TVで興味深い話しをしていて思わず食い付いたんですが、お金持ちの人が海外移住後にうつ病になる人が少なくないという話しでした。
日本で成功して一生遊んで暮らせるお金を手にして海外移住したものの、毎日貯金の減る生活に耐えられないそうです。それは何十億円あってもダメで、毎日失うだけの時間を過ごしていくと心も乱れ酒浸りになるとかなんとか・・
面白いですよね。隊長は大金を手にしたことはありませんが、これ少し分かるような気がするわけです。開錠スキルも頂上を目指して鍛錬を積むものの、実は頂上が無いというか、本人が勝手に「極めた」と思ったところがゴールだったりします。そして勝手にゴールした人から落ちていくわけです。
山登りの途中というのは緊張と不安の連続なんですが、そのおかげで滑落しなくて済んでる側面があるような気もします。
もしかすると緊張感から解放される環境というのが、人が住む世界には許されていないのかも。どんなに苦労しても半歩、いや0.1歩でも前進している実感が無いと、精神的に持たないのかもしれません。
安易にゴールインすると(現状で立ち止まってしまうと)取り返しの付かないことになるなーと思ったら、以前同じような日記を書いてましたね。
スマートキーが利かなくなったので見て欲しいとのご依頼です。
現場で確認するとキーの通信がうまく行って無いようなのでメカキーでドア開錠後、一度エンジン始動してみると無事に復旧しました。正直なところ原因は不明だったんですがオーナーさんには大変喜んでいただけて、ついでにもう一か所見て欲しいとの事、うかがうとなぜかリヤハッチだけ施錠出来ないのだそうな。
「見ていてね」とオーナさん、スマートキーのボタンで施錠後、クルマの後部に回り込んでリヤハッチに手を掛けるとそのまま開けてしまいました。「ほらね、ロック出来ないんだよ」と…思わず「なるほどー」となるところでしたがこのクルマ、スマートキーですよね?
そういう事ならば、と今度はキーをお預かりしてもう一度試してもらいます。「あれ?今度は開かない」と不思議がるオーナーさんへスマートキーのご説明をすると「なるほど~」と納得いただけたようでした。
スマートキー仕様のクルマには最近乗り換えたばかりというオーナーさん、確かにリモコンキーの延長と思ってしまうと予期せぬ動作が多いかもしれませんね。
日曜日、府中市にある多摩川沿いの運動公園へVWビートルの開錠に行ってきました。
道中で見た土手の上の遊歩道はジョギングや散歩の方がたくさん。そして運動公園の駐車場も満車状態。昨年5月の日曜日とは大違いです。
出発前に連絡したお客様から「今からちょうど試合になるので50分後に来て」と言われていたので、ピッタリ50分後に合流です。
試合直後でお疲れなのでしょうけど、なんだか清々しく感じます。体を動かしてさっぱりされたのでしょうね。若干曇ってましたが5月の陽気も気持ちいいですし。
コロナ前の世の中にだいぶ戻ってきたなーと実感した5月。このままコロナ騒動が終息したら嬉しいな。
ダイハツ・ハイゼットの解錠依頼。
キーはあるけど開かないとのことで到着するとお巡りさんの姿が。鍵穴がいたずらされて被害届を出したそうで状況を確認していた。
鍵穴を見るとマイナスドライバーのようなもので強引に回そうとした感じでかなりひどい状態。お巡りさんの作業許可が出たので先ずはメカキーを差し込んでみたが左右ドアともに奥まで差し込めず。
ピッキング解錠できるか試してみたがこちらもダメだったので窓枠からの解錠でとりあえずドアは開いた。
お客様は弁当屋の従業員で工場裏の月極駐車場にとめていた車が被害に。単に車を盗もうとしたのか、弁当屋の名が貼ってある車なので狙って嫌がらせをしたのかは不明でお客様は困惑していた。
営業車に使用されているホンダ・N-ONEのバッテリー上がりのご依頼がありました。
