I隊員のお話しです。
虎ノ門でインロックしたとの知らせが入る。車両はチェロキー、お約束の到着時間は20分前後と伝えていた。
お客さんは大分急いでいるようで、何度か事務所に電話が入る。2度目の電話でお客さん・・・「あと何分ぐらいで到着しますか?」助人オペレーター・・・・・・「先程出発しましたので、15分程度かと・・」それから5分後にお客さん・・「まだ到着しないんですけど。」助人オペレーター・・・・・・「出発してから10分程度ですので、そろそろかと・・」といった様子が数回繰り広げられる。
I隊員が現地に到着したのは、ご依頼を受けてから13分後であった。実はお客さん、これからパーティーに出席するとの事。現地でもI隊員は、大いにせかされたようだ。プレッシャーに負けなかったI隊員の腕が光る、5分で開錠。
するとお客さんは別人に変ったという。言葉でお客さんを非難しにくいけど、開錠する前は自分勝手な振る舞いが目立った。開錠した後は、急に静かになり謙虚な方に変ったという。当初急いでいた雰囲気はよそに、しばらく感謝されっぱなしだった。
雨の虎ノ門で、たった1人でトラブルに遭遇したお客さん。さらに夜ともなれば、誰だって不安になるものだ。助人マンたるもの、パニックに慣れなければならない。
技術だけなら感謝はされない、と豪語するI隊員でした。
