早朝の杉並区でバッテリージャンプのご依頼で、場所はコンビニの駐車場。
出勤前にご飯の買い出しや仮眠、一服をしている間ACCのまま放置してしまいバッテリーが上がるケースや、ひとまず車庫から出して始動時に使った電力を走行充電して回復させる前に車庫から数分のコンビニでエンジンを切ってしまい、容量不足でエンジンがかからないケースが多いのがコンビニでのバッテリー上がり。今回のお客様もACCでスマホの充電をしたまま仮眠をしていたらかからなくなってしまったとのこと。普段通りのやり取りと作業だったのですが、作業中ずっと隣に停めているダンプカーの運転手さんがこちらの様子を伺っていました。
車同士の距離も近く、ピカピカのダンプカーに私やお客様が当たったりしないか目を光らせているのかもしれない…といつも以上に気を配りながら作業をしつつ、お客様を見送ったところ、ダンプの運転手さんが車から降りてきて、 「お兄ちゃん!これ(バイク)でロードサービスしてるの?!」とそこから質問攻め。 「24Vも対応してますよ」と箱の中を見せると「スゲー」と目を輝かされていました。最後は「もうすぐ雨降ると思うから気をつけてね!」と気持ちよく見送っていただきました。
普段バイクで現場を回っていると、お客様にも驚かれますが、時折こうして現場に居合わせた第三者の方にも驚かれるのが助人あるあるだったりします。
「ハイゼットの開錠でC隊員に負けました」助人サービスの新入隊員が、ちょっと悔しそうに言います。どうやら現場の都合で2方向から開錠をして、あとから作業を始めたC隊員が先に開錠したようです。
口では新人さんを励ましつつも、なんだかニヤリとしてしまいます。
助人サービスの門を叩いたのが約2年前。2か月先に入隊していたC隊員、2か月後に入隊したN隊員とともに必死に開錠の練習をして、なんとか(一応)一人前になったのが昨日のことのよう。……二人とも天才肌なので、必死だったのは自分だけかもしれませんが。
ともかく、我々も先輩を見て「なんでそんなに早く開くんだ…!?」という『洗礼』を受けているわけです。それから隊員の数も倍近くに増え、後輩ができ、我々も勝負、もといピンチに駆け付け、助ける側になったんだなぁ、としみじみ思います。
……と、かっこいい顔をしつつも、内心は新入隊員と同じように不安でドキドキしているんですけどね。
それでも、かっこいい顔をするのもこの2年でちょっとだけうまくなったような気がしますので。
ボルボXC60の開錠依頼が入りました。車内にはわんちゃんが。いわゆるペットインロックです。
埼玉の山奥を走り抜け、ご依頼から到着までお待たせしてしまいましたが、現場では10分ほどで開錠。
実はこのXC60に使われている2トラの鍵に過去2連敗しています。Z隊員がヘルプに来てサクッと開ける、という苦い過去がある、自分的に癖のある苦手な鍵でした。その後3日か4日ほど事務所にあるこの鍵をひたすら練習し、それ以来開錠の現場には出ていなかったのですが、名誉挽回のチャンス。誰もヘルプに来れない、かつ車内にはペット。絶対に開けなければならない背水の陣で挑みました。
鍵を開けた後に後方の扉を開けるために車内に入ると、一瞬ヴゥゥと唸った後に満面の笑みでコーギーがお出迎え。 お客様から「これ良かったら食べて」とその場で林檎を頂きました。林檎狩りに行かれていたというお客様の採りたての林檎は甘くて、みずみずしかったです。 美味しすぎてせっかく頂いた林檎ですが、写真を撮る前にかぶりついてしまったので帰り際に見かけたメカメカしい男心をくすぐる工場の写真で締めくくりたいと思います。
助人サービスは月シフト。なんですが私は数か月先までほとんどシフトを決めていて、7月の時点で9月末に少し連休をとる予定にしていました。涼しくなってるだろうということで宮城までソロツーリングに行く予定でした。
涼しくなってるだろう、という見立ては大正解でしたが思わぬ誤算が8月下旬からの豪雨の連続。前職から雨の中のバイクの運転は慣れてはいますが、良くも悪くも前職は運転できればいいだけ。雨の中の作業が結構大変で手元は狂うし、開錠作業だとスコープが曇って見えなかったり、ただでさえ低気圧で体調がおかしくなりやすい私には神経を使う作業と雨のコンビネーションは堪えます。