一週間程度未乗車とのことで電圧測定するとバッテリーは完全放電でした。お客様は全く心当たりがないと言われていましたが、サージ処理しつつブースター繋ぐと室内灯が点灯しました。原因は室内灯の消し忘れのようです、とお伝えするとお客様は不思議そうな顔をされていました。
続けて、室内灯程度でも数日間でバッテリーは空っぽになります、と説明すると「バッテリーって何ですか?」と質問されるお客様。全く想定していない質問でしたので軽くフリーズしてしまいました。
思えばバッテリー上がりで伺うお客様のほとんどの方は、バッテリーの役割をご存じでしたので、そもそもバッテリーとは何かという説明をしてこなくて済んでいたように思います。
とりあえずスマホなどのバッテリーに例えて説明した所、充電の必要性をご理解頂けて何とか復旧完了。
頭で理解できていても、言葉にしようとすると中々出てこないもどかしさを感じました。今後は手短に分かりやすく説明出来るような例え話しを準備しておこうと思います。
茨城県美浦村にあるゴルフ場で、輸入車の解錠依頼が入りました。
高速道路を降り、左手に見える霞ヶ浦をかすめるようなルートで現場に急ぎます。
開錠作業を無事終えてお客様をお見送りした後、緊張が解けたこともあり、ふと行きで見えた霞ヶ浦をもっと近くで見たくなりちょっとだけ寄り道です。
いつもは混み合う都内を中心に稼働していることもあり、田植えが終わって間もない田んぼが広がる道を、とにかく大きな霞ヶ浦に向かって走ってるだけで癒されて行くようです。
エンジンを止めると、途端に聴こえてくるカエルの鳴き声も農耕車が落としていったアスファルト上の泥や草の匂いも、都心ではあまり味わうことが出来ない忘れかけていたような懐かしい記憶を思い出させてくれます。
休みの日にもう一度来て、今度は一日のんびりと周りの観光もしてみたいと思いました。なごり惜しいですが、ただいるだけで十分に癒し効果のある気持ちのいい霞ヶ浦の湖畔でした。
休みの日にゴールデンカムイ展に行ってきました。知らない人からすれば何?という感じかもしれませんが漫画のイベントです。
以前に読み始めの段階で「ちょっと退屈だな」と思って止めていたんですが、カミさんが「面白いからぜひ」というので再び読み始めたらハマりました。
内容はサバイバルやサスペンスやホラーといったシリアスな流れと、ジビエ中心のドン引きレシピやエログロや変態やギャグが交互に来るわけです。日露戦争後のアイヌ地方という舞台も良かったし、戦闘シーンや作画も見応えあったし、何よりキャラクターが丁寧に書き込まれているので、サブがサブにならずに入り込めたように思います。
心底「すごい漫画だなー」と思ったので「よし、東京ドーム行ってみるか」となったんですが、現地で驚いたのは若い女性が多かったところ。変態描写が多くて普通にドン引きするシーン満載だったんですが、今や老若男女関係無いんでしょうか。平日の昼間なのに賑わってました。
最近になって、こうした記念イベントに夫婦で参加するようになったんですが、思えばコロナ禍になってからですね。これまで真剣に漫画を読んでこなかったので、純粋に芸術品として楽しんでいます。
日産・デイズのバッテリー救援です。放電原因はライトスイッチがスモールの位置になっていて、エンジンを停めた後にも車幅灯が点灯していたせいでした。
現行のデイズのライトはオートでの運用が基本でOFFのポジションというものがありません。周囲の明るさをクルマが検知して勝手にオン、オフしてくれて、イグニッションスイッチと連動しているのでオート位置にさえしておけばライト消し忘れの心配はないんですが…
状況を伺うとなるほどというものでした。それによるとまだ薄暗い早朝の走行時、対向車に激しくパッシングされたんだそう。デイズにはオートハイビーム機能もあり、てっきりそれが眩しいのだろうと思ったオーナーさん、ライトスイッチを操作したらうまい事ライトが減光してくれたんだそうな。そしてちょうどそのあたりで朝日が昇り、ライトスイッチを操作した事を忘れてしまったらしいのです。
