SNSを眺めていると、とあるアイマスクの製品が紹介されていました。
思えば私は「つけてる絵面がなんかやだ」という理由でアイマスクを使ったことがなく、部屋は構造上真っ暗には出来ないので、ものは試しにと思い購入しようとしました。とは言え、私が買おうとしたものは1万円ぐらいする中々初心者にはハードルが高い。類似品とまでは行きませんが、通販で半額程度の物を買いました。
グラフェン生地というシルクに似た肌触りで心地よく、なかには充電式の保温パットの様なものが入っており、目元をじんわりと温め、血行を良くしながら寝れるという優れもの。
スマートウォッチをつけながら寝るのが出来ない私は、アイマスクも無理なのではないかと思っていましたが、寝付きの悪い私ですがいつもよりはやく眠りにつきます。
2026年も始まったばかりですが、早くも今年のbest Buyにノミネートしそうな素敵な出会いでした。
1月に入隊した新人隊員のX隊員です。今回私と同期入隊した隊員は私を合わせて4名で、隊長いわく過去最大規模の増員とのこと。
他の3人に負けないよう、そして先輩隊員たちに早く追いついて一人前になれるよう、助人サービスで必須である解錠スキルを学びながら、先輩と共に実際の現場に駆けつけて作業を行いフィードバックを受ける日々を送っています。
私は車やバイクは子供の頃から大好きだったので"それなりに"分かった気ではいましたが、助人サービスはプロ集団。まだまだ私も未熟だと痛感する日々。ましてや車の解錠なんてこれまで経験した事がありません。
忘れもしない研修一日目。隊長の「はい、じゃあ開けてみましょう」の一声と共に渡された見慣れない解錠道具と、見慣れない鍵穴の中。その日開けることのできた鍵は4つほどでした。それらは私のようなズブの素人でも分かりやすいように隊長が改造したかなり簡単な鍵でした。それでも解錠できた達成感と今まで使ってこなかった脳の部分を使い果たしたことからやってきた疲労感のダブルパンチは痛快でした。そこから徐々にステップアップしている実感はあります。
一人で現場に駆けつけ解錠に成功した日の達成感と、練習では何度も開けることのできた鍵を現場で開けられなかった悔しさはこの先ずっと忘れないと思います。まだまだ登らないといけない壁は沢山ありますが確実に1歩ずつ進んで行きます。
開錠講習会が大阪で行われたので出張してきました。
前回初めて講師を担当して色々反省したので、今回カリキュラムの一部を変更して挑んだんですが、かなり良かったというか手ごたえを感じた次第です。
助人サービスならではというか、せっかく講師を担当するなら他にないアプローチで教えていきたいという情熱がふつふつと湧いてます。講習会は2日で外車内溝キーまで教える流れですが、個人的には基礎をしっかり宿すことを念頭に教えています。今回の生徒さんは9名でしたが、誰も落ちこぼれることなく最も大切な部分を宿せた感覚がありました。
大阪に行く前、大阪出身の新人さんに「大阪帰ったら最初に食べたいものは?」と質問すると「かすうどん」と即答されました。
「かす?」となって全くイメージ出来ない食べ物でしたが、実際に食べてみると絶品でした。大阪来たらまた食べようと思います。
先日の作業後、ありがとうといいながらお客様が私に手を伸ばしてきました。
一瞬どういう事か?と固まってしまいましたが、瞬時に握手を求められていると理解し、お客様と別れました。
海外の方とかだとたまにあったりしましたが、日本の男性の方にされたのは今思えば初めてかもしれません。昔私が東北に住んで、ダンスをやっていた頃は、「お疲れ様です」といいながら誰にでも握手をする風習があり、東京でのダンス界隈では拳を合わせる→ハイタッチという、ボディランゲージが多くありますが、一般の方でこういった接触があったことは、少し嬉しく、気恥ずかしい気持ちになります。
書いている途中で思い出した事ですが、以前は開錠作業後に「ありがとう、助かったよ」といいながら肩を揉んでくれた方も居ました。
人によっては不快に感じたり、世間的にはセクハラだとか言われたりもするかもしれませんが、敬意や感謝を感じる行動は感謝の言葉よりも嬉しく思いました。
少しでも迷ったら面倒なほう、ちょっと頑張らないと突破出来なさそうな道を選んでおく。
そうすると何が良いのか。どんなハッピーなことが待ってるのか。
人生とは暇つぶしとよく言ったもんですが、暇なことがよく無いんだろうと思います。なぜ暇が良くないのか。それはネガティブになるからだろうと思います。何もする時間がなければ不安になり、不安が希望を曇らせていって後ろ向きな気持ちが大きくなっていくんだろうと思います。
でも多くの人は頑張ることから逃げたがるわけです。大変だし疲れるしストレス大きいし・・そんな大きな代償を払って得るものは何なのか。
歳を重ねて思うのは、こうした考えがよくなかったんだろうと思います。生きているだけですでに得ているし、代償を払わうずのうのうと生きられるわけもないことを考えれば、道はふたつ。
もう一人の自分から認められるか、軽蔑されるか。これだけで充分、、いやこれ以上のものは無いな。
作業をしてるとたまに、「前に来てもらったのも同じ会社の人でした」と言われます。
