カー用品店の駐車場で救援作業を終えて店頭を見たらセールのチラシが張り出してありました。
バッテリーやタイヤなどの消耗品の価格は作業時によく質問されるので市場調査すると、もうスタッドレスタイヤの特売が始まるんだそう、しかも新製品なのにかなり安い様な…
お盆前の今時期から気が早い話なんですが、タイヤメーカーは夏前からその年分の冬タイヤの製造を始めて大体9~10月くらいには製造を終えてしまいます。なので年明けでも店頭で販売しているスタッドレスタイヤは販売店の在庫分ですね。
ここで扱いが難しいのがスタッドレスタイヤです。ゴムの柔らかさがキモになっているのですがその分夏タイヤに比べて経年劣化が早くなっています。つまり売れ残った在庫の値下がり率が大きいんですね。
なので在庫予測が必要ない入荷始めの今は大胆な値引きで販売できるのでしょう。この猛暑の中で冬支度を考えられるのであれば、とてもお得な内容になっていました。
オリンピックが始まってすぐの話なのですが、休日に立川市へ野暮用があったのですが無事に朝寝坊・・
仕方ない、高速道路で向かおうと、杉並区の自宅を出て永福インターへ。高速の入口をのぼり料金所の所に来てびっくり、永福~高井戸の特別区間もオリンピックによる1000円上乗せになっています・・立川までなのにちょっとしたドライブへ行ったような高速料金になってしまいます。
杉並区周辺から中央道を利用する場合、本来なら高井戸の入口があっても良いはずなのですが、過去に周辺住民の強い反対により作ることが出来なかったという経緯があり、その代案として永福からの特別料金での首都高からの中央道へという方法があるのです。
更にさらに本来の計画では今回のオリンピックまでには中央道高井戸の入口を開設するはずだったのに実現されず・・それなのにこの特別区間も上乗せ?渋滞も関係ないでしょうし・・
なんだかもの凄く納得がいかないのですが、まず寝坊した自分が一番いけないですし、たまたま仕事で多摩地区への出動がなかったとはいえ、調べていなかった自分もいけないですし・・
早起きは三文の徳ってことわざがありますが早起きすればよかったな・・
トヨタ・クラウンの解錠&バッテリー上がりの依頼。
リモコン、メカキーともにあり、ディーラーの人にも来てもらったが解決出来なかったとのこと。到着すると車は2008年に発売された2世代前のクラウンのハイブリッドモデル。
ガソリンモデルはボンネット内にバッテリーがあるが、ハイブリッドモデルはトランクにバッテリーがある。現行モデルにはあるボンネット内のジャンピング端子もないのでトランクを開けないといけない。
メカキーでドアは開いたがトランクは開かなかったので故障しているかもとのことだったが、試してみると問題なくメカキーで解錠しジャンピングでエンジンを始動して無事終了。
鍵穴が下向きに付いているしメカキーの持ち手が小さいので力が入れづらいうえに、固着ぎみでかなり力を入れないと開かなかったのでディーラーの人が開けられなかったのも無理はない。
梅雨明け最初の休日。お昼前に八潮市でレガシィの開錠依頼。
梅雨時期はしばらくお目にかかれなかった太陽も、ここぞとばかりにギラギラと燃え盛ってます。
現場に着くまでに「大丈夫?」と思ってしまう程の熱波。気温計を見ると何と35度をマークしてます。
「急いで終わらせよう」と固く決意し、現場に急行。場所はカー用品店との事で、目印は大きいのは助かりましたが、現場に着くと予想外の光景が。
「エンジンが掛かってるううううう!!!!」通常であれば特段気にする事ではないのですが、太陽の直射日光&アスファルトの照り返し+エンジンの熱気でドア付近はえらい事になっておりました。
作業を始める為、ドア付近に腰を落とした瞬間、強烈な熱気が。
かなり気合を入れて作業した為、開錠自体は速攻で終了となりましたが、熱気で頭はふらふら、体はじりじりと痛いわと、かなり強烈な現場でした。