昨年の10月から、新型車にはオートライトの義務化がされたんですが、単にOFFポジションが無くなっただけではなくて複雑な仕組みになっているみたい、なので操作時には注意した方がよさそうです。
山形県東根市へ2番手業者としてアウディTTの開錠に行ってきました。
お車は現地のナンバーではありません。出発前に連絡すると引っ越し中のトラブルとの事で「近くのホテルをとっているのでそこで待機しています」とのお話
引っ越しでホテル?と思いつつもその時の時間は午後2時少し前。なんとか日が暮れる前の到着を目指し出動です。
無事に出羽三山に夕日が沈むタイミングで到着。待っていたのは古めのTT。100回以上は開けたことがあるTTですのですぐに解決したいところでしたが、先の業者さんがあきらめたシリンダーなのでさすがに難しいです。きっとここのところでハマったんだろうな~と思うところを攻略し無事に開錠です。
お客様は青森から関東方面への引っ越しの途中なのだそう。なのでTTのトランクは荷物で満載。そして道中の東根で一泊予定だったとのこと。やっと「引っ越しでホテル」の謎が解けました。
助人サービス初の山形県への出動。ここ数カ月で岩手、福島とご依頼が続いていて数年前に宮城県には出動しているので、残すは青森と秋田で東北コンプリート!ってなれるかな?
ホンダ・シビックのインロック。
1972年に初代モデルが発売されたシビックは、去年11代目モデルが発売され海外でも人気のホンダを代表する車。
到着すると車は6代目シビックの高性能グレードのタイプR。タイプRはエンジン、足回り、ボディ剛性の強化、軽量化などかなり手が入っていて、シビック タイプRはNSX タイプR、インテグラ タイプR、に続くタイプRシリーズの第3弾。
シビックでは6代目で初めてタイプRが設定され1997年に発売。お客様は20代の若者だったが、軽量コンパクトなボディに8200回転で185馬力を発生する1.6リッターの直列4気筒VTECエンジンを搭載しているだけあってかなり楽しい走りのようだ。
新車価格は約200万円だったが、現在の中古価格は200万円~500万円程となっていて相変わらず高騰している。
マジェスティ250バッテリージャンプのご依頼がありました。
この型のマジェスティはイグニッションに鍵を抜き差しするタイプではなく、スマートキーで電気的にロック解除、始動、メットインを開ける車両です。バッテリー上がりの時は、スイッチでの操作はできなくなるので、スマートキー内蔵のメカキーでメットインを開け、バッテリーにアクセスします。
ところが、出発前連絡の時点では「以前メカキーでメットイン開錠できたのに、ご依頼の日は開錠できなくなってしまった」とお伺いしました。到着後に私がメカキーで開錠を試みると、パカン!とあっけなく開錠し、ワイヤー切れやシリンダーの故障は見られませんでした。
このシリンダーは単純に回すだけではダメで、押し込みながら回すというダブルアクションになっているのが特徴です。しかも鍵穴が下向きに隠されているので、力の入れ方にもコツがいるのかもしれません。
問題なくバッテリージャンプで復旧し、このままバイク屋さんに直行です。お客様は数回練習すると問題なく開錠できるようになっていました。つい先ほど「メカキーで開錠出来なくなってしまった」と思っていたときは、エンジンが始動出来ない不安から「鍵穴も故障したかも」と思ってしまったそうで、おそらく心理的な影響が大きかったのだろうと思います。
洗車中に鍵をトランクに閉じ込めてしまったBMW・5シリーズの解錠。トランクスルーが無い場合もあるので、トランク開錠対策もしつつ現場へ急行しました。
