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スタバvsタリーズvsドトール

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トヨタ・ハリアーの解錠で埼玉県のちょっと遠い某所まで。

場所は高架下のコインパーキングで延々と続く長い駐車場。取り敢えず一番駅側からゆっくり走りながら東海地方ナンバーの該当車輌を探す。程なく該当車輌を発見しお客さんに連絡をした。近くにいて下さった様で「1分で戻りますのでお待ち下さい」との事。そのまま暫しお客さんを待つ。ところが5分経ってもお客さんが現れない。再度連絡しようかと思った所でお客さんから携帯に連絡があった。 「すみませんが今どちらにいらっしゃいますか?」との問い合わせ。車の前にいる旨を伝えるが、返ってきたのは「僕も車の前にいるのですが?」との言葉。かな~り焦りながら目の前にあるハリアーのナンバープレートを一字一句確認するが、依頼通りで間違いない。ナンバーを読み上げながらお客さんの前にあるハリアーを確認していただくと、「違いますねぇナンバー」との事。依頼時のナンバーと違うと言うことは?疑問符が浮かびながらも兎に角お客さんと合流しないことには始まらない。縦に長い駐車場なので、赤いバイクがどこかに見えませんか?とお聞きすると、ちょっと離れた場所で手を振る人を見つけた。

やっとこお客さんと合流し目の前のハリアーを見ると、東海地方のナンバーで4つの数字が少し似ていた。一応確認で依頼された時のナンバーを書き込んだメモを見せると、お客さんは急に踵を返し車の中を覗き込んだ。食い入るように車内を見ていたお客さんがクルリと振り返り「この車は僕のではないようです…」と頭を掻きながら照れ臭そうに言われた。

お客さんはハリアーを購入後まだ一週間らしく、ナンバーをハッキリと覚えていないかったようです。で、運悪く同じ年式で同じ色、おまけにナンバーまで似たハリアーが、似た様な風景が続く高架下の駐車場に止まっていたので、戻る際に間違えてしまったようです。確かに埼玉の某所で、同じ東海ナンバーで同じ色の同じ車種が、まさか同じ駐車場に止まってるとは思いもしないですから。

車検証の確認を終え、車内の何を見て自分の車ではないと気付かれたのでか?とお聞きすると、「ナビが違ったのと飲んだ覚えのないドリンクがあったからんです」との事。さっきのハリアーにはどんなドリンクがあったっけかