手も足も出ないとはこういうことか・・
深夜0時に電話が入る。「とりあえず見に来てください」 エンジンがかからないとの事。話しを伺うと、通常使用していたらいきなりエンジンがかからなくなった模様。ごく最近購入した国産SUVカテゴリーの新車、原因はトランスポンダの不具合と見た。一般にはトランスポンダといっても馴染みは薄い。イモビライザーといったほうが通じるでしょう。
単にセキュリティ装着車という場合は、ドアをこじ開けたり車体が揺れたりすると「ビービー」音がする位で解除にも方法がある。だが、このトランスポンダというのは非常に厄介だ。車体内部のCPUから発信し、受け手の鍵と信号が一致しないと絶対にエンジンがかからない。しかもその信号は毎回書き換えられ何千億通りものパターンがある。これが付いている車の鍵を失くしたら基本的に鍵屋さんでの複製は無理、鍵内部のICを登録しなおす作業がありますから。基本的に無理ではあるが車種によっては出来る業者さんもいらっしゃる様です。(都内でも数えるほどでしょうが・・)開錠するだけなら助人にも分がありますが、複製となると・・現場では無理です。
以前、その意味では最高峰のセキュリティを誇る、某独高級車の並行輸入の合鍵を、さる業者に依頼して作ってもらいました。通常は受けない仕事ですが、御世話になっている方の持ち物でしたので・・3週間かかりました。ちなみにディーラーでは並行輸入物の合鍵作製は一切受け付けてくれませんよ。
なんにしろ車の鍵は大切に保持しておいたほうがいいでしょう。高級車ならなおさらです。結局、上記の国産SUV車は初期不良と考えられます。スペアキーでも同様でしたので間違いないでしょう。
助人もそこまで出来るようになりたいのですが専門の知識と特殊な装置が必要となりコストがかかる。(国産車用ウン十万円・外車用は百ウン十万円)従って御客様への請求金額もかなりの金額になってしまい、低価格を謳う助人の信条に反してしまいそうで手が出せない。なんてジレンマを抱えながら明日を迎えるのです。今日も。
講釈じみた話しと言い訳で、やたら文面が長くなってしまった。今日はここまでに・・
