もう数時間で2009年。今年も色々な事がありました。
考えてみたら反省しきりの一年でした。あの場面ではああすればよかった。あの工具をすぐに使えばよかった。もっと気の利いたお話をすればよかった・・などなど。
でもそんな反省のおかげで、去年よりは成長できたとも思えます。まだまだ改善しなければいけないところが多いのですが・・
正直なところ挫けそうになった時もありました。そんな時の作業後の感謝の言葉やお得意様からの励ましの言葉。どんなに救われた事か。救われただけでなくやる気まで頂きました。本当にありがたいです。
そんな感謝の気持ちを来年はしっかりとお返しできたらと思います。ご覧頂いている皆様、本年中は本当にありがとうございました。2009年も精進して参りますので宜しくお願い致します!
今年は個人的に一年を通し頻繁に過去を振り返った年でした。
それは決して立ち止まらざるを得なかったと言う負のモノではなく、成長に伴い色々な事を圧縮出来る様になった結果、僅かばかりの隙間を作る事が可能になったのかと推測します。それを例えるなら、ガムシャラに走る事しか今までは出来なかったけど、走り続ける事により得たスタミナや経験する事により給われたスキルかな?と。
では、何を振り返ったのかと申しますと、他の隊員と協力し知恵を出し合い取り組んできた事柄全てに至ります。それは定期的な棚卸に似て、今現在の事柄を直近で判断するのではなく、成り立ちまで掘り下げベリファイした後に行う分析や判断。これは至極当然の事ではありますが、今までは色んな思いが複雑に絡み、冷静な判断をする事が出来ていない部分があったのが正直な所です。それが今年は都合の良い脚色をせず冷静にアーカイブ出来たように思うのです。この僅かばかりの成長の実感を来年に繋げられたらと考えております。
アシスタント会社様、HPを見て下さる皆様、今年も本当にありがとうございました。来年も成長出来るよう精進いたしますので今後ともよろしくお願いいたします。
創業してから5年の月日が経過した。思い返してみると予想外の伏兵に苦戦の連続であった。
自慢のサービスがあるにも関わらず、中々認知されない悔しさ・・5年間はこのジレンマとの闘いであったように思う。
そういう意味で2008年は感慨深い年になった。「いつも隊員日記読んでいます」「色んな車の開錠が出来るんですね」「調子に乗るな」良くも悪くもたくさんの言葉を頂いた。また遠方への出張も今年が一番多く、頼られている実感を味わった。
ここまで来るのに長かった・・などとは思わない。あまりに濃厚な時間・・・というか何を考え実践してきたか・・きっと未来の助人に自慢できる時間を過ごせたように思う。
認知され始めたということは比べられるという事。声高らかに宣伝してきた助人サービスが試される時。そんな武者震いの年末です。
今年支持して頂いた方、そうでない方全ての方に感謝致します。来年はより多くの方に「さすが助人!」と言われるよう頑張ります!!
「よいお年を!」救援作業を終えて次の現場へと向かう際にお客さんから頂いたお言葉その一言で年の瀬の慌ただしさからハッと立ち返る。
思えばガソリンの高騰に始まって世界的な金融恐慌による消費の低迷と今年は心中穏やかでない年でした。
しかしながら今本年も大変多くのご依頼を頂きまして無事に年を越すことが出来そうです。全くもってたくさんの方々に支えられているという事を改めて感じさせられた一年でありました。
今年対応した様々な案件の経験を活かし新しい年もさらに頼れる助人隊員となるよう努力して行きますので今後ともよろしくお願いいたします。
多くの方々に支えられた2008年、本当にありがとうございました。
深夜、練馬区にてフォルクスワーゲンゴルフの開錠依頼。
到着すると二階建ての立体駐車場の前で御依頼主がお待ちになっていた。今夜はかなり冷え込んでいる。早々にドアを開ける為、二人で駐車場の二階へ上がった。
金網のスロープを登りきると一階用の照明の明かりが金網の床から漏れ駐車場には不似合いな幻想的な空間が広がっていた。二階には全く照明がない事と冬の乾いた空気がこの空間を作っているのだろう。
思わず見とれてしまい、仕事を忘れそうになってしまった。ここへは仕事をする為に来たんだ。御依頼主の為にも早く開けなければ。
急いで開錠しようと鍵穴にへばり付こうとすると視界に入ってきたのは金網の床。しかも下の車はちょっとした高級車。万が一道具を落として下の車にキズを付けたら・・とかなり慎重になりつつも無事終了。
