
73年型のビュイックのバッテリー上がり、現着してボンネットを開けると結構なレストアが施されている。簡単な部分はお客さん自身が手を入れている様で、トランクにはツールケースが積まれている。
マイナス端子を外して1ヶ月の駐車、普通では上がる筈は無い、「バッテリー替えてまだ半年なのに・・・」憤るお客さんをなだめつつ、ケーブルを繋いでエンジンを始動。その瞬間恐ろしい光景が・・・
フューエルラインの途中の予備フィルター部分から、ガソリンが噴水の様に噴き出している。慌ててエンジンを停止して点検を開始する。原因はフィルターケースのOリングの劣化、完全に直すには部品交換が必要となってしまう。
なんとか購入したクルマ屋さんまで行きたいと話すお客さん、応急処置を施してエンジンを始動し、漏れがないか確認する。少しでも漏れている様ならば、自走で向かうことは諦めてもらうしかない。
それにしてもバッテリーが上がっていて良かった、もし普通にエンジンがかかっていたら燃料漏れには気付かなかったかも、そのまま走っていたら・・・と考えただけで恐ろしい。
そんな話しをお客さんとしながら確認作業を終える、燃料漏れは無い。上がってしまったバッテリーへに対するお客さんの印象も、大分好転した模様だ。
それにしてもどうもタイミングが良すぎる、こんなに都合が良くバッテリーが上がるだろうか?ただ単にお客さんが強運なのか?それは永遠のナゾである。