お客様は即終了に大変お喜びでしたが、こちらとしては身の危険を感じる程の熱気を回避できた事の安堵の方が大きかったり。
拠点に戻り、体を冷やすべく水浴び&クーラー全開でクールダウンする訳ですが、少しだけ焼き肉などで焼かれるお肉はこんなものかと思ったり思わなかったり。
さて、今年の夏はコロナ渦でのオリンピック開催で、例年以上に大変な夏になるかと思います。が、助人サービスは変わらぬ迅速なサービスを提供して参りますので、お困りの際はぜひ当社を御用命頂きますよう宜しくお願い致します。
2018年式スバル・WRX開錠のご依頼がありました。
晴れわたる青空の下、賑わう洗車場でのインロック。洗車が終わり車内から拭き上げ用のタオルを出そうとした時に、エンジンがかかったままドアは開かなくなった事に気づいたそうです。
作業前にドア周りの状態をお客様と確認しようとしたのですが、あまりの輝きに驚きました。3年前の年式には見えないというか、まるで新車の輝きです。車体を見渡すと磨きキズすら一切ない状態でした。
作業前にいくつかご同意頂いた後に、鍵穴周辺の養生の許可を頂きました。慎重にピッキング開錠後、再び鍵穴周りの状態を確認して頂き、作業時に一切キズが入らなかったことをご納得して頂いて無事終了しました。
あまりにきれいなのでコーティングかワックスか何か理由があるのだと思い質問すると「魂を込めて維持してます」とのこと。
感動するほどきれいな車を維持する理由は、とてもシンプルで深いものでした。
郊外にあるゴルフ場でレンジローバー・イヴォークのインロック開錠依頼。最近、週末になるとゴルフ場での開錠依頼が続いていたのですが、今回は日曜日の深夜、日付も変わって月曜日になった頃のご依頼でした。
到着すると辺りには森林以外に何もなく、すべての照明が落とされた真っ暗闇の広い駐車場。駐車されているのはお客様のお車一台だけです。リヤハッチに荷物を積み込む際に、誤ってキーを閉じこんでしまったとのこと。別の業者さんに依頼するも開錠に至らず、二番手の出動です。
思えば自分も入隊して間もない頃の同行研修で、自力開錠出来ずに隊長に助けてもらったのも、このイヴォークでした。
そんな思いや、久々の対応で少し緊張しながらでしたが問題なくスンナリと開錠。お客様もやっと帰れると大変喜ばれていました。
同行研修でギブしたときから数え切れないほど練習して、ランドローバーの実車もかなりの台数を開錠してきましたが、なぜか緊張感はあの時のままです。
先々週、未来が見えたら人生が台無しになる話しを車に例えたんですが、没頭するときのメカニズムってエンジンそのものかもという話しです。
没頭中は、失敗する度に味わう悔しさとともに「まだまだ」と思える気持ちがヒートアップすることで、燃焼も加速していくわけです。
エンジンに例えると、燃焼室に入ってくるエネルギーは「希望」ですね。「悔しい気持ち」によって圧縮された希望は、「勇気」によって点火されて次の一歩へつながるとすれば、没頭中はピストンの往復運動のように、希望と悔しさと勇気が高次元で繰り返さている感じですね。
確かなことは、燃焼室の大きさが一人ずつ完ぺきに設計されているということ。その人が持てる希望は、どんなに押しつぶされようとしても、必ず燃焼して次の一歩へ踏み出せるようになっているわけです。
面白いのはネガティブな材料がないと完全燃焼出来ないというところ。ヘタに誤魔化したり、占いとかで回避しているとノッキングにつながるかも。しっかり圧縮させて(悔しさを噛みしめて)から点火するのがキモですね。
どんなに不安でも先行きが不透明でも、エンジンに火(=勇気)を灯すこと。それにはまず希望が無ければ、何も始まらないという話しです。
国道を走っていたらオリンピックマークがついた車両が連なって走っていて、風物詩だな~と思うと同時に「ドキッ」としました。そう、確かオリンピック絡みで何か交通違反になる事があった様な?
