです。
私が到着するとお客様は交番の中で待機しておられました。お巡りさんは自転車を詰めて、軒下に私のバイクとお客様のバイクを駐輪させてくれました。お巡りさんは何も言わなかったですが、私が作業しやすいように配慮してしてくれたのでしょう。
すぐにピッキング作業開始し、問題なく開錠。雨の影響を回避出来たので鍵穴を覗くためのスコープは曇りにくく、速攻の開錠ができました。
お客様は何度もお巡りさんにお礼を言われていました。ロードサービスを呼ぶための電話を貸してくれて、交番の中で雨宿りさせてもらえたそうです。お客様とお巡りさんの会話を聞いているだけで、私も温かい気持ちになりました。
インロックで車内に仔犬が閉じ込められた、との一報が入りました。車種はボルボの現行型Ⅴ60。現場は拠点から36キロ以上離れたコンビニ駐車場です。
すぐに拠点を出発して、夢中で高速を走り現場に到着。車のそばでご夫婦共に心配そうにお待ちでした。エンジンはかかっており後部座席には小型犬が2匹いて今のところ無事のようです。
早速、開錠を優先して準備しますが、ボルボ・Ⅴ60のカギ穴は左のドアハンドルの下に隠れた場所にあります。鍵穴が露出していれば、そのままピッキング開錠作業に入れるんですが、ドアハンドルを引いた状態で固定したり、ハンドル周辺を養生したりと、今回のような急ぎの案件のときはもどかしく感じます。
準備さえ整えばすぐに開錠完了です。ドアを開けた瞬間、2匹とも何事もなかったかのようにしっぽを振って喜んで散歩し始めたのを見てほっとしました。
この鍵穴、実際のキーを正しく挿す事も、結構難しい位置と角度になっています。
フィットのバッテリー上がりです。バッテリー使用期間5年で完全放電(室内灯消し忘れ)だったので、再発防止のために新品交換をアドバイスしました。
するとお客様は「先日の車検のときに、同時にバッテリーも交換してくれたら良かったのに」とのこと。
お客様からは車屋さんの対応が冷たく感じるというか、実のところ救援作業時に「バッテリー交換」をアドバイスすると、こうした流れになることが多いです。そもそも今回トドメを刺した原因は「室内灯消し忘れ」なので、車屋さんは関係無いんですけどね。
それとバッテリー点検は保安基準に入っていないというか、バッテリー電圧が低めでも始動出来る状態にあるなら何も問題ないこと、反対に車屋さんが積極的にバッテリー交換をすすめるほうがトラブルが増えるかも、というような流れを丁寧にお話ししたらご納得していただけました。
整備の仕事というのは本当に難しい仕事だなと思います。車を良好な状態にするならアレもコレも交換したほうがベストですが、その評価は人がするんですよね。
車が喜んでも人の財布が薄くなるようでは、素直に喜べるかどうか。
マツダ・アクセラのバッテリー救援へ
現着して車両に近づくと普通のアクセラと違う様な?と思ったらアクセラのホットモデル、マツダスピードアクセラだった。
エンジンは2.3リッターターボで264馬力と、2000年代後半のFF車の中では飛び抜けて高出力だった一台です。
そしてスペックもさることながら当時驚いたのはその価格、なんとベースモデルに26万円追加するだけでこのモデルが買えたのです!