なんだか感動したり急いだり慎重になったりとある意味忙しい作業でした。でも冬の照明って本当にきれいですね。
浦安市のくるまやラーメンでハイゼットの開錠作業。無事作業を終え「食べたいなぁ」という思いは、次のお急ぎ案件によって断ち切られた。
くるまやラーメンといえば味噌ラーメン。にんにくや生姜がたくさん入っていて、今の季節にはピッタリだ。
関東には昔からあるくるまやラーメン。安いし近いしで高校生の頃なんか毎週食べていたように思う。それでも一度10年間のブランクが開いた。東京来てから豚骨や背脂を知ってカルチャーショックを受けていたのだ。
すっかりくるまやから遠ざかってた頃、札幌の有名店で味噌ラーメンを食べた。有名人の色紙がたくさんあり期待して食べたら何かイメージと違うような・・すでに記憶の片隅に追いやられていた味を、再び確認する必要があった。
10年ぶりに食べたときの感動は今も忘れない。すっかり過去のものかと思っていたA隊員。今も変わらぬ味で頑張っているんだなぁ・・と食べたのはつい最近。
くるまやはチェーン店だけど、なぜか店ごとに味が違う。個人的には「篠崎店」が一番おいしいと思う。
葛西臨海公園駐車場からホンダ・ステップワゴンの解錠依頼。ご依頼を頂いたのはとっぷりと日も暮れた時間。急に風が強くなり寒さも増す。
駐車場内で合流するとお客さんはかなりの薄着で凍えていた。驚いて訳をお聞きするとインロックでは無く鍵の紛失との事。そしてその紛失理由にまたも驚きました。それは置引き。
まだ陽もあり温かかった夕方。上着に携帯と車のカギを入れベンチに置く。ほんの1~2分上着から注意を逸らした隙に上着が無くなった。ビックリして辺りを見渡すと遠くに上着をもって逃げる犯人を発見。必死に追いかけるが距離があり過ぎて見失ってしまう。元の場所に戻ると上着を置いた場所に携帯が落ちていた。
その後、管理事務所に行き警察にも届ける。幸いにも財布と自宅のカギは車内にあり帰宅は可能なので、解錠後直ぐに予備キーを取りに行かれるとの事でした。速やかにドアを開け、吹きっ晒しで凍えるお客さんには車内に入って頂く。そして書類を作っている最中に気になる事が脳裏に浮かんだ。
-お客さんが車から離れたら- -賊は車のカギを持っている-
「あっ!そうですね、危険ですよね?!」そう言われるとお客さんは友達に連絡。車で迎えに来てくれる方と、ステップワゴン内で待ってくれる方を確保。「取りあえずこれで動く事ができます」その言葉をお聞きし現場を離れた。
これから年末年始にかけ窃盗事件が増えると聞きます。旅行や帰省で長期間自宅を離れる際の空き巣。駅や空港、レストランやゲームセンターでの置引き。忘・新年会帰りでうたた寝してしまった時の寝込みスリ。高速パーキングや道の駅での車上荒らしや乗り逃げ盗難。
危険は近くに潜んでいます、皆様ご注意を!
19時を回った頃にアルファード開錠のご依頼
「どうしても今日中に、出来ればすぐに取り出したいものが中にあるんです!」指定された駐車場に到着するやいなや駆け寄って来てそう話すお客さん。とてもお急ぎの様なので早速開錠に取り掛かる。
それにしても今日中に必要なものとはなんだろう?色々と想像しているうちにシリンダーが回りだす。
ドアが開くと同時に車内へ駆け込んで行くお客さん、暫くして出て来たその両手にはリボンがついた大きな袋があった。
「実は今日、子供の誕生日でして・・・」なんでもプレゼントが大きい為、家の中では隠しておけずに車内へそうして誕生会の予定の今夜仕事帰りにプレゼントを持ち出そうとしたらインロック約束の誕生会が迫るなか、とってもお困りだったそうな。
重そうにプレゼントを抱えるお客さんを見送り、時計を見ると19時45分、ゆっくり誕生会が出来そうな時間に解決出来たのはなによりでした。
渋谷区にてランボルギーニ ガヤルドのバッテリー上がり救援。
ホテルのような高級マンションに到着する。連絡すると重厚な駐車場用のシャッターが開き中に促される。
すごい・・・上下に動く室内立体式の駐車場なのだが、一階に出ている車だけでもすべて超高級車。ご依頼のガヤルドの隣にはフェラーリF430が普通に停まっている。
浮き足立ってしまいそうな中、慎重にブースターをつなぐ。無事に唸りをあげるV10のエンジン。