少しして思い出したんですが「専用レーン」が出来ているんでした。それはオリンピック関係車両以外は通行してはいけない車線が設定されていて、一般車が走行すると交通違反となってしまうのです。
走行レーン規制の厄介なところは、普段走行しない道路だとついつい見落としがちになってしまう事。朝夕のラッシュ時にあるバスレーン規制などでもそうなんですが、時間を気にして走行しているとついつい空いているレーンへ入りがちなんですよね。
今回の走行レーン規制はレーン中央に赤線がペイントしてあったりと分かり易くて良いですね。まあ、イベントの為の規制なので、よっぽど悪質ではない限り取り締まりは受けないような気もするんですが…
目黒区へマツダCXー5の開錠に向かう道中、なんでこの時間にここが渋滞するの?という個所をいくつか通過。そして現場近くでふと思い出しました、今日から五輪関係で交通規制が始まったってことを。
出動的には裏道や無理のないすり抜けを駆使した為に予定通り到着。お急ぎだったお客様へも無事に対応できました。バイク出動で本当に良かったって思うポイントです。
というわけで、とうとう始まりましたね東京2020オリンピック。ここまで色々なことでケチが付きまといすぎていて、心の底から応援できないようにする新種のテロではないのか?って勘ぐってしまいがちな程。あまりにも続きすぎですからね・・
けど、オリンピックの為に日々精進してきた選手たちには関係のない事。なので個人的には心の底から応援したいので、テレビの前からですがしっかりと声援を送りたいです。
そして我々もこの期間中はバイク稼働の利点を生かせる絶好の機会、大会終了までみんなで頑張っていけたらと思います。
スーパーソコ・TCのインロック。
スーパーソコはオーストラリアに本社を置くVmoto社が2015年に立ち上げた電動バイクブランド。日本での発売は2020年3月からで台数も少なく実車を見たのは初めて。
電動バイクといえばスクータータイプが多いが、TCはクラシックなカフェレーサースタイルの原付二種モデル。バッテリーが1つのタイプが約30万円、2つのタイプが約40万円と価格もそれほど高くなくデザインもいいので人気となっているようだ。
2バッテリータイプの航続距離は110~120km程でツーリングで遠くに行くのは厳しいが、街乗りや通勤通学で乗る分には不便はなさそう。
バッテリーが入っているダミータンク部分のカバーを開けると小物入れがあり、そこにキーを閉じ込んでしまったとのこと。
鍵穴はシートの左下にあり、鍵は初めて見るタイプの内溝キーだったが問題なく無事解錠で一安心。
スクータータイプ以外の電動バイクはまだまだ少ないが、カワサキが電動バイクのコンセプトモデルを発表したり、ライブワイヤーという大型スポーツモデルを発売しているハーレーが、ハーレーから独立した電動専門のブランドとして「ライブワイヤー」を立ち上げたりしているので徐々に増えていきそうだ。
平日の朝、川口市の住宅街でルノーカングーの子供インロック。この車両はピッキング不可の年式が多く、かなり厳しい車種だったりします。
先輩から事前に注意点を教えて頂き現場に急行。雨の中、車内のお子様をあやすお客様が。
挨拶もそこそこに注意点やピッキング開錠が出来ないかもしれない旨をお伝えし、鍵穴にアクセス。
確認した所、何と数少ないピッキング可能な年式で、これなら短時間で解決出来そう。
そのままピッキングに入る訳なんですが、背中から聞こえてくるのは、某ア〇パンマンのテーマ。車の外から、スマートフォンでお子様にYOU TUBEを見せているようです。
お子様もぐずりながらスマホに見入っている様子。
テーマ曲が終わる頃には作業も無事終了。出発前、作業が難航するかもと考えておりましたが、終わってみればいつもと同じ時間で終了する事が出来ました。
お客様も予想外の早期解決に大喜びでしたが、何といってもMVPはYOU TUBEでしょう。お陰でお子様も車内で暴れる事無くスムーズに作業する事が出来ました。