しかしながらそれほど販売数は伸びず、いまでは街中で見かけることも少ないレアなモデルとなってしまいました…
一体どうして売れなかったのか、それは今でも謎のままです。
梅雨明け酷暑の数週間からの一転、雨降りの日々の今日この頃。個人的には恵みの雨でありがたいなーと思っています。
そんな雨降りの深夜、カーシェアリングのメンテナンススタッフさんより開錠のご依頼。待っていたのは何度も対応させて頂いたことがあるスタッフさんです。
いつも通りにサクッと解決すると「暑いのも大変ですけど雨はもっと大変ですよね~」とスタッフさん。メンテナンススタッフさん達は車移動。なので作業するときは傘をさしながらになるので凄く煩わしいのでしょうね。
我々はバイク移動、なのでずーっとレインスーツを着用しているので大体の作業は若干の手間が増えるだけであまりやることが変わりません。というか個人的には酷暑より雨の日のほうが有り難かったりします。暑さは体や思考の具合を悪くさせますからね。
車移動とバイク移動のメリットデメリットがこういうところにも出てくるのだな~と思った出動でした。
日産・デイズのバッテリー上がり。
買い替えを検討中というお客様。6月16日に発売された軽の電気自動車 日産・サクラが気になっているとのこと。
去年の日本国内の電気自動車販売台数は輸入車も含めて約2万台程。サクラは6月末時点で約1万7000台を受注しかなり売れている。
価格は約233万円~294万円だが、東京都では100万円程の補助金がでるのでガソリン車と同じぐらいの価格で購入できるし、質感や静粛性が高く走りもいいようなので売れるのも納得。
航続距離は短いので長距離ドライブは厳しいが、街乗り用のセカンドカーとして使用し自宅で充電できる場合は試しに買ってみるのもありだ。
スズキ・アドレス125開錠のご依頼がありました。
病院内の駐輪場でメットインスペースにキーを閉じ込まれたお客様。どこへ連絡するか分からなかったそうで、バイク屋さんに相談すると保険加入時のロードサービスを勧められたそうです。
到着するとお客様は私がバイクで来た事にかなり驚かれておりました。お客様の想像では大きなレッカー車で来ると思っていたらしく、きっと病院内の駐車場を塞いでしまい、自分が来院車両を誘導したり、頭を下げなくてはならないと想像されていたとのこと。
「キー閉じ込みなので、そんなに大げさな作業にはなりませんし、お客様が作業を手伝うようなことは一切無いのでご安心下さい」と話すと、大変喜ばれておりました。
到着からおよそ10分後、問題なく開錠いたしました。お客様は初めてロードサービスをご利用されたので「想像よりはるかにあっさりと作業が終了するのですね」と驚かれていました。
お客様にとって保険は万が一の事故などで使用するため、身近に感じづらかったそうですが、「保険に入っていて本当に良かったです」とのお言葉を頂きました。
午後になってご自宅車庫で右壁ギリギリに停めたホンダ・フィットの開錠依頼。
本当は朝から用事で車を使う予定があったが、スマートキーが反応せず、午前中にそれぞれ別のロードサービス2社に対応してもらったが撤収してしまったとの事で、相当ご不安なようで深刻な表情で説明をされています。
不思議に思い、フロントガラス越しに車内を確認しようとすると、内側にしっかりとセットされた日よけのサンシェードで車内の様子が見えません。確かにこれでは難易度が上がりそうです。
ヘルパー開錠の場合は、目視で確認しながらピンポイントで操作しますので、見えると見えないとでは大違いです。
それでもホンダ車は何度も対応しているのでなんとかドアを開錠し、無事にバッテリージャンピング始動すると、お客様の表情は一転、大変喜んでくださいました。
完全放電でしたのでブースターを繋げたまま、問題なく走行できる状態まで充電を確認して撤収する際、幼い息子さんからよく冷えたお茶を手渡され、美味しく頂きました。
最近ご依頼が増えてきたのを実感しています。この仕事は人出の多さに比例するので、コロナの影響が少なくなりつつあるんだろうと思います。
待機中は拠点の中でずっと開錠の研修をしているんですが、今は研修を始めようとすると同時にご依頼が入るので、まともに研修出来ないほどです。
思えばこの2年間はもの凄くヒマだったんですが、その分充実した研修時間を過ごせたなーと思います。開錠技術は経験だけでもある程度までは上達していくんですが、一般的に難しい車種のカギを攻略しようとすると、経験だけでは超えられないカベみたいなものが存在するわけです。
そのカベはハード面とソフト面からフォローして乗り越えていけるようにしていくんですが、この辺りが助人サービスの強みだろうと思っています。
ヒマなときは救援作業のご依頼に恋い焦がれ、忙しくなってきたら今度は研修時間に恋い焦がれるという、人間はわがままだなと思います。
ローバー・ミニのバッテリー上り救援です。
コインパーキングに少しの間停めて置いたらエンジンがかからなくなったそうで、テスターを当てるとスタートするにはギリギリ無理かな?といった数値を示していました。