しかしああいった世界もあるんだとつくづく思った。庶民のY隊員から見ればまさしく別世界。
ちょっと夢見がちになってしまった師走の夜でした。
ヨドバシカメラでボクシーのバッテリーが上がったとの知らせ。バイクでの入場が許されて意気揚々と地下2階へ入った。
お客さんのボクシーを発見し電話するも、すぐ留守電になってしまう。困り果てていると警備員さんが来られた。
事情を話すと「館内放送しましょう」と警備員さん。ナイスアイディーア!ということでお願いする運びになった。しばらくすると「お客さまのお呼び出しで・・・」と始まった。完璧だ・・と感心するのも束の間、一向にお客さんは来られなかった。
どうしよう・・そんな雰囲気になる頃、ようやくご登場のお客さん。「すみません車と一緒に携帯のバッテリーも上がっちゃって・・」との事。走り回られた様子で、汗だくのお客さんが気の毒に思えた。
さらに「いや~慌てましたよ。充電器買うのにコンビニ探しまわっちゃって」との事。「え?コ・・コンビニに行かれたんですか??」と驚いて返答すると、「あ・・・・・・・ここヨドバシ・・」とお客さん。
地下駐車場で大笑いするお客さんとA隊員であった。
「ごめんね~、こんな事で呼んじゃって」開口一番そう言われたのはホンダ・モビリオのお客さん。お気になさらずにとお伝えするが物凄く申し訳なさそうに謝られる。そしてインロックをした訳を話して下さった。
「実はこの閉じ込みは旦那がワザとやったんです。なぜかと言うと今日私が友達と出かけると言ったら怒っちゃって…それで出かけられないようにカギを中に入れて閉じ込んだんです。予備キーは会社へ持って行って。ここ最近私が忙しくて家の事あまりやらなかったから怒ったのかも?そりゃ私が悪いのは分かってますよ。でも今日友達と出かけるのは旦那のクリスマスプレゼントを買う為なの。でも当人にそれを言いたくなかったので遊びに行くって言たら激怒してしまって…出かけない方が良いのかな~って考えながら家の事やっていたら家事全部終わっちゃって、それで旦那に電話して家事全部終わったから出かけても良い?って聞いたの。そしたら車に一切傷を付けずに鍵を取り出せたら出かけて良いって。それでどうやったら開くのかな~って友達に相談したらお宅を紹介してくれたのよ。この車、ちょっと変わった鍵だけど傷付けずに開けられます?」
全く問題ございません。鍵穴から解錠しますのでご憂慮される事態には至りませんのでご安心ください。そうお伝えしホンダの内溝キーを解錠した。
解錠後、お客さんは旦那さんに連絡。「あ、私。 カギ取り出せたんで出かけるね。え? どうやって取り出したかは ヒ ・ ミ ・ ツ ♥うん 傷付いてないよ、帰ってきたら確認して。じゃぁ友達と出かけてきます じゃぁね~♪」
携帯を切る際に「ちょっ! お前… 」って聞こえたような?
そう今日はクリスマス・イブだ。今は釈然としないであろう旦那さんも自宅に戻ればモヤモヤも晴れ、シャンパンとワイン、チキンとケーキで楽しい一時を過ごす事でしょう。
夫婦の形は色々あるのだな~と思ったイブの昼下がりでした。
八王子でBMW318i開錠のご依頼
空いている中央道を予定より早いペースで降り一般道へ、予定より早く着けそうと思っていたら突然の渋滞
「どうしてこんなところで?」到着を急ぐ気持ちから、ヤキモキしながらクルマの列をかき分けるすると意外なほどにあっけなく終わる渋滞・・・これは一体?
BMWの開錠を終えた帰り、またもや同じ場所で始まる渋滞帰り道という事もあり、気になったのでバイクを渋滞の先へ向けた。
わき道に逸れて少し走ると混雑の原因が見えてくる。車列が向かう先には大きなショッピングモールその広場にあるのは大きな飾り付けられたモミの木・・・
そういえばこの車の列には渋滞特有の殺伐とした雰囲気が無い並んでいる車内に見える表情は、どこか期待感がこもった明るいもの
J隊員の知らなかった楽しげな渋滞がそこにはあった。
深夜の神宮球場前にてタクシーのインロック救援。到着すると同僚さんのタクシーから現れる御依頼主。
「ごめんね~たまにやっちゃうんだよね」と御依頼主。終電終わりのピーク時間も過ぎている為かそこまで焦られていない様子です。
作業中、同僚さんとのお話が少し聞こえてくる。どうやらロードサービスの恩恵の話をされているようです。
無事に完了するとバイクのボックスの中を覗き込んでくる運転手さん達。ぎっしり入っている工具類を見て「すごいね~バイクで何でも出来ちゃうんだね~」と、ものすごく関心する運転手さん達。
