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配線から煙

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ドゥカティ・400SSのバッテリー上がり。原因としては2~3か月乗ってなかった事が考えられるとの事。積載されている開放型バッテリーの端子にはサルフェーションがあり残電圧は10v少々。ですがブースターを繋ぐと問題無く一発始動。発生電圧は13vほど。少し低いような?気がしないでもない。そして回転が安定しない。2000回転以上を維持しようとしても勝手に激しく上下動をする。暫くエンジンをかけていないキャブレター車では良くあることで、ジェットが詰まっていなければエンジンが温まるとともに安定する筈。そう思いアクセルとチョークで調節しながら暖機をしたが、一向に安定する気配がなかった。

暫く暖機をしエンジンも温まった筈なのにパーシャルでの回転維持が出来ない。そして何故か失火症状が出始めた。発生電圧を計ってみると8vを下回っている。…おかしい…一旦エンジンを止めてみよう…そう思った矢先に眼の前にあったレギュレーターの配線がウネっと動き出す。何故動いているのだろう?そう思った瞬間、配線は黒く変色を始めそれと同時に煙を上げた。

直ぐエンジンを止めた。それに伴い配線のうねりと煙も止まった。考えられる原因としてはレギュレーターのパンクが挙げられる。マニュアルに沿っての点検を行わないと正確な判断はできないが可能性は高い。他にはバッテリー内部の破損が思い浮かぶ。どちらの場合にしても現場での復旧は難しいのが現実。お客さんはバイク屋さんへ連絡し要相談となった。

暫く振りにバイクに乗ろうとしていたお客さんの落胆は隠せない。ですが「しっかり治して乗ります」との言葉を頂き少し心が軽くなった。

電装系のトラブルは事前に発見するのが難しい。その上、再現性が無いトラブルもあり原因を特定するまで時間がかかる事も。充電状況が弱い、バッテリーが上がりやすい、ウインカーを点けるとヘッドライトが瞬く、等の症状がありバッテリー交換をしても改善しない場合は、ジェネレーターもしくはレギュレーターのトラブルがあるかもしれません。もしかして?と思われる方は一度バイク屋さんで点検する事をお勧めします。

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