そしてエンジン始動後に充電状況を見てみると、アイドリング時にはやや少なめか?といった数値、これはクラシック寄りのクルマでは普通なんですが、渋滞などでエンジン回転が低い時に電装品を多用するとマイナス充電になってバッテリー上りを起こしやすくなるんですよね。
ただ知っていたとしても最近のこの暑さ、そこに来ての都内の渋滞では気を付けようがないかもしれませんね。
深夜の八王子市に日野の大型トラックの開錠に行ってきました。現場は配送センターのドッグ前です。
きっと深夜でハーフタンブラーの対応が出来る業者さんが近くにいなかったのでしょうね。けど距離的には30キロ以上あったのですが深夜でしたので40分ちょっとで現着です。
久々の立ち姿勢でのピッキング作業。無事に開錠すると「勝手に閉まっちゃって焦っちゃったよ」と話すドライバーさん。どんなメーカーの車両でもごくたまに起きちゃうみたいなんですよ~と世間話をしつつ、ラインからのリクエストでオドメーターの距離をお伺いします。
その距離なんと90万キロ。しかも初登録からまだ9年くらいしか経ってない車両なのに。
一年の走行距離が約10万キロ。30キロ先だから遠いな~なんて思ってられないですな。
メルセデス・ベンツ Sクラスのインロック。
車は去年の1月に発売された7代目となる現行のSクラス。以前に何度か依頼があったが、現行モデルは「メルセデス ミー」というアプリを使うとスマホで施錠や解錠などができることもあってか出動後にキャンセルになって、作業自体は助人全体でも初対応だった。
鍵は以前から使われているタイプだが、格納式のドアハンドルの下にあるので一気に解錠難易度が上がり、解錠できる業者は限られそうだ。
ドアハンドル下に鍵穴がある場合はドアハンドルを開いた状態で固定して作業をするが、メーカーや車種によっていろんな形状があるので、初対応のときはピッキング作業前の準備や工具選びに時間がかかることがある。
今回もピッキング作業自体より事前の準備に時間がかかったが、それほどお待たせすることなく無事解錠でお客様にも喜んでいただき一安心。
以前は高級車に多かったドアハンドル下の鍵穴だが、マツダ3や新型シビックなど一般的な国産車でも採用されてきているのでまだまだ増えそうだ。
マツダ・MPV開錠のご依頼がありました。
気温35度以上の高湿度の中、野球場でのインロックです。私が現地に到着するとお客様は汗を拭いながらお待ちになっておられました。野球道具一式、携帯も全て車内にありまりました。
周りの方達は同じく野球に来ている方々で、ユニフォーム姿で車内で涼んでいたり、食事をとられたりしていました。きっと次の試合に控えているんだろうと思い、すぐにピッキングに取り掛かりすぐに開錠いたしました。
私が「次の試合には間に合いそうですか?」と質問すると、お客様は「試合はすでに終わっています」と言われたあと、「実は私のチームが優勝しましたね」とのこと。なんでも、数キロ先の友人宅まで走って電話を借りて、ロードサービスへの依頼をされた後、すぐに走って野球場に戻り、そのまま試合に出場していたとのこと。
うだる暑さの中、物凄い体力です。きっと相手チームを圧倒して試合に勝ってしまうのだろうな、と思ってしまいましたが、お客は「いや、いや、どうしようかと本当に困ったが、悪い事のあとには幸運があるさ」と、明るく笑っていました。
早朝、ゴルフ場からフォード・マスタングのお急ぎの解錠依頼。
早めの到着を歓迎されて早速、解錠作業へ。ゴルフ場でよくあるカギはトランク内閉じ込み。鍵穴は左ドアに1ヶ所しか無いためドアのロックをピッキングで開けます。
鍵穴をのぞくとボルボやランドローバーなどと同型のウエーブキー、入隊当時に大きな不安を抱えていたキーになります。マスタングでは初の対応になります。
順調にピッキングを進めていきますが、なぜかすぐに手詰まりのような感覚に陥りました。戸惑いながらピッキングし続けていると、お客様から「ありがとうございます。ドアは開いていたんですね」とのこと。
鍵穴が全回転していなかったので気づきませんでしたが、最初の手詰まりの感覚で開錠していたようでした。新人の頃の苦手意識と初対応から生まれる警戒心によって、まだ続きがあると勘違いしてしまいました。
このカギはかなり練習したのでトラウマは消え去りつつありますが、完全克服までには至らない感じがします。開錠作業は奥が深いなと思いました。
作業風景を録画するのに、ウェアラブルカメラを使用しています。すでに4年近く使用したので一斉に買い換えたんですが、カメラのトラブルが頻発して困っています。
以前のものがGOPRO5だったので、今度は8を購入したんですがフリーズしたり電源が入らなかったりして、その都度返品を繰り返しているわけです。
ウェアラブルカメラで作業するのが当たり前になると、その情報量の多さにいつしか慣れてしまうんですが、カメラトラブルで録画出来ないときに限って、特殊な作業や有意義な情報収集の機会を逃したりするわけです。もはや録画なしで作業することが出来なくなっていますね。