「そういえばガス欠も対応できるの?」はい。出来ますよ!と答えてはっとする。そういえばタクシーの燃料はガスだった・・・出来ません・・とすぐに平謝りすると、そうだよね~と笑う運転手さん達。助人サービスでは装備上の理由よりLPガス燃料の補給は行っておりません・・
でもすぐに否定ができてよかった。実際に依頼が入ってしまったらもっと申し訳なかったですから・・
日が昇ろうとする頃、BMW320iの開錠作業。ドアをピッキング中、お客さんの会話が聞こえてきた。
内容はちょっと深刻そうな、それでいて共感できる話し。そのうち話しが明るい方向へ向かったところで、タイミングよく開錠した。
お客さん・・「あれ?開いたんですか?すみません話しに夢中で」ご友人・・「ほんと。くだらない話しで盛り上がってしまって・・」盗み聞きしておきながら、共感していたことを正直に申告するとほんの少しだけ話しの仲間に加われたような気がした。
みんな一緒なんだなぁ・・と思った。誰でも自分以外は・・なんて考えやすいけれど、悩みのない人などどこにもいない。
これからゴルフへ行かれるというお客さん。「天気は最高ですね♪」とお声をかけると「さっきまで最悪だったんですけど・・今は最高です」とお客さん。
最悪から最高へ・・・いい言葉だと思った。やはり天気もこころも晴れがいい。
北区王子よりトヨタ・プログレの解錠依頼。場所はゴルフ練習場との事。地図で確認して少々驚き、王子の駅前でした。明治通りは数え切れない程走っているのに全く気付きませんでした。駅前の脇道へ車が入って行くのは知っていましたが、てっきり駅に隣接した東武ストアさんに入って行ってると思ってました。その中には練習場に来ている方もいたのですね。意外と気付かないモノなんだな~と考えながら現場に向かう。
王子駅前に到着。地図で確認したゴルフ練習場へ行こうとするが、駐車場へは車止めがあり進めそうにない。駅前と言う事もあり兎に角人通りが多いので、変な所に停まっていると邪魔になってしまう。どうしようかと悩んでいると東部ストアさんの駐車場に入った筈の車が、ゴルフ練習場の駐車場に停まってるのに気付いた。もしかして奥で繋がっている?恐る恐る東武さんの駐車場に突入し警備員の方に訳を説明すると、回り込んで行って下さいと言われた。奥で繋がっていたのですね。これが明治通りを戻って違う道からとなると、駅前故かなりの時間を消費してしまうのでホっとしました。
解錠作業後、拠点に戻りGoogleMapの航空写真で確認。すると、ゴルフ場が顔に見えなくもない事に気付いた。何となくパナップを彷彿とさせる顔です。と言うよりも数学記号の ∵ ←これですよね。
先日の雨で濡れてしまった装備を乾かしている。例年よりも多い雨のせいでうっすらと錆が浮いているものもあってそれらを乾いた雑巾でふき取って行くそしてほぼきれいな状態になったら今度は薄く油を馴染ませる。
助人の装備は非常用の装備、救援に使うのはもちろんの事、もしもの時の自分のトラブルもほぼ解決出来てしまうスグレモノなのだ。しかしその力を発揮させるにはこういった日々の手入れが・・・
そんな事を考えていたJ隊員、別な種類の非常用装備もあった様な?確か最後に見たのは5年以上前、まだあるかな?と早速点検してみた。ゴソゴソと装備を掘り返して出てきたのは「クオカード」ボロボロの包装とは裏腹に意外と綺麗な状態に一安心。
500円分のこのクオカード、この非常用装備が役に立つ時とは・・・財布とカードを失くしてバイクも動かなくなり、かつケータイも使えないそんな時に・・・
ブルッと身震いしながら非常用装備を元の場所に大切に戻した。
ホームセンターのスパーバリュー練馬大泉店にてたこ焼きやさんの三菱ミニキャブのスペア交換。
お昼のスーパーバリューに到着すると営業真っ最中のミニキャブ。たこ焼きを買い求めるお客さんの脇からロードサービスである事を伝えると「よろしくね~」とたこ焼きやさんの店主。さすがに営業を一時辞めて頂くことも出来ないので車が傾く事と車内であまり動かない事を了承して頂き作業開始。
作業中も次々と来るお客さん。極力お客さんの邪魔にならないようにしつつ何とか無事に完了。焼いているたこ焼きをおいしそうだな~と思いつつサインをお願いすると「はいよ!ご苦労さん!これ食べて!」とたこ焼きを頂けた。すごくうれしいっす!