お客様のお話では初めてのインロックの経験。ご自身でスマホのネット検索で直接依頼したカギ屋さんが開錠に至らず撤収してしまい、ディーラーさんに相談した結果、任意保険のロードサービスを提案されたという流れのようです。
鍵穴はやや深いタイプで本当にピッキングで開くのかと、とても心配そうなご依頼者様でしたが、問題なく開錠。リアシートにはお客様も初めて知るトランクスルー機構があり、トランク内のキーを取り出す事も出来てやっと一安心出来たご様子でした。
一件目の業者さんから提示されていた開錠料金は3万円とのことでしたが、キャンセル料も請求されなかったようなので良心的な業者さんだったのは幸いです。
もっと早くロードサービスの存在を知っていたら休日を無駄にしなかった、とお嘆きでしたが初めての事ですので、とっさに思いつかないのも無理は無いのかも知れません。
ヤマハ・ジョグのメットイン開錠です。いつもと違うのは他の隊員へ同行していること。
なぜ同行しているかというと、ジョグはちょっと大変というか、現状の工具のラインナップではちょうどピッタリのモノが無いので、開錠しづらいわけです。
長さの合わない孫の手みたいなものでしょうか。短いモノでは届かないし、長いモノではかゆい箇所を越えてしまう感じです。実車を見て研究するのが一番早いので、たまに現場隊員に同行しながらアレやコレや考えるわけです。
結果的に新しい工具は作らず、既存のモノを流用していく流れで落ち着きました。その代り手のひらを曲げて指の置き場所をどうするとか、工具で不足する部分をテクニックでカバーしていくことになるので、作戦に手を加えるのが不安材料でしょうか。
車種ごとに工具を用意するとトンデモない数になるので、時にはこうして中間部分をテクニックでカバーしていっています。
秩父方面のキャンプ場へ出張開錠してきました。
到着したのは深夜なので入り口は閉鎖中、オーナーさんと合流して管理人さんへ事情を説明です。いくつか注意事項があったんですが、一番念を押されたのは就寝時間なので静かに作業して欲しいという事でした。
なのでテント横のクルマへ行く前に入念に打ち合わせ防犯アラームは鳴らないという事なので一安心でしたが、念の為アラームの停止方法も確認して車両のもとへと向かいました。
さて、開錠を終えた旨をヒソヒソ声でお伝え、オーナーさんが嬉々としてドアを開けた瞬間、静寂を破るアラーム音がキャンプ場内に響き渡りました…
(鳴らない設定じゃなかったの?)動揺しながらジェスチャーで車内のオーナーさんへ停止方法を伝えるんですが慌ててしまってこちらを見てくれません。そのうち子供の泣き声なんかも聞こえてくるし…
…もとの静寂のキャンプ場へ戻るまで、とてもとても長い時間に感じました。
雨の日の夜、ハイゼットの開錠依頼です。
合流すると「急にアプリが使えなくなってしまって・・」とお客様。お客様は配送業者さん。ハイゼットは古めだしアプリで施錠開錠を操作できるレンタカーナンバーでもないし・・と不思議に思いつつ更にお話をお伺いします。
お車は配送会社のもの。使い勝手を考慮して後付けのスマートシステムが装備されているそうで、キーの受け渡しが無くてもアプリがあればロック解除から始動まで出来るそう。そのアプリが使えなくなっての今回の開錠依頼でした。
ということで開錠後にドライバーさんがアプリが使えなくなった原因を調べると雨の夜なので急いで降りた際にスマートシステムのボックスを落下させてしまい、その際に内部のとあるところがずれて作動しなくなったようです。
事務所で調べると、まだ出始めたばかりの装備のよう。最初の頃は不具合も多いでしょうけど世の中に浸透しそうな感じがします。キーの紛失やインロックの心配もないですし、キーの受け渡しもいらないし。
最近、車の進化が目まぐるしく感じるのは自分だけでしょうか?
