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バイクのトラブル その2

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V-RODのジャンプをした数日後、BMW R1200C Classicの「押しがけの手伝い」と言う依頼がありました。BMWのバイクは、結構な量のパーツを外さなくてはバッテリーの位置まで到達出来ません。オプションで装着できる外部電源ソケットを付けている車輌ならば、助人で所有しているBMW専用充電器で充電することも可能ですが今回のお客様は外部電源ソケット装着していませんでした。時間さえ頂ければパーツを外してバッテリーに直接ブースターを接続してジャンプ始動も可能ですがお客さんがお急ぎでしたので、ご依頼通り押しがけのお手伝いをさせて頂きました。

現場でお待ちのお客さんは190cmはありそうな大柄の男性。挨拶を済ますと「後ろから押して下さい」とお客さん。指示通り後ろからバイクを押す体勢に入りましたが何かが変?ん?お客さんはバイクに跨ったまま・・・「じゃー行きますよー!」と言うとお客さんはバイクに跨ったまま足だけで前に進みだした。まじですか!(心の中で)「しっかり押して下さい!」しっかり押してます!(喉の奥で)「行きますよ!」ブブーン ポポ プスン

この状態の押しがけを立て続けに10回くらいやったでしょうか・・ ですがかかりません。さすがのH隊員も息切れで吐きそうになってしまいました。「ゼーハーゼーハー」と肩で息をしている僕にお客さんは「やっぱりかかんないか・・」と落胆の声。「・・ゼーゼー・・ちょ、ちょっと待って下さい・・ハーハー・・僕に1回やらせてもらえませんか?・・ゼーゼー・・」と提案したところ、OKを頂きましたので息を整えて押しがけの体勢に入ります。ハンドルを掴み、勢い良く車輌を押し出します。十分に車速がついた所でバイクに横乗りに飛び乗るお尻がシートに接触した瞬間クラッチを繋ぐブブーンと元気良くエンジンが始動軽くブリッピングをして落ちないのを確認してから、後はオートチョークに任せます。エンジンがかかったことでホッとするお客さん。これでH隊員も一安心・・ゼーハー・・

何とも暫くぶりに体力のいる仕事でした。

オートバイの押しがけはちょっとしたコツです。一度体が覚えてしまえばなかなか忘れません。そしていざと言う時に大変役に立ちます。押しがけのコツを掴むのは坂道で車輌に跨ったままやるのが比較的安全で感覚を掴みやすいようです。

-手順-坂の頂上で周辺の安全を確認して車輌に跨ります。ギアは2速か3速に入れておきます。メインキーをオンにして再度前後左右の安全を確認し、クラッチを握り坂を下ります。ある程度の車速が上がりましたら、クラッチを繋ぎます。リアタイヤからチェーンを通してトラクションが伝わりクランクが回転すると、エンジンが始動しますので速やかにクラッチを握ると同時にアクセルを軽くあおります。(注意:くれぐれもクラッチを握る前にアクセルは開けないで下さい。暴走します)

エンジンが温まっている状態なら、これで直ぐにかかるはずです。エンジンが冷えている時にはチョーク(スターター)を全開にするのを忘れずに。

※1)ただし完全にバッテリーが空になっている場合は(ニュートラルランプも点灯しないような状態)押しがけで始動するのは非常に難し くなります。ロードサービスかバイク屋さんをお呼び下さい。※2)押しがけの練習はあくまで自己責任でお願いします。万が一、転倒・転倒による怪我・車輌の破損・及び事故等があった場合でも、当ホームページは一切の責任は負いません。

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