拠点に戻りたこ焼きを堪能する。ちょっと冷めてしまったけどおいしく頂けました。
土日はこちらの店舗でほぼ営業しているとの事です。出来立てだったらもっとおいしいと思います。
クライスラーボイジャーの開錠作業。いつものようにサッと開けてお客さんをエスコート。
すると「あれ?開いてないんですけど・・」とお客さん。確かにシリンダーは回したはずであった。
逆だったかな・・と思うのも束の間、反対方向へ回してみるもドアは開かない。「考える前に行動」という事で、すぐ運転席側のドアをピッキング。それでもドアは開かなかった。
それにしても高架下という事もあり騒音が激しい。さぁ・どうしよう・・と集中し始めたら、かすかにモーター音が聞こえてきた。慎重に回すと「ウィ・ガシャ・・ウィ」と聞こえる。
なんてこった・・・初歩的な事を忘れていた。最初のウィ・ガシャ・・でロックが外れて、すぐに再ロックしているんだった。耳を澄ませば聞こえるのに、4回目のピッキングで気付くとは・・・
そんな空しい気持ちも、騒音は掻き消してはくれなかった。
22:00を過ぎた頃、AUDI Q7の解錠依頼。現場は常磐道を下った茨城県常陸太田市。最近の寒さと、夜間と言う時間帯、高速で100km以上の距離を踏まえ、着込めるだけ着込んだビバンダム君状態+ハンドルカバーで高速に乗った。
ハンドルカバーとグリップヒーターはすこぶる快適。敢えて言うならばコタツ状態。何の苦も無く快適に距離を稼いでいましたが、土浦北ICを越えた辺りで予期せず一か所猛烈に冷えだした。そこは爪先。そう言えばレッドウイングに靴下一枚だった。インナーやオーバーパンツに気を取られ、すっかり足先を忘れていた。今更気付いても仕方がないし爪先が冷たいだけなので問題無いだろうと高を括る。ところがところが。一個所冷えだすと連鎖するのか、どんどんと身体が冷え始め、それに追い討ちをかけるように水戸辺りで濃霧が発生。全身しっとりと濡れ更に寒さが増した。
その後、完全に冷え切る前に何とか目的の日立南太田ICに到着。一般道に降りるとアベレージスピードが下がるので冷えも一旦終息。ほっと一息入れたい所ですが休まず現場へ向かった。
ご依頼から2時間かからず現場へ到着。距離を考えると仕方がありませんがこれ以上お待たせしないように、軽く屈伸をした後Q7の内溝キーを解錠しドアを開けた。
帰り道。「更に気温が下がっていませんか?」と爪先が訴える。はて?今の気温は何度かのぅ?とバイクのメーターに内蔵されている多機能液晶を水温から外気温に変えると
AIR 0 ℃
う っ そりゃ寒い訳ですな~w
開錠作業を終え、運転席の窓に映った自分の姿に異変を感じる。なんか頭の周りにオーラの様なものが!?・・・そう思ったらなんと湯気!
確かに体は暖まっている・・・それというのもクルマの横に段差があって鍵穴が大分低い位置になっていた。その為にヨガのポーズみたいな体勢でプルプルしながら開けたのと、バイクに乗るための強力な防寒装備のため。
しかしそうはいっても汗ばむ程でも無いのにこれほど見事な湯気が出ているのは低い気温のせい?
夕日に照らされる湯気を見ながらハッとするもしかしたら今までも寒くて辛い体勢の時には出てたのかもしれない
頭から湯気を出しながらお客さんと話してたのかも?そう思うとなんとも恥ずかしくなって来るのでした。
日付が替わってすぐにジャガーS-typeの開錠依頼。自社受注で現場は修理工場。ご依頼は工場の方。
Y隊員的に久々に対応するジャガー。しかも待っていましたロータリーシリンダー。なぜ待っていたかと言うと新しい工具を試してみたかったのです。
慎重に新工具をセット。作業開始した瞬間・・・開錠。 びっくりデス。
早い開錠に驚きと喜びの御依頼主。今回ご依頼いただいた経緯をお伺いすると、以前もご依頼頂いた流れで今回もご依頼頂けたとの事。前回のご依頼はなんとY隊員的にはまだ未知の最新式のジャガーの鍵。更に手強くなった代物。
自分は開けれるだろうか?という不安が今回の会心開錠の喜びも消し飛ばしてしまった。しかし、早く対応してみたいものです。
築地市場でシビックの開錠作業。朝9時の市場は年越し準備の人で賑わっていた。
あまりの人の多さにまともに走行できない。まるで教習所の一本橋状態、ノロノロ運転で待ち合わせ場所へ到着した。
お客さん・・「バイクだったら大丈夫。着いてきて!」お客さんの背中に張り付いて走行、何とかシビックへたどり着いた。駐輪するスペースを探していると「ここで平気だよ」とお客さん。
明らかにお店の前だし、通行人のジャマになりそう・・と考えていると「そこは知り合いの店だから大丈夫!俺が保障する!」とお客さん。たぶん問題の解決にはならないけれど、気持ちの踏ん切りが付いたというか築地で働く人のキップのよさにホレボレした。
