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金属疲労

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ボルボ・940の解錠後、拠点へ向かい明治通りを走っているとハンドリングに違和感を感じた。ある時から小刻みにハンドルがブレ始めたのです。路面状況でも似たような現象が出る事はあるのでそれかな?と思ったけど暫く走っても一向に治まる気配がない。もしやタイヤがパンクしたのかも?と一旦停車し前後タイヤを確認するも空気の減りは全くなかった。と言う事は、フロントホイールのベアリングが逝ったか?それともリアサスが突然抜けたか?色々点検してみたけど不具合は見当たらない。猛烈に釈然としない。ですが今この場で原因の特定は難しいと思い拠点へ戻る事に。ハンドルが小刻みにブレるとは言え走行に全く支障はないので、点検するには場所と工具のある拠点が良い。取りあえずバイクに跨り車体を起こそうとしたその時、後ろの方からバンッ!と言う音と共にチャリーンと軽い金属が落ちる音。振り返ると荷箱の紐が一か所外れ、下に見覚えのある金属が落ちていた。

落ちていたのは荷箱を積載する為に付いているJフックと呼ばれているモノ。それを手にとって断面を見ると表面は千切ったように荒れ一部伸びていた。ブレの原因はこれでした。荷物をしっかりと車体に固定出来ていないと、走行時の振動で荷箱がヨー(yaw)等を発生させハンドリングに影響を出す。これは助人の荷物が極端に重いから出る現象と言うよりは、色んな事をひっくるめて車体バランスが崩れると出たりするようです。過去に乗っていたAX-1は250ccの軽量車ですがハンドルへの影響は皆無に等しかった。またVTR1000Fなんかは相当しっかりと固定しなければ直ぐハンドルがブレた。現在のVFR800は流石ツアラーって感じの安定感は素晴らしいのですが、やはり固定が甘くなるとハンドリングに影響があるようです、今回実感しました。メーカーが作り上げたバランスってのは素晴らしいんですよね本当。助人の荷物より遥かに重い人を乗せてもハンドリングに影響はありませんから。

バランスと言えば、リアシートより後ろにトップボックスを付けた場合、中味が空にも関わらず今回の僕と同じようにブレが出てしまう車種もあるようです。これはマスの中心から遠く、かつ高い位置になるとより顕著となり、またトップボックスのベースステーの強度とかしなりも大きく影響があると聞きます。それと、車重に対してライダーの体重が軽い場合も出やすいとか。上記の場合、二人乗りだとブレない事もあるらしい。

取りあえず原因が分かってほっとしましたが、一つ折れると他も折れる可能性が大。急きょ予備のゴム紐で荷箱をグルグル巻きにして修理に向かったのでした。

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