そういえば、以前の子供インロックでも親御さんがYOU TUBEを流していた様な.........時代の進化と様式の変化を思い切り感じてしまう、子供インロックでした。
ダイハツ・ハイゼットの給油を行いました。お客様は知人の方から借りたハイゼットを返却しようとしている道中で、ブスブスと突然ガス欠のような症状でエンストしたとのこと。給油前にメーターをチェックすると、燃料残量は1/3ほどの位置で止まってました。
とりあえずお持ちしたガソリンを給油すると、元気よくエンジンがかかり問題無く復旧しお客様も安堵の表情。メーターを確認すると相変わらず1/3の位置で固定していました。
お客様へ「もしかしたらメーターが壊れて・・」と言いかけたところで、お客様の電話に知人の方から電話が入りました。
電話が終わった後、お客様いわく「元から壊れてたっぽいです。知人はメーター当てにせずに感覚で給油していたみたい」と今回の流れを話して下さいました。
これまで感覚のみで給油していた知人の方がお客様へ貸し出して、お客様はメーターを信頼して乗られていたのだろうと推測いたします。
運行前点検は大切なことではあるんですが、知らない車に乗るときは、特に重要と再認識した次第です。
先日どしゃ降りの日の話しです。店舗前の路上でエンジンがかかったままのホンダ・N-ONE。キーは手元にあるけどリモコンは反応せず、メカキーでも開かないようだと救援依頼。
確認するとエンジン始動中のためか、確かにリモコンは反応なし、メカキーは奥までしっかり刺さるんですが全く回る気配がありません。よりによってこのコンディションでピッキング開錠か・・と気が滅入りました。
このホンダのペラッペラの超薄型キーは、新人研修ではイヤと言うほど苦しめられたカギです。しかもどしゃ降りで路駐なので車の往来も激しいです。
想定通り苦戦するも何とか無事に開錠。エンジンを止めるとリモコンも反応するようになり一安心。メカキー違いは買った車屋さんに相談するしかなさそうです。
いつまでも、この超薄型キーに苦手意識を持ってるようではダメだなと思いました。先輩隊員のように涼しい顔してピッキング出来るよう精進していきます。
いよいよオリンピックが始まります。地理的に東京レスキュー助人サービスはド真ん中というか、江東本店の近くには選手村始め競技会場がたくさんあります。
通常ならかなり賑やかになったはずですが、時期が時期だけに仕方のないことだろうと思います。
新人隊員も「誰にも歓迎されてないオリンピック」とか「延期すべき」などと毎日ネガティブなことしか言わないので、いっそN隊員と呼びたくもなるんですが、個人的には決まったことはとやかく言っても仕方ないと思いますね。やるからには精一杯応援したいし、無事終わってほしいと見守るだけです。
助人サービスが出来ることと言えば救援作業だけです。仮に競技会場内でメディアや大会スタッフの方々がインロックしたとして、自分たちの力で被害を最小限に食い止められたら本望ですね。
大舞台に備えて選手やスタッフが万端の準備を整えるのと同じように、我々も重要な局面でここ一番の技が出せるよう日々磨いてきました。
このオリパラ期間は一層気を引き締めて待機していきます。
ワンボックス車のドアが開かないという救援要請です。スマートキー反応が無くキー電池を交換してみてもダメ、メカニカルキーでドアの鍵穴を回すも手応えが無いんだとか。
現場でキーをお借りして試したんですが鍵穴の手ごたえはスカスカで、どうもドア内部の機械的な連結機構が繋がっていないような感じです。症状的には車両側バッテリーが怪しいのですが、ドアが開かないのでまずはそちらの対処からです。
何とか頑張ってようやくボンネットを開けるところまでたどり着き、バッテリーにテスターを当てるとまさかの12,7v、これは問題ないですね…完全放電を予想していたのでトラブル診断が振出しに戻ってしまいました。
バッテリーに問題が無いとなると考えられる要因が一気に増えるというか、そのほとんどが現場で復旧できるレベルにないモノになってしまいます。「これは参ったな…」と思っていたら以外に早く解決してしまいました。