開錠後は「今度は買い物においでよ!サービスするから!!」と温かい言葉を頂いてお別れ。
帰りに何か食べて行こうかと、もんぜき通りを見てみると黒山の人だかり。ラーメン屋さんもホルモン牛丼屋さんも長蛇の列で圧倒される。
朝だというのに築地の胃袋は全快モードであった。
板橋区よりジャガーXJの解錠依頼。お客さんは明日のゴルフの為に用意した新しいクラブに気を取られ、誤ってトランクに閉じ込んでしまわれたとの事。解錠は速やかに完了しトランクから鍵を取り出した。
その後、XJを前に暫しお客さんと話をさせて頂いたのですが、見れば見るほど艶めかしいと言うか美しきフォルムに見入ってしまう。横から見るのとは随分と印象が違うボンネット。丸い4灯ヘッドライトを包むかのように流れる曲線。有機的な美しさです。
その優雅な曲線を見ていると、つい触れてみたい衝動に駆られます。お客さんの大切な車に無遠慮に触れる事がないのは当然ですが、触ってみたいと思ってしまうのが正直なところです。触れられませんけど。
柔らかな造形と言えば、2代目フィアット500やホンダ ジュノオ K型のヘッドライト回りなんかも激しくそそられます。それ以外にも心の琴線に触れる曲線をまとった車はいくつかありますが、その中でもずば抜けて強烈な個性で最強な車の写真が一つ。もう何と言うか…抱きしめたいですね、これw
お得意様にご指名いただき、八王子までアウディA6の開錠へ身を切るような寒風を逆に切り裂きながら中央道を西へと急ぐ。
到着までにお待たせした分は作業時間で取り戻す普段よりも体感150%の速さで開錠完了それと同時に背中に「ゾクッ」と来るものが・・
書類にサインを貰っていると忘れていた往路の寒さが一気に襲ってきた。ブルブルと震えで指先が暴れ出しそうなのを必死に押さえつつ現場を後に、
―このままではマズい・・体温が―
帰り道に絶好な日当たりの橋を見つけ、その上で緊急日向ぼっこ、黒のユニフォームはこんな時に良いですね~
しばらくするとポカポカと暖まって来るこうなると気持ち良すぎて全く動けなくなってなんだか眠くなってきて・・
・・・ちょっとだけ・・と目を閉じた瞬間、炬燵猫の幸せを理解したJ隊員だった。
あと数時間で夜明けの午前四時、ゴルフワゴンのバッテリー救援。
「ガソリンが無いからかも・・」とお話される御依頼主。詳しくお伺いするとしばらく乗らなかった為の自然放電が原因と判明する。無事に始動し最低でも30分の走行充電をお願いする。「ガソリンはどうしたらいいでしょうか・・」と御依頼主。見るとかなりキワドイ状況。
スタンドにもブースターがある場合が・・と話しそうになってはっとする。今は午前四時。ピット作業をしない場合もあるし更にセルフだったら・・と言う訳でスタンドまで追走する事に。
スタンドの敷地外に待機していると駆け寄ってくる御依頼主。早いな~と思いつつ、ブースターを用意しようとすると「給油が出来ません」との事。見ると確かにボディーのふたが開かない。マニュアルを調べるとロックシステムのトラブルのようだ。解決方法も載っていたため無事にふたをオープンさせる。
しかしこの解決方法、一般ユーザーさんにはちょっと分かりずらいかもしれません。セルフのスタンドで店員さんも見かけませんでしたので、本当に付いて行って良かったと思える作業でした。
TBSの前でホンダアクティの開錠作業。ご本人確認の為免許証をお借りし、返そうとした瞬間であった。
ある番号が目に焼き付いてビックリ仰天というか、免許証を持つ手が硬直した。お客さんに「どうかしましたか?」と聞かれるほど。
月日が一緒というのはたくさんある。でも年月日が一緒というのは生まれて初めて。この嬉しい瞬間を共有したくて、A隊員の免許証を差し出した。
お客さん・・「うおっ!!誕生日が一緒じゃないですか!!」そう、全く同じ日に生まれていたお客さんとA隊員。お客さんも初めての経験らしく、大いに盛り上がった。最後は他人のようには思えず、不思議な気持ちでお別れ。
いつもは気に留めてないのに、何で目に入ったのだろうか・・それにしても数字が一致した瞬間は鳥肌が立った。
久しぶりに年末ジャンボ買ってみようかな。
シビック・セダンのバッテリー上がり、原因は半ドアによる完全放電。ブースターを繋ぐと始動は問題ありませんでしたが、使用年数と放電状況を踏まえるとバッテリーの交換は必要。立ち会いのおばあちゃんと娘さんはそのまま二人で交換に向う事となった。そこでおばあちゃん、「お店に行くのにあたしゃモンペで恥ずかしい。それにこの恰好で出かけたらじいさんに叱られる」と着替えの為自宅に戻ってしまった。おばあちゃんがおめかししている間、娘さんが車の使用状況を話して下さった。