川崎市川崎区でクラウンのインロック。
到着するとどう見てもトヨタ・クラウンではなく違う車。車両違いかなと思いながらよく見るとフォードのクラウン ビクトリア。クラウンとしか聞いていなかったのでてっきりトヨタのクラウンだと思い込んでいた。
2012年まで販売されたフルサイズセダンのクラウン ビクトリアは、ポリスカー(パトカー)やイエローキャブ(タクシー)として古い映画でよく見るが、日本では正規輸入されていないので並行輸入で購入したようだ。
お客様の車はポリス仕様だったが、アメリカではポリスカーが払い下げで中古車市場に流通するようで、実際にポリスカーとして使われていた本物を並行輸入して乗ってる人もいるそうだ。
トヨタ・86の開錠のご依頼がありました。
現着すると周りは86ばかりで、いわゆるオフ会真っ最中という感じでした。一通り作業前のチェックを済ませ、開錠作業を始めようとすると、お客様の友人の方達が集まって来ました。まもなくして問題なく開錠し作業終了。
作業後に鍵穴の動作確認をお願いしていると、友人の方から「私の86はリモコンがないから、キー閉じ込みなんて起きてないわよ」と声をかけられていて、友人の方の車両を見ると80年代の車両カローラ・レビンGT-V、形式名称「AE86」でした。後輪駆動、MT車、パワステなし車両で、ひと昔前は考えられかったのですが、若い女性が平然と運転する姿はかっこいいですね。
対してお客様は現行の86なのでハイテク仕様です。友人の方から「このスイッチは何?」と質問されまくっていて、ひとつひとつ丁寧に答えられていました。
この新旧の86のオーナー様はお互いにお互いが羨ましいとしか思えないご様子で、色んな言葉を交わされいました。共通の車で語り合う姿は本当に楽しそうでした。
カギがあるけど開けられないというメルセデスベンツ・Eクラスの救援依頼です。
前日からリモコンキーが反応せず、メカキーでも開けられないことからディーラーさんに相談。丸一日格闘するも解決には至らず、翌日になった本日、保険屋さんを通してご依頼です。
状況を伺い原因を探る為カギ穴を確認。ピッキングには問題がなさそうですが、お客様が取り出したのは大きなプライヤー。回すにはとにかく固くて素手では痛くなるから、と気を使って頂いてるようです。
昨日はこれで力一杯回したらぐるりと何度も回ったが、ドアは開かなかった、とそれを実践をし始めたので、さすがにそれは、とやんわりと制止しつつピッキング開始です。
丁寧にピッキングすると問題なく解錠。力ずくで回ってしまったことが心配でしたが、壊れてはいないようで一安心。フォルクスワーゲンで空転するカギは知ってましたが、メルセデスベンツの鍵が空転してしまうとは初めて知りました。
またしてもバッテリー上がりのキーのカギ山違いのようです。バッテリージャンプ作業中、昨日のうちに保険屋さんに相談していたら昨日の予定はキャンセルせずに済んだのに、とお嘆きでしたがお車が無事に復活してとても喜んでいただけたのはなによりでした。
夜間にハーレーXL883のガス欠です。当初のご依頼は10L給油の予定でしたが、一抹の不安を覚えてお客様へ電話をしました。
実はハーレーならではのカスタムのひとつに、ガソリンタンクを容量の小さいものに交換しているケースがあるわけです。案の定、かなり小さいタンクへカスタムされてるとのことでした。
タンクが小さいと何が大変かというと、給油中にあふれるリスクがあること。ガソリンスタンドの給油ノズルなら「カチッ!」と自動で止められるので安心なんですが、全て手動のガソリン携行缶では給油中にストップしづらいわけです。
お客様と相談した結果5L購入しました。実際に給油する際はヘッドライトに加えてハンドライトも加えて万全の態勢で給油開始、給油中は何度もノズルを抜いて油面を確認するなど最後まで気の抜けない作業となりました。
