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激混みの予感

夕刻前に出動の要請。新宿でガス欠の救援だ。詳細を聞いて嫌な予感、どうやら御苑トンネルの中で止まってしまったらしい。トンネル内の停車車輌は渋滞の大きな原因、ましてやこの時間の御苑トンネ渋滞自体も気になるが、何より肩身を狭くして待っている御客様が心配。杉並拠点からの出動で割りと距離があるが、30分で到着を約束する。

取り急ぎガソリンを10リッターほど用意し、夕刻迫る甲州街道をひた走る。車輌は下り方面という事なので方向は正反対。トンネル内を往復する事になる。まずは上りトンネルに入るも・・混んでいる・・結構。スルスルと前に出て、やっとトンネルを抜けすぐさまUターン。下りトンネルに侵入。・・ビッシリだ。 「ああ・・やっぱり」と呟く間も惜しみ、申し訳ないがスルスルとすり抜けさせて頂く。バイクの利点は最大限利用。

150Mほど進むと、ハザードを点灯させている車輌が脇に止まっている。通り過ぎる車からの冷ややかな視線が私にも見える。すぐさま車の後ろに付けバイクを飛び降り、「お待たせ・・」 ん 何かおかしい。怪訝な顔でこちらを振り向く男性3人。「なんだよ」的な視線を向けられる。車の前方にはスクーターが止まっている。

??? ナンバーを確認すると、 違う! この車ではない!状況から察するに事故だ。それもまだ間もなく、警察の到着を待っている感じ。そこに颯爽と部外者ひとりが駆け寄る図。怪訝な顔も無理は無い。バツの悪さに携帯を取り出し電話のフリ。まるで別件での必要性があったかのように振舞う。ハッ こんな一人芝居をしている場合ではない。 御客様はもっと先だ!我にかえって再びバイクを発進させる。そこから300M進み、ほぼ出口近くで御客様の車を発見。何とか30分で到着。速やかに作業を終え、御客様を渋滞の中に送り出す。

ホッとしてその場で30秒佇むも、排ガスで喉が痛くなり渋滞から逃げるように退散。御客様の「助かったよ」という言葉がお世辞ではないことは既に見てきたところ。さすがに2台のトンネル内停車は、半端ではない混みっぷりでした。

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