このシビックは一年程前に入院したおじいちゃんの車。入院の際、2週間に一度、30分エンジンをかけて欲しいと娘さんが頼まれる。半年前におじいちゃんが亡くなる迄は欠かさず続けていた。ですが、葬儀などで慌ただしく過ごした後、エンジンをかけるのを止めてしまっていた。ところが、おじいちゃんが亡くなって49日が過ぎた頃。免許を持っていないおばあちゃんは車に関し今まで全くノータッチだったけど、2週間毎に30分エンジンをかけ外と中を掃除していたとの事。
着替え終わったおばあちゃんが戻ってきた。「タイヤの空気も入れなきゃね。そうだガソリンもだ」「オイルも随分換えてないからついでに交換して貰おう」「なんか水?も入っているんでしょ?それも一緒に見てもらいましょ」次々と整備の箇所を娘さんに話すおばあちゃん。その顔はとても生き生きとしていた。
10年以上の思い出が詰まったシビック。おじいちゃんが存命中は一度も座る事が無かったであろう運転席。今はそこに座りエンジンをかける事で、亡きおじいちゃんを近くに感じるのかもしれません。おじいちゃんのシビック。おばあちゃんの愛車。
トラブルが重なってしまったVW ボーラの救援へ路肩に停めてクルマを降りたら原因不明のインロック、どうしようか?と考えていると今度はエンジンが止まったそうな。
エンジンが止まったという事でガス欠の疑いあり、途中でガソリンを購入して救援に向かう。
到着すると弱々しく点滅しているハザードランプこの分だとバッテリーの方も危なそうだ。内溝キーを素早く開錠し、セルを回して見るが反応ナシ、燃料計もやはりEの位置を振り切っている。手早く用意していたガソリンを注ぎ、ブースターを繋いでエンジンを始動!
手際の良い復旧にとても驚きのお客さん、バイクという軽装備で開錠、給油、ジャンプと次々と解決していったのがインパクトあったようです。「バイクなのになんでも出来るんだね~」といたく感心して頂いた。
バイクで迅速に到着、次々とトラブルを解決して行く・・助人のコンセプトを再確認出来た嬉しいお客さんからのお言葉でした。
和光市にてハーレーダビッドソン ダイナのバッテリー上がり救援。笹目通りを北上しているとイチョウの葉のシャワーに遭遇する。
大量の黄色い葉がヒラヒラと舞い落ちる様は幻想的で視覚的にもとても面白く飽きる事がない。しかし一抹の恐怖を抱きながらなのだが・・
数年前の出来事、やはりイチョウの舞い落ちる季節。その時もきれいだなと思いつつオートバイを走らせていた。前方の信号が赤になった為、普通にブレーキング。急に落とし穴に落ちるように転ぶ自分のオートバイ。なぜ??路面を見るとイチョウの葉。それ以来の恐怖なのです。
なんとか現場に到着し無事に始動するダイナ。しかし走行充電が必要な状況。御依頼主にイチョウの葉に気を付けるようにお話しするとちょっと不思議そうなお顔をされてしまいました。言葉足らずだったのかもしれません・・
オートバイに乗られる方はイチョウの葉に充分気をつけてください。意外と滑ります。
千葉県市原市のゴルフ場でジャガーXJ8のトランクインロック。地図上分かりづらい場所であった。
大体の場所を把握して、いざ東京湾アクアラインへ。木更津北インターを降りて国道409号線に入った。
「トゥルル・・ガチャ・・はいこちら助人本部・・」そうここでハンズフリーシステムへ切り替え、走行しながらナビしてもらう作戦だ。A隊員・・「現状409号から297号へ・周りが真っ暗で何も見えない・・」助人本部・・「了解・・では距離を参考にして下さい・・」・・「まもなくガソリンスタンドが見えます。そこから7km先を右へ」ナビの効果は絶大で無事ゴルフ場へ到着した。
XJ8のトランクも5分開錠。全てが順調に事がすすみ現場を後にした。
帰りに海ほたるで小休憩。月の光に誘われて展望台へ出てみると、海面に揺れる月明かりが見えた。
今年も色々とありがとう・・何となくそんな気持ちになって、お月様に手を合わせた。
昼前、仕事を終えた戻り道。お世話になっているバイク屋さんの近くを通ったのでお邪魔した。
「こんちは」と店に入ると店主さんは難しい顔でHonda Dioのエンジンを吹かしていた。表情が微妙だったので「どうしたんですか?」と聞いていみると、調子悪そうにバラつきながら回っていたDioのエンジンが止まった。邪魔にならない程度に詳細を聞くと、①突然吹け上がりが悪くなりエンジンが止まってしまうとお客さんが持ち込んだ②トラブルシューティングを一通りやってみたが原因不明③キャブのオーバーホールを終えたばかりだが調子は変わらず④CDIかも知れないが今は異常を示さないと言う事らしい。