給油作業は一見簡単そうに見えるんですが・・あふれるかもしれない給油作業ほど大変なものもないという話しです。
2ヶ月ほど乗っていなかったポルテのバッテリー救援です。
バッテリー電圧は初期12.0vだが、セルを回すと同時に10v以下まで低下してしまう容量不足の状態、バッテリー上りの典型ですね。
ブースターを接続してスタートをしてもらうと!?爆発の気配が全くない…どうやらプラグ被りの症状だ。スタートを中止して詳しく伺ってみると二日ほど前に一度エンジンをかけたものの、家の中に荷物を忘れてすぐにエンジン停止、その後エンジン始動出来ずにバッテリーを使い切ってしまったんだそうな。
「エンジン始動後、すぐに停止」どうやらここに原因があった模様、すぐに被り除去の手順に切り替えて無事に復旧です。
「乗っていない」=「エンジン始動していない」と思ってしまいがちだけどこの辺りの認識は人それぞれなので現場でのヒアリングが重要になって来る。
連休後半に山梨県富士吉田市へVWパサートヴァリアントの開錠に行ってきました。
出動はお昼過ぎ。現場はふじさん牧場の駐車場。100キロ先でしたが途中で渋滞もなかったので予定していた時間より大幅に早く到着です。
まず合流したのはご依頼であるご家族のお父さん。ピッキングで開錠するとお話しすると興味津々で色々と質問されてきます。そして開錠作業に入ると同時にご家族とワンちゃんも車の所へ。無事に開錠すると歓声が上がりちょっとしたショーのような感じになってしまいました。
お伺いすると牧場へ到着した時のインロックだったようで、待っている間に牧場を楽しめたそう。「ちょうど良いタイミングで今日泊まる宿へ向かえます」とさらにお喜びでした。
正直なところ、向かっている道中は久々の行動制限のないGWがインロックで台無しになっていないだろうか心配だったので一安心。そして開錠作業も一種のイベントのように楽しんでいただけたので満足のいく出動になりました♪
福島県でVW・パサート ヴァリアントのインロック。
夕方の依頼だったが、その日の都内の最高気温は20℃程で福島の方もそれほど寒くないかと思ったら、現場手前の山に入るとバイクの外気温計は2℃を表示。
冬用の装備じゃなかったのでかなり寒かったが無事解錠で一安心。泊まることも考えたお客様にもよろこんでいただいた。
ゴールデンウィーク期間中なので、東北自動車道で向かっていると反対の上り線はかなり渋滞していたが、営業所に着くころには日付が変わっていたので渋滞には巻き込まれず助かった。
高速は40kmを超える渋滞があったり、羽田空港周辺も大渋滞だったりでGW期間中出かけた人はかなり多かったようだ。
ホンダ・リード125のキー閉じ込みです。
リードは登録台数が多く、比例して開錠件数も比較的多いと言えますが、今回は後付けの車載BOXの「GIVI」の開錠になります。
このGIVI開錠で私はハマってしまった事があり、その時わたしは使用するツールを間違っていたので、先輩にこっぴどく叱られた事があります。ツールを間違うだけで速攻開錠できる事が、難開な鍵となってしまうのです。
それから私は鍵に合わせ自社開発されたツールを使用し、適切な開錠方法をA隊長から訓練され自信がありましたが、すぐに開錠しようと思っていた気持ちから一転、実車GIVIの開錠はハマった時以来なので緊張感を伴いました。
実際ピッキングを行うと先輩の言ってる通り、速攻で開錠。正しいツールを使うとこんなに楽なのかと痛感したので、これからはGIVIで緊張することも無くなるでしょう。
首都高の八潮パーキング内でインロックしてしまったと解錠依頼です。
八潮PAは上り側にあるので、足立拠点から出発すると反対側になります。一旦通過した後に八潮インターで降りてUターンして・・と考えていたら「徒歩で行くんですよ」と先輩隊員。