控えを見せてもらったり、お客様が覚えている範囲で前回の作業との擦り合わせをするのですが(前回はどんな状態だったか、どんなアドバイスだったかなど)、手前味噌ながらみんなしっかりとした作業をしていて恐縮することが多いです。
私自身の作業もきっと次の機会に他の隊員や別の業者に引継ぎされるであろうことを思うと、中途半端な作業はできません。鍵開けの早さなどを競うわけではありませんが、少なくとも会社として恥ずかしくない作業を見せねば、と襟を正す気持ちになりますね。
ただ…。おなかが車と壁の間につっかえてしまったり、車庫の天井に頭をぶつけてしまったり、工具箱をひっくり返してしまったり…。そういったことは、次の業者には引継ぎされないことを願うばかりです。
その日初出動の時の出来事です。バイクにまたがり、インカムを起動すると聞き慣れない音が聞こえて来ました。
「Power on Bluetooth Connect Battery high」みたいな事を言っていた様な気がするのですが、「でんげんおん ぶるーとぅすせつぞく ばってりーがおおい」と言うカタコトの日本語が聞こえて来たのです。
基本インカムは取り外すことはせず、ネットに繋がってアップデートするみたいな高尚な機能は恐らく付いてないはずの安物インカムなので、突然日本語を覚えたのかと現状錯覚しています。
説明書は遠の昔に捨てたので戻すことも出来ませんが、別段不便な訳でもないのでいつか流暢に喋ってくれる日を心待ちにしたいと思います。
「自分には向いてない」という難しい言葉があるわけです。
その言葉の意味は「自分には能力があるが、この分野については能力を発揮出来ない」になると思います。
難しいのは能力の概念です。本当に特定の分野の能力だけが低いのか、はたまた全体的な能力が低いのか、そもそもやる気がないのか。
誰しも最初から能力のある人などいないし、耳慣れない単語や知識を頑張って覚えようとしたり、苦手な手順を何度も反復練習して仕事を覚えていくんだろうと思います。
普通に仕事が出来るようになるには1~2ヶ月程度でしょうか。でも何ヶ月も経過してダメダメなら「向いてない」と言えるかもしれません。
厄介なのは仕事を始めてすぐに「自分には向いてない」と言われるケース。慣れないうちは誰がやっても大変なんですが「向いてない」と言われると、返す言葉が無くなります。
頑張れとも言いづらいし、難しい時代だなと思います。
先日行ったバッテリー上がりの現場での出来事です。
その車は助手席にバッテリーがあるのですが助手席側はやや作業スペースがない状態。運転席から乗り込んで作業する旨を伝えると、「少し動かそうか?」とお客様からご提案。
少し古い車でしたのでギアをNにすれば後ろから押すことが出来そうだったので、私が押すので乗車して待って頂くことにしました。車の横に下ろした工具を前に移動させながらふと後ろを振り向くと、お客様を乗せた車が、ゆっくりとこっちに進んできました。
(あれ?作業内容勘違いしてたか?あるいは誰かもう1人いて後ろから押してるのか?)などと考えていると、お客様が車から降りてきて気まずそうに、「ごめん…エンジン掛かったみたい」
とりあえず現場復旧出来た事に安堵し、状況をヒアリング、電圧の測定やその後の流れを説明し、お客様は現場を離れました。
現場にて、エンジンかかりそうだなと思いそのまま始動することや現場に着いたらすでに始動していた事は何度かありますが、今回の様に完全に意識の外からの始動は初めてで「あ、そのパターンもあるんだ」と後から思う出来事でした。
年始早々路上で車のキーを拾ったので交番へ届けに行きました。
路上といってもガードレールの柱の上にチョコンと置いてあって、おそらく最初は路上に落ちていたものを誰かが拾って分かりやすく柱の上に置いたんだろうと思います。
ロードサービスの現場でもたまに「キー紛失」があるんですが、作業はというと開錠した後にディーラーさんへレッカー搬送という流れになります。その際にお客様へ必ずお声をかけるのは「交番へ行きましたか?」ですが、これが結構行っていない方が多いので毎回促しています。
車のキーは通りすがりの人には全く価値の無いものに映りますが、車を乗ってる人からしたら「さぞお困りだろう」と心の底から思えるわけです。なので交番へ届けられてる可能性がかなり高いです。
お金とかなら誰にとっても利益になってしまいますが・・車のキーなら諦めずに交番へ行きましょう!
新年あけましておめでとうございます。
今年は正月から電話を取っています。毎年休ませてもらっていたので何年ぶりだろうか。先月のてんやわんやが嘘のように静かな一日を過ごしています。
昔はやりたいことを並べて一年の目標にしていましたが、結局のところそれ以外の事件に押し流されて別な仕事がどんどん舞い込んでくるわけです。そして舞い込んだ仕事と悪戦苦闘していると、いつの間にか別なことをやりたくなっていって、想像していたのと全く違う未来を過ごしています。
本当は都会の片隅でひっそりと商いしていたかったんですが、それもままならないというか、多くの人と出会えば出会うほど、自分たちの知識を困っている人の役に立てられたらなと思うようになりました。
思ったところで何が出来るか不透明ですが・・今年もどうぞよろしくお願いします。