その原因はバッテリー端子の接触不良、どおりでバッテリー上りと同じ症状だったはずですね。今回のトラブルはドアシリンダーの連結不具合とバッテリー端子の緩み、単体でみればシンプルなトラブルだったんですが、不具合が二つ重なると一気に難しい作業になりますね。
週末の深夜、山深いところにある公園駐車場よりゴルフ7の開錠依頼です。
八王子インターを降りて現場までしばらく走ります。こんな時間に何をしている方なのだろう?と不思議に思いつつ到着すると意外にも現場の駐車場には数台の車。そして待っていたお客様は汗だくのランニングウエアの方。どうやら夜の山道を走るナイトトレイルをされる方の集まりのようです。
久々のフリーホイールのキーシリンダー対応でしたが無事に即開錠、するとすぐに着替えだすお客様です。場所が場所ですので到着までお時間いただいてしまいましたからね。お待たせしました。
お伺いするとトレイルランニングの大会の為にこうして週末に練習されているそう、特に夜はハイキングをされている方もいないのでしっかりと走れるそうです。帰って大会について調べると何十キロも山道を走るレースのよう、しかも出発が日付が替わるときの大会もあるようです。なので深夜に練習なのですね。
趣味の日帰り登山をする際によくトレランの方には遭遇していて、歩くだけでこんなにきついのに走るなんて凄いな~と感心していたのに、こんな超人的な大会もあったんですな。
なんだか知らない世界の扉を開けてしまったように感じた出動でした。
日産・パオのインロック。
パオは日産が1990年前後に初代マーチをベースにしてレトロ調のスタイリングを与えた、パイクカーシリーズの第二弾として限定生産された車。お客様は見た目に一目惚れして新車で購入し大事に乗っているそうだ。
第一弾のBe-1、第三弾のフィガロとで「パイクカー三兄弟」として当時かなりの人気となったが、現在もかなり人気がありBe-1、パオ共に高いものは新車価格を超えていて、イギリスやアメリカでも人気のフィガロ(新車価格187万円)はなんと500万円超え。
先日、新車未登録の日産・スカイライン GT-R(R34型)がヤフーオークションで6050万1円で落札され話題になったが、フィガロも海外に多数渡った影響もあり価格が高騰していて、1980年代後半から1990年代の国産スポーツカーと似たような状況になっている。
平日の午後、流山市でCR-Vの開錠依頼。夕方ご予約のご依頼でしたが、実は2番手開錠との事。
お客様に事前連絡した所、朝一で鍵の閉じ込みに気付き、知り合いの車屋さんに来て貰うも、こちらの業者さん、力技で開けようとするも、奮闘むなしくギブアップされたそうで。
そして夕方、ジャストのタイミングでお客様と合流。「事前に傷が付いているかも」との事で、キズその他を確認し、いざ作業開始。
ピッキングの最中、「ホントに開きます?」と「鍵は壊れてません?」とかなり心配されていたようです。
開錠に安堵するもお客様、朝一の作業で「ドアの歪み」「傷や塗装の剥がれ」が有るかも、と、心配されておりましたが、ドアが開かないと内部が見れない為、かなりヤキモキされてました。
「では、どうぞ」とドアを開けるも残念ながらかなり悲惨な状況で、お客様もしばし「どうしよう」と頭を抱えておられました。
最初の段階でキズ覚悟で業者を頼んだそうですが、予想よりも激しい状況だった様でかなり複雑な表情をされておりました。
お車のシリンダー自体は何の問題もなかったので「ピッキングでご依頼いただければ、無傷で開錠出来たんですが.......」説明すると、「しょうがないです」と言いつつも「今度は最初から専門業者で依頼します」と、お客様。
今まではトラブルが有っても、なじみの車屋さんが全て解決していた為、ロードサービスの存在は薄かったとの事でした。
今回は「似て非なる物」の「業者違い」と言う所でしょうか。次回、お困りの際は「まずロードサービスにご一報」頂ければと思います。