なんと八潮PAは地上から入場出来るようで、買い物やお食事のみのお客様専用入り口から歩いて入れるとの事。トラブル現場は高速道路のパーキングエリアなのに、一般道のみで駆け付けることが出来ました。
案内通りに入っていくと、そこは連休で込み合う売店やトイレ、喫煙所などが並ぶ裏から徒歩で入場するという不思議な感覚。
該当ナンバーのお車のそばで遠くの入口を眺めているお客様の後ろ姿を発見。驚かせてしまわぬように、そっとお声をかけてご挨拶すると、早い到着にとても喜んで頂けました。
解錠もすんなり完了し、お客様の時間ロスも最小限に抑えることが出来たようで何よりでした。
「とにかく急いで来て欲しい」という超お急ぎ案件で、エブリイのバッテリー上がりの救援作業が入りました。
出発連絡では切羽詰まった雰囲気がすごかったので無我夢中で現着。するとお客様から「バッテリーはこの下にあります」と指さされた荷台には、荷物が満載状態でした。
バッテリージャンピング作業するには、一旦荷物を片付けなければなりませんが、お客様は動こうとされません。内心「あれれ?お急ぎでは無かったの?」とか「お客様の私物を自分が片付けるの?このコロナ禍で?」と思った瞬間、お客様がよろめきました。なんと足を怪我されていたわけです。
急いできれいな手袋に交換して消毒し、お客様の指示を得ながら荷物を片付けました。そしてすぐにバッテリージャンピングすると無事始動。お客様は何度もお辞儀をしながら、そのまま急いで出発されていきました。
誰でも余裕のないときはあるというか・・おそらく、お客様は急がなければならない事情と怪我が重なったんだろうと思います。
一瞬でもムッとしたことを恥じた次第です。
ここ15年ほどで大きく変わった仕事環境の一つに地図のデジタル化という事があります。
それ以前からカーナビはあったんですがバイク用は種類も無くて割高でした。それがスマホの普及によって一気に手軽なモノになったんです。
スマホの場合はWEBマップなので機能は随時更新されるし、渋滞情報も反映されているので出発前にルートを調べると最適な道筋を選んでくれて便利です。
ただ気を付けたいのはバイクの場合は必ずしも推奨ルートが正しいわけではないという事、そこを修正できないとバイク移動を売りにしている意味が無くなって来るんですよね。
とはいえ最近のWEBマップはかなり精度が高くなっていて修正がいらない場合がほとんど。それでもなんとか変更を加えたりしているのはささやかなデジタル化への抵抗だったりします。
午後八時ごろ、2番手業者として埼玉県本庄市へアウディTTの開錠に行ってきました。
現場はとある学校の駐車場。本庄児玉インターから10キロ先にあるのですが、さすがに夜九時の道路は凄く空いています。しかし途中から同じ方向に走る車が一台・・
この道はほぼ現場の学校にしか行かないよね、という所まで来てもしかして別の鍵屋さんを依頼されたのかも・・と疑念が起こります。そして、戦々恐々で一緒に学校まで到着です。
お客様と合流すると、一緒に到着したのはお客様のご家族。とじ込みから4時間以上たっているので夕食のお弁当をお届けに来られたそう。
ということで162シリンダーをご家族の前で数分で開錠、すると「なんだ~こんなにすぐ開くならお弁当いらなかったね~」どうやら2番手業も開錠に数時間かかると思ってお弁当のお届け、となった模様です。「でもせっかく作ってもらったし食べてから帰ろうかな♪」とご依頼のお客様。
遠距離の2番手出動は時間と開錠難易度のプレッシャーが結構大きいのですが、解決するとこういったほっこりする人間模様が見れたりするので結構好きだったりしますw
埼玉県所沢市でキャデラック・STSのインロック。