というわけでカメラ選びが直近の課題となっています。GOPROを選んだ理由は単に有名だからで、価格もそれなりにするので間違いないだろうと思っていたんですが、5台も返品交換を繰り返しているとさすがにイヤになりますね。もはや作業に影響が出るレベルです。
メーカーにこだわらず、もっと視野を広めて探してみようと思います。
シエンタ・ハイブリッドのバッテリー上り救援です。
今年になってから一度も乗車していないとの事でバッテリーは完全に空、オーナーの方にそのことを伝えると、「ハイブリッドでも意外と持たないんだね」とのお返事です。
確かに普通のガソリン車のエンジンスタートに比べてハイブリッド車のシステム起動に必要な電力は少ないのですが、やっぱり半年以上も充電されていないとそれもままならない位まで放電してしまいますよね。
そんな内容の会話をしていたんですがどうもうまくかみ合わないというか、途中でやっと気が付きました。オーナさんは走行用の大きなバッテリーの事を話していたんですよね。
ハイブリッド車に限らないんですが、最近のクルマだとバッテリーを複数個搭載している事も少なくないです。そして上がるバッテリーと上がらないバッテリーがあったりと、どんどん複雑化してます。
それに合わせて現場での説明やアドバイスも昔に比べると難しくなって来ていますね。
とある大きなマンションのエントランスに停まっている配送中のハイゼットの開錠依頼です。
出発前に連絡すると凄く機嫌が悪そうなお客様。暑くてイライラされているのかな?と急いで出発。予定よりかなり早く到着すると待っていたのは涼しそうなマンションのロビー。どうやら暑さで機嫌が悪い訳ではない模様・・。そして作業前の説明中も機嫌が悪いです。
いつものように速攻で開錠して怒りを増幅させないようにしつつ静かに撤収しよう、と鍵穴をのぞき込むとそうはさせないぞ!と立ちはだかる様な凄く難しいピン配列。けれど焦らずに作業を進めなんとか3分程で解決です。
お時間がかかってしまい申し訳ありません、とお詫びしつつドアを開けると「えぇ~!もう開いたの?」と驚きのお客様。
実はつい数か月前にもキー閉じ込み。その時の業者さん、左右のドアをピッキングするも開けられず、そして結局は窓枠を広げての解決で2時間かかったそう。そしてすっかり機嫌がよくなっているお客様、どうやら今回も2時間コースか~っていうのがご機嫌ななめの理由だったようです。
時間がかかって怒られるって思ったら逆に褒められたって出動でした。最低でも週に一度はハイゼットの開錠で出動させて頂いているのでその経験が今回は役に立ちました♪
千葉県印西市で日産・GT-R(R35型)のトランクインロック。
日本を代表するスーパースポーツカーのGT-Rは、3.8リッターのV6ツインターボエンジン(480馬力)を搭載し2007年に777万円で発売。
毎年進化して現行モデルは570馬力まで上がり価格は約1080万円~で、高性能モデルのGT-Rニスモは600馬力で約2400万円となっている。
GT-Rはリモコンで施錠すると、窓ガラスの隙間から車内のロックノブを操作しても開かない「スーパーロック」機能が付いているので、ドアの鍵穴からドアを開けるしかない。
鍵はドアハンドルの下に隠れているタイプで、しかもディンプルキーなのでトップクラスの難しさとなり開けられる業者は限られそうだ。
ドアを開けるとセキュリティアラームが鳴ったので、急いで車内にあるトランク用の鍵穴も回してトランクを開け無事終了。
お客様にも喜んで頂きクルマ談義に花が咲いたし、難しい鍵の初対応でもあったので楽しかった。
日野レンジャーの開錠のご依頼がありました。
状況はイグニッションにキーを刺したまま外へ出たら勝手に集中ロックがかかっていたようで、今まで長期間そんなことは無かったとお話しされていました。
お客様からなぜインロックしたのか理由を聞かれましたが、特定出来ないことなので返答に困っていると、近々新しい車両に乗り換えるからまあいいかと言われておりました。
今回のレンジャーは引退して今後は新車になるとの話しをされていたので「乗り換えあるある」かもしれないことをお伝えしました。それは別れを惜しむ車がそれまであり得なかったトラブルを起こしてオーナーさんの気を引くというもので、ウソか本当か分からないことを前提にお話しすると「なるほど」とお客様。
お客様は「この車には長い間世話になったから」とつぶやくと、最後はピカピカに洗車してお別れしようとお話しされていました。
夜にスズキの軽バン。エブリイ・バンのバッテリー上がり。到着すると車の周りには仕事道具がおろされていました。
軽バンのバッテリーは運転席の下や、荷室でも後方にあったりするのですが、エブリイは荷室の中央寄り、大きなフロアマットもめくる必要があるので満載状態だとバッテリーにたどり着くまでがかなり大変だったりします。
お客様は以前にもバッテリー上がりの経験があり、到着までにスペースを確保して作業しやすいようにと準備をしてくれていたのでした。
そのおかげでバッテリージャンプはスムーズに終わり、荷物を積み込みお客様は仕事に向かいました。
ただのバッテリー上がりでも、バッテリーの搭載位置によっては作業が大きく変わってしまうので、油断は出来ません。