雨足が強くなってきた頃、日産スカイラインのバッテリージャンプです。
バッテリー上がりの原因はハザードの消し忘れで、ジャンプ後一時的に充電すると走行に問題ないレベルに復旧しました。
現着してから撤収するまで、お客様は私を心配して下さり「こんな天気のときに依頼して申し訳ない」と何度も言われてました。その都度「大丈夫です」「ご心配に及びません」と答えていましたが、これには揺るぎない思いがありました。
これまでたくさん大雨や強風の中での作業を経験してまいりましたが、2019年千葉の台風19号の災害案件から、私の覚悟が目覚めたように思います。
新人の頃、悪天候時の出動には、後ろ向きな気持ちのほうが大きかったのですが、災害救援以降何とも思わなくなりました。雨で大変という感覚が消えて、使命感のような思いで出動するようになりました。
今でもひっくり返った車や、倒れた電柱の風景が昨日のことのように思い出します。
土曜日の午後、ホンダのスクーター・PCXのメットイン開錠依頼。
数日前から鍵が見当たらず、思い当たる場所はすべて探し尽くしたと言われ、あるとすればもうメットインの中しか考えられない、と保険会社に相談してメットイン開錠の依頼に。
今回はメインキーのピッキング前に、マグネットのシャッターとハンドルロック解除の必要がある久々のフルコースですが助人サービスは、全ての二輪メーカー全車種のマグネットシャッターキーに対応していて、ピッキング開錠には全く問題なく進められます。
「万が一、この中にキーが無かったらヤバいんですけど・・・」と相当心配していたご依頼主でしたが、シートを開けると同時に「ありました!助かったー」と大変喜んでいただけました。
バイクの解錠は車種や天候、鍵穴の位置などによっても難易度が変わって来るので、練習を続けているのですが、隊長が新しいタイプの開錠道具を現在製作中のようで、さらに難しい状況下でも劇的に作業がしやすくなりそうです。今から完成が楽しみです。
先週、没頭出来たら大概のことはうまく行くという日記を書いたんですが、ちょっと発展させた内容として、未来が見えてしまうと不幸になるかもねという話しです。
没頭はどこまでも点なので、その先の未来までは見えないわけです。予想は出来ないけど希望に満ちてるような感じでしょうか。
もし未来が見えるとどうなるのか。ほとんどの人が「いかに労力を減らしてゴールするか」に執着すると思います。遠回りしていた道をショートカットしたり、ムダな行動を減らしたりして、確定した未来への線から脱線しないよう省エネで過ごすわけです。
没頭は真逆ですね。没頭してる最中は何度も失敗して、悔しさを燃料にしながら寝食削ってアクセルを踏み続けるわけです。まるで燃費度外視のスポーツカーのような感じですね。没頭中はレブリミットなしで、どこまでも高回転へ回せるわけです。
アクセルを踏み続ける理由は、甲高いエキゾーストノートが純粋に気持ち良いから。どこへ向かうとか、何になるとか関係なく、燃焼している行為そのものが嬉しいというか、これが生きる上での原始的な喜びかもしれません。
未来が見えたら、全てが台無しだろうと思います。
スマートキーが反応せず、車体に鍵穴も無いのでドアが開けれないという救援要請です。
「鍵穴が無い」というご相談はよく頂く内容なのですが、大体の場合は鍵穴にカバーがしてあったりと見えない様に設置されているパターンと最近のクルマでは物理キーを使う頻度が少ないので、鍵穴が無いと思い込んでいるといった二つのパターンがほとんどです。
今回はどちらだろう?と考えながら現場へ到着するとまさかのレアケース、本当に鍵穴が有りませんでした。見てみるとドアハンドルカバーが鍵穴のないアフターパーツに交換されていて、中古車として購入した際にはすでにこの様になっていたんだとか。
キーにドアロックが反応しない原因は車両側のバッテリー上りだったんですが、鍵穴が無いとユーザーレベルではもうどうしようも無いというか…前に所有していた人は一体どう対処していたんでしょうね?