STSはキャデラックのミドルクラスセダンで2004~2011年まで販売。グレードによる違いなのか、ピッキング解錠できる場合(通常タイプの鍵)とできない場合(サイドバータイプの鍵)がある。
2番手の出動で、最初の業者さんがピッキング解錠できない鍵が付いていて開けられないと言って撤収したとのことなので、窓枠からの解錠になるかなと思いながらとりあえず鍵穴を覗いて触ってみると、ディスクの手ごたえが少し変だったがピッキングでそのまま解錠。
ピッキング解錠できない鍵と思っていたお客様は驚いていたが、すぐに解決できてよろこんでいただいた。
以前は違う車種だったが、ピッキング解錠ができないと言って2番手出動したらピッキングで開いたことが何度かある。
レクサス・ISのバッテリージャンプのご依頼がありました。
到着してまずバッテリーにアクセスするため、ボンネットを開けようとしたのですが、何かいつもと違う感触があり、中々開けません。何だろう?と疑問に思いながら開けてみると、木の実がボンネットレバーに引っ掛かかっていました。
ボンネットの中には私の実家の庭でよく見ていたツバキの実がゴロゴロあり、それを見たお客様はなぜこんな所にと驚かれていました。東京都心でこれは初めてなのですが、以前軽井沢に住んでいたときに見た事があり、犯人は大抵「リス」です。
お客様はお困りになっているので、とにかくできる限りボンネット内を掃除し、数か月未乗車でしたが、バッテリージャンプで問題なく復旧しました。お客様はディーラーさんにそのまま直行されるとの事で、バッテリー交換ついでに隅々まで掃除してもらうそうです。
ツバキの実1種類のみ集め、保存した実と食べた後の実のカラがきちんと整理されるなど、几帳面で生活感がある様子は私が知るリスの習性そのものです。あくまで個人的な断定ではあるのですが、お客様は「リスかもしれないのか・・・かわいいな。」と散らかした犯人を許してあげていました。
日野の2トントラック、デュトロのインロック救援でのこと。
キーはM382という見た目はごくごく普通のギザギザ外溝キーですが、キーシリンダー内の構造が複雑です。
左右に割れるように配列されたハーフタンブラーが普通にピッキングしようとするとバラけてしまい、たちまち難易度がグンと上がってしまいます。
特に使い込まれた物は注意が必要という認識だったのですが、今回の車両はほとんど未使用状態にもかかわらずすぐに飛び出して絡もうとしてきます。
万が一絡ませてしまうと収集させるのがすごく大変になり、時間も大幅に伸びてしまう事になるので、そうならないように慎重に作業して何とか解錠に成功しました。
古い車両では何度も怖い思いを経験しましたが、まさか新品同様からこんなにも冷や汗が出るハーフタンブラーがあったとはまだまだ勉強不足でした。
強烈に悔しい思い出というのは普段は表に出てこないんですが、いつまでも忘れないわけです。隊長の場合は15年ほど前に他のカギ屋さんに負けた思い出になります。
古いBMWの開錠で他のカギ屋さんとバッティングしてしまい、他のカギ屋さんが左ドアをピッキング開錠し、隊長が右ドアを担当したんですが、あっさりと負けたわけです。
元々コンプレックスはあるものの、このときに芽生えたモノは格別でした。シンプルに開錠作業において他社に劣りたくないと思ったし、自分自身が惨めに感じたし、一刻も早くこの惨めさから脱出しなきゃならないと思ったし、これからどんな時間を過ごさなきゃならないか覚悟が芽生えた感じですね。
おかげで、あの頃に比べて色んな車やバイクが開錠出来るようになっているんですが、あのとき芽生えたコンプレックスは克服出来てないような気がします。
反対側のドアがガチャッと開いたときの、あの時の感覚を思い出すたびに、気の緩みが一気に無くなるほどです。