エンジンに必要なのは、良い空気、良い燃料、良い火花残される不調の原因としては火花だけ。だけどイマイチ特定しかねていた。
そこで店主さんプラグを引っこ抜く。そしてプラグキャップにプラグを差し込みエンジンアースでセルを回す。すると火花は飛んでいる様子。続いてプラグを戻しハイテンションコードからプラグキャップを外す。ハイテンションコードをプラグの頭に近付けてエンジン始動。回転を上げてみるがさっきとは見違える程キレイに吹け上がる。「ん?もしかして…」と在庫のプラグキャップと付け替えてエンジンをかけると、不調が感じられず全く問題無くアイドリングする。アクセルを開けても先程のハイテンションコード直付けと同じようにキレイに回る。不調の原因はプラグキャップの可能性が高い。試しに違う原付にDioのプラグキャップを付けてみると同じように調子が悪くなった。元凶はプラグキャップで間違い無さそうです。
気になったのでプラグキャップを見せて貰いましたが外見は問題無いように見える。変わったところと言えばハイテンションコードとの接合部にある金属の突起が粉を吹いていた。不具合のないプラグキャップの突起はキラキラしたキレイな金色。不具合のあるプラグキャップの突起は粉で真白。本来粉が噴くようなところでは無いので水が侵入した疑いがある。と言う事はハイテンションコードとプラグキャップの接合部を覆うゴムが、経年劣化で痩せてしまったと考えられます。その後も色々とやってみましたが不具合の原因になりそうな箇所は無かった。と言う事でDioはプラグキャップ交換で調子を取り戻したのでした。
電装系のトラブルは原因究明に膨大な時間を必要とする事が少なくありません。今回はお店に入って1時間もかからず解決を目の当たりにできたので、何もしていない(邪魔はしたかも)僕もスッキリしましたw
ホンダ XR250モタードの始動要請
一年以上も乗っていなかったとの事でブースターを繋いだくらいでは易々とは始動してくれないなのでキャブ内の古いガソリンを抜いてみる。
古くなったガソリンはとても特徴的、ドレンホースから出て来た瞬間に鼻を突く普通じゃないニオイあわせて色の方も環境によって様々なものに変化している。赤や黒、褐色等になったガソリンでそのバイクの状態を推測できるのも面白い。
さてさて~このXRはどんな色かな~?怖いもの見たさのような感じでドキドキする瞬間だ期待しながらドレンボルトを緩めると、出てきたの何故か緑色のガソリン?クリームソーダみたいな液体は一見クーラントかと思うほど。・・・でもこのバイクは空冷エンジンだし?
アレコレ考えている内、綺麗なガソリンが出てきて入れ替えは完了その後、無事に始動出来てお客さんを見送った。
でも一向に分からないのがあの緑色・・・なぜに緑?
神田神保町よりシボレーアストロの開錠依頼。
到着しアストロをすぐに発見。連絡しながら車を眺めていると以前も対応したような記憶が・・そして御依頼主に落ち合いすべてを思い出した。
以前対応した時は色々な事が重なりすごく苦労した。伺うと前回対応した時に故障していた箇所も直されたとの事。
では今回はすんなり開錠できるかな?と思いつつ車を観察するとある事を発見する。そしてその箇所から無事に即開錠。驚きつつも喜ばれる御依頼主。その後、久々の再会もあり話も弾みしばらくお話した後お見送り。
考えてみたら久々の神保町。久々に本屋めぐりとかしたかったが、よく食べていたカレーを久々に食べて帰った。おいしかった。本屋めぐりは今度ゆっくりと来ようと思う。
カシマスタジアムでアウディTTがインロックしたとの知らせ。入電時メモしていた手が止まった。
「今詳しい住所を確認中で・・」と言われるけれど、そんなモノは必要ない。なんてたってA隊員の実家のすぐ近くなのだ。
まさか仕事で鹿嶋に行くとは・・東関道を一路潮来インターへ、1時間30分後には到着した。観戦後、帰ろうとしたときに閉じ込んだというお客さん。誰もいないスタジアムは物寂しげな、吹き抜ける風が一層冷たく感じた。
せっかく鹿嶋に来たにも関わらず、本日予定ギッシリのA隊員。どこにも寄れない寂しさが、さらに身を震わせるのかもしれない。
開錠後、TTのお客さんへ「アントラーズ勝ちました?」とお聞きすると「勝ちました。ロスタイムで入れましたから・・劇的でしたよ」とお客さん。
「良かったですね~」と当然のように祝福すると「あの・・磐田ファンなんですけど・」とお客さん。
鹿嶋の木枯らしは寒いというより痛かった(TT)