川崎市高津区にあるバイク用品店2りんかんをご利用のお客様よりホンダPCXのメットイン開錠依頼です。現着時は雨降り、幸いハンドルロックがかかっていなかったのでお店の方にお願いして軒下のスペースをお借りして作業開始です。
作業中、店内放送が聞こえてきたのですがもの凄く興味をそそる宣伝です。それはパンク保障。前後のタイヤを新品に交換した際に合わせて補償加入料をはらうとそのタイヤでパンクしたときに新品に交換してくれるというもの。
実はつい最近パンクをしてまだ使えるタイヤを交換したところだったのです。補修したタイヤはコンディションによっては空気が抜けてしまうことがありますからね。なのでもの凄く興味がそそられます。
作業完了後、魅力的だけどどうせ加入料金が高いんでしょ?と調べると加入してもいいかな?っていうお値段。う~ん、かなり魅力的ですね・・
でもいつもお世話になっているタイヤ屋さんもあるし2りんかんのお店も遠いし・・悩ましいところです。
ルノー・メガーヌの解錠&バッテリー上がりの依頼。
鍵穴にカバーが付いているタイプで、お客様自身でリモコンキーに内蔵のメカキーを使いカバーを外すそうと思ったが外れなかったとのこと。
カバーは慣れていてコツを掴んでいればすんなり外せるケースが多いが、初めてやる場合は力加減なども含めてけっこう難しい場合もあるのでお客様が外せなかったのも無理はない。
車はスポーツカー開発の聖地と言われるドイツのニュルブルクリンクでFF(フロントエンジン・フロントドライブ)量産車最速のメガーヌ R.S.。R.S.はF1をはじめとするルノーのモータースポーツ活動や、高性能な市販車モデルの開発を担うルノー・スポールの頭文字。
1.8リッターの直列4気筒ターボエンジン(300馬力、トルク42.8kgm)を搭載し、サーキット走行を前提に走りを磨き上げた高性能モデルで価格は464万円~。ハンドリング性能が良くコーナリングが楽しいのでかなりお気に入りのようだ。
FF最速の座をめぐっては、ホンダのシビック タイプRと熾烈な争いを繰り広げている。先月、今年の秋に発売予定の新型シビックのハッチバックが世界初公開されたが、ライバルとなるタイプRは2022年に発売するとのことなのでこちらも楽しみだ。
休日の早朝、荒川区でシボレーエクスプレスの開錠依頼。あまり聞きなれない車種ですが、バンタイプのアメ車のようです。
早朝という事も有り、現場にはサクッと到着。しかし、お客様は一向に現れません。
現場は細い生活道路で、道幅には似合わない位の大きいバンが道を塞いでます。「これはマズいなぁ」と考えているとお客様登場。
どうやら道を塞いでしまった為、交通誘導をされていたとの事。後ろにはご家族もいらっしゃって全員大慌ての表情。
で、作業に入る訳ですが、背後から「車検に間に合わない」「予約の順番変更できない?」など、かなり切羽詰まった会話が飛び交ってます。
しかし、こんな早朝ではお店はおろか、車検場もやってませんし、「車検?」と疑問を抱きながら開錠完了。
「これで間に合います!」と感謝されましたが、こちらとしては膨らむ「??」
書類をお渡ししている最中、後部の扉を開けるお客様(のお子様達)荷台にはカートとヘルメット、ツナギが入っておりました。
つまり、お客様が「車検が~」と仰っていたのは、レース車検の事だったのです。「あ~なるほど」と一人納得している最中、物凄い勢いで車に乗り込むお客様。
レースをされるお客様は中々お目にかかる事が有りませんが、こちらは家族総出でレースをやられているそう。嬉しそうなお子様の目が印象的でした。もしかしたら将来のF1レーサーかも?
いすゞ・ギガ10t開錠のご依頼です。インロックした当初、事務所にあるスペアキーを試すも開錠出来なかったとのこと。
スペアキーを見ると100本近く?ジャラジャラと大きな箱に入っていて、この中からギガの鍵を探すのは大変そうに思えました。
鍵穴の中を覗くとかなり摩耗した状態でしたが、ピッキング開錠するには問題なく、そのまま開錠しました。車内の鍵で動作確認をすると、ドアの開閉に問題なく一安心です。
お客様は「なぜスペアキーで開かなかったんだろう」と疑問に思われていたので、まず車ごとに整理したほうが良いのと、1本ずつ丁寧に挿して回してみることをアドバイスしました。
たくさんある中で回していくと、最初は丁寧に奥まで差し込んで回せるんですが、何本も試してく中でどうしても雑に回そうとしたりします。
「このキーで絶対回るはず」と思って雑にならないことがコツ、、と話して何か違和感を感じました。そう、まるでトライアウトキーの開錠方法でした。
トライアウトキーもスペアキーも、一本入魂で挑むが吉かと思います。