そんなこんなで宮城行きは当日の天候も生憎の空模様なこともあり断念。連休は自宅でのんびり過ごすことにしました。連休2日目には宮城に行っていれば訪れる予定だった猫島こと田代島の代替案として猫探しの散歩に出たり、AppleStoreで新作iPhoneを見てみたり、しばし仕事を忘れてのほほんと過ごしてみました。
休みの日に何をしたらいいのか分からないから休まない派の私ですが、まだまだ慣れないことだらけ。 来る冬の繁忙に備えて、ポキッと折れないように予定のない休日を過ごせるようにしていこうと思いました。
鍵穴内を映像化することが出来ました。
これは画期的というか、鍵穴内のピッキング風景をモニターを通して複数人が見ることが出来ます。
初めての人はもちろんですが、、 経験者であっても苦手なカギを他の人がどのように開錠するのかを実際に確認することが出来ます。「なるほど~そうやって開けるのか!」という発見があるかもしれないです。
このカメラは耳かきです。 Amazonで1万円ほどのものですが、解像度はまあまあです。
少人数で使用するにはスマホの大きさで充分ですが、講義で使うにはもう少し大きなモニターが欲しいということで11インチのiPad買いました。
さてうまく行くかどうか・・ いっそスコープを使わずに耳かきカメラで開錠していこうかな。
目黒区の住宅街で開錠依頼がかかりました。車種はイスズのエルフ。22時ごろだったと思いますが、引っ越し業者のインロックということで、「あちゃあ…」という感じ。
私は引っ越しのバイトをしていたことがありますが、基本的にはそんなに夜遅くまで作業はしません。騒音トラブルが多くなるためですね。
おそらく予想外の出来事で現場がバタつき、遅れ、残業になってしまった。バタバタしていたからカギの所在も曖昧になり、インロックしてしまった、といったところでしょう。
きっとみんな疲れていて早く帰りたいでしょうから、いっちょ急行して速攻で開けてあげよう!と意気込んで現着しました。そこまではよかったんですが、現場付近の様子がどうもおかしい。どうやら、カギはもう開いている…。
あれ?と思っていると「すいません、開いちゃいました…」と、おそらく責任者の方のか細い声。話を伺うと、なんと手持ちの道具(タオルや養生テープやヒモなど)で疑似的にヘルパー開錠を成功させた模様。
器用な人もいるもんだ、と舌を巻きながら、呑気に世田谷への帰路に着くP隊員でした。
錦糸町の中華「桂林」は、昭和52年創業で、半世紀近く街の胃袋を支えてきた老舗です。
メニューには美味しそうなラーメンや色々な定食など目移りしそうになりますが、今回の目当ては、海老チャーハン。注文すると間もなく半熟卵と大ぶりの海老をのせた一皿が運ばれて来ました。見た目はほぼオムライスのような。ここまでは想定内でした。
まず一口目をいただいて、エビが、とにかくプリっとしている。歯を押し返してくる弾力、噛むたびに広がる甘み。チャーハンも塩加減が絶妙で文句なしにうまいのですが、私のレンゲは完全にエビを追いかけていました。
もはやこれは「エビチャーハン」なのか、それとも「チャーハンエビ」なのか。どう考えても主役はエビで、チャーハンは最高の脇役というか最高の舞台と呼ぶべきかもしれません。気づけば完食。最後に同時に提供された中華スープを流し込んで、ごちそうさまでした。
そもそもチャーハンは、余ったご飯を無駄にしない料理だそうですが、そんな庶民の舞台で、エビが堂々と主役を張るというなんとも贅沢なチャーハンでした。
ちなみに、営業は深夜3時までで夜中の出動後に腹ペコでも間に合います。Googleの評価は4.0、口コミは1,200件超え。間違いありませんでした。気になる方はぜひ。
建設現場の中でバッテリー上がりを起こしてしまったお客様の元へ急行しました。 大量に積み込まれた建設資材を一緒に降ろしてシート下のバッテリーといざご対面。バッテリーには取付年月日が分かるシールが貼られていることがあり、お客様のバッテリーにも貼られていたので確認すると「26年7月」と書かれています。
「最近バッテリー交換されました?」と聞くのを思いとどまる。それなりに件数を重ねるとバッテリーの見た目で古いか新しいか汚れ具合で何となく分かってしまうのも仕事柄でしょうか。まさしく今回のバッテリーがそれで、お客様も「この車を買ってからバッテリーとか替えてないと思う!」と何故か自信満々なご様子。
