深夜、幡ヶ谷からアウディ100の解錠依頼。甲州街道で水道工事をしに来ている人からだった。
長々と工事車輌が停車している先頭にアウディ100が停まっていた。で、何故かドアに張り付いている人がいる。「もしかしてダブルブッキング?」と思ったが違った。お客さんの同僚が解錠出来ないかとドアノブを引いた隙間に針金を突っ込んでいただけだった。だけだったとはいえ、正直壊れていなければいいのだが…一応、その辺の事をやわらかく今ので壊れた可能性は無きにしも非ず…と伝えてから作業開始。
少し前のアウディは、少し前のフォルクスワーゲンに似た鍵穴が横向きの錠が付いている。これはちょっとしたセオリーがあり、それを実行できれば意外と簡単に開く。
今回は残念な事にそれが出来なかったが、コツが分かっているので2~3分でドアを開けた。
解錠作業中に10人程の工事関係者が集まって来て、ドアを開けた瞬間一斉に拍手をしてくれた。照れる…で、その後 質問攻めに合う。答えられる範囲で質問に答えていたら、アウディの後ろに停まっていたタイタンのドアに張り付いている人が…何してるのかなと見てみると、鍵穴に針金を突っ込んでいる。さっきアウディに針金突っ込んでいた人だ。書類にサインを貰っている時「針金では錠が壊れてしまいます」とお客さんに伝えると、クルっと振り返って「コラー!!なにやっとんじゃー!!!!」と怒鳴った。
怒鳴られて「ひ~~っ!!」と言って逃げていく針金君。皆さんの仲のよさが伝わってきてついつい微笑んでしまった… けど針金は止めましょう。