豊洲市場で、大型トラックの開錠依頼が入りました。携帯電話も一緒に閉じこんでしまったとのことで急いで現場に向かいました。
ところが指定された場所に該当のトラックが見つかりません。豊洲市場内は全てが一方通行になっていて、通り過ぎると戻れないので見逃すと大変です。1台ずつナンバー確認しながら進むのですが、あまりに数が多すぎてキリがありませんでした。
豊洲市場は道路を隔てて大きく3つのブロックに分けられています。もしかしたら住所違いもあり得るかと思い、別の区画に飛んだところ偶然にお客様のトラックを発見、無事に開錠出来ました。
運転手の方は、荷下ろしが終わった直後のようで汗だくでしたが、とても喜んでいただけました。
気づけば次から次へとトラックが荷下ろしにやってきます。大きなトラックで毎日信じられない長距離を往復して納品時間にも追われ、この時期の荷下ろしも汗だくで、本当に頭が下がる思いです。
市場を行き交うトラックを見ながら「自分も頑張ろう」と身が引き締まるような気持ちになりました。
開錠工具を作り始めると、あっと言う間に没頭するわけです。
完成後に毎回、不必要な部分に多くの時間を掛けすぎたなと反省するんですが、これがうまく調整出来ないわけです。
おそらく結果が目的ではなく、作ること自体が目的になっているんだろうと思います。もちろん使いづらい工具は作りたくないので、「作りたくてしょうがない」という工具は、結果的に使いやすくなる確率が高いわけです。
反対に結果をリアルに考えすぎると、うまく行かないことのほうが多いです。効率的に結果を求めたくなって、もっとラクに短時間で低コストという側に興味が向くわけです。ヒドイときは、作らないことが最もラクで低コストという本末転倒な流れになるときもしばしば。
不思議ですよね。机上では結果を明確にしてからスタートしたほうがうまく行くように思えるんですが、実際はあまり意識しすぎないほうが良いクオリティになることが多いです。
夜更けのコインパーキングでミニバンの開錠です。
車内では犬が寝ているとの事なので静かに開錠、そして鍵穴から目を離すと隣に一匹の小型犬がいてこちらを見上げていました。
「あれ?まだドアは開けていないはずなのに…」車内を確認するとしっかり後部座席で丸まって寝ている犬の姿、そうなるとこの犬は一体?
不思議に思っていると道路の方へと駆けて行く小型犬、なんとなく後を追うとそこには飼い主と思われる人の姿があったのでした。
そういえば深夜だとリードを付けないで散歩させている人も見られますよね。状況が状況だけにとても混乱したのでした。
お世話になっているディーラーの営業担当様よりBMWのオーナー様がインロックで困っているので開錠作業に行ってくれないかとのご依頼です。
そのまま向かうとオーナー様に料金がかかってしまうので任意保険に付帯されているロードサービスを利用すれば無料で解決できますよ、と伝えると「そうですね、ではそのまま伝えてみます」と一旦保留。しかしすぐに再入電「急いでいるのでお金がかかっても良いから来て欲しいそうなので・・」ということですぐに出動です。
待っていたのは数年前の特別仕様の5シリーズ。夫婦で出かけようとした時のトラブルだったようですのですぐに開錠、すると「ほら~やっぱり早い」とお客様。以前保険のロードサービスを利用して時間がかかり、ディーラーの紹介なら信頼できるしすぐ来てくれるだろうしで、ご依頼いただけたようです。
「時は金なり」ということわざがありますが、時間と効率にお金を支払った感じなのでしょうね。
自分なら時間がかかってもいいから無料の方を絶対に選んでしまいます。成功するためにはお客様のような感覚も必要なのだろうな~と考えてしまう出動でした。
昼過ぎに福島県いわき市でBMW・X5のインロック。
場所はゴルフ場、到着し話を聞くと朝に閉じ込んだそうだが最初の業者さんが開けられなかったようで2番手とのこと。
車は2019年に発売された4代目となる現行モデルなので、鍵穴はドアハンドルの楕円のカバーを外した奥の方にあるタイプ。鍵自体はそれほど難しい鍵ではないが、ドアハンドル内の奥にあるのでやりづらくこのタイプは2番手で出動することが結構多い。
まずはカバーを外そうと思ったら、こじって外そうとしたようなキズが付いている。お客様に確認すると知らなかったようだが、会社の車なのでいつ付いたか分からないしあまり気にしないので大丈夫とのこと。
このタイプのカバーは裏側から指で押すと簡単に外れるが、他メーカーでもカバーの外し方を知らないと解錠するよりカバーを外す方が時間がかかるケースもあるので、新型でカバー形状が変わった場合は注意が必要だ。