「26年取付?多分それ平成!その頃に買ったから!」とまさかの10年以上前のバッテリーであることが判明。ほぼ毎日乗るから持ったのか、色々気になり聞いてみると実はバッテリー上がりを一昨年から10回以上起こしていたと淡々と説明されるお客様。毎回ポータブルのジャンプスターターで掛けていたそうですが、今回そのスターターではかからなかったとの事でロードサービスを手配されたとのこと。
無事ジャンピングで始動し、このまま交換に向かうよう促すと「ですよね。さすがにもう替えます」と現場を後にされました。 今のところ対応したバッテリーの中では最古のバッテリーです。
作業後、平成26年って西暦何年だっけ、と気になり調べると唖然、愕然、呆然。不肖X隊員は当時中学生でした、、、。
練馬区大泉で開錠のご依頼です。
練馬区大泉は都内でも屈指の渋滞スポット…。私鉄バスやスクールバスが片側一車線の道路を往来するため常に混んでいます。バイクとはいえ、バスに道を塞がれると持ち前の機動力も失い、結果として近隣拠点から誰が出ても結構お待たせしてしまうことが頻発しています。
外環道の現状の終点が大泉インターなのですが、近い将来東名高速まで接続されるとされています。関越道を通って北陸方面から遥々やってきた車が東名高速に接続されるまでの現在の所要時間70分に対して、外環道が東名まで伸びるとなんと15分に短縮されるという試算まで出ています。一応地下トンネルはまもなく完成するそうですが、具体的な開通時期は未定とのこと。
中央道の三鷹料金所付近に建設中の仮称・中央JCTは拠点から約10分の所にあり、ざっくり計算すると大泉までなんと30分で到着することができるようになります。 そんな夢の外環道が完成したら大泉でお困りの方をお待たせすることも減るのでは…!と思いながら渋滞している環八を経て土支田通りを走っているとお客様から「スペアキー持ってきて開いたのでキャンセルで」とお電話が。
既に弊社に入電から45分が経っていたので、やむ無しと引き返しました。
神奈川を越えて静岡へ遠征したこともあるX隊員にとって外環道は助人の誰よりも全通を待ちわびている夢の道路です。
ピッキング開錠の基本を教えるとき、何を元に説明していったらいいのか。そもそも鍵穴の中を言葉で説明するには無理があるわけです。
効果的なイラストを作るものの、動きが無ければ片手落ちというか、人それぞれ見た風景を共有するには何が必要かを考えました。
そこで模型です。 外筒や内筒、ディスクの動きを模型を使って説明出来たらイメージしやすそうです。実物と模型を組み合わせて説明出来たら、もっと短時間に理解出来るかもしれません。
ディスクとキーレーンの関係、打ち過ぎや再固着も表現することも出来ます。基礎的な構造から応用まで使えそうな気がします。
これまで自分の技術を磨くことに喜びを感じてきましたが、他人の技術向上はそれ以上に楽しいかも。
P隊員は何かにつけて「買うならバーグマンがいいかな」とカッコつけています。 (たいしていろんなバイク乗ったことあるわけでもないのに)
他のどのバイクにも代えがたいダントツの乗りやすさ、扱いやすさの魅力を知ってしまい、あちこちで息巻いて宣伝しています。 (一回しか乗ったことないくせに)
実際、助っ人新隊員の方が一名バーグマンに乗り換え、購入検討中の既存隊員もいます。 「ふふふ、ようやく皆バーグマンの魅力に気付きましたね」と、内心でドヤ顔をしています。 (自分は買ってもいないくせに)
きっと、一年後も二年後も「買うならバーグマンがいいかな」とカッコつけていることでしょう。
いや、その…本当に買いたい気持ちはあるんですが… 「まぁ車あるしなぁ…」「絶対に必要ってわけではないしなぁ…」 「レブル1100もアリだしなぁ…」「もうちょっと余裕ができてからでも…」 というもう一人の自分が二の足を踏ませている状態です。
とはいえ見方を変えると、買わずして(布教するだけで)半分満足しているわけなので、なんとも幸せなライダーです。
(免罪符として書き残しておきますが、この仕事をするなら本当は大型バイクがいいということもちゃんと!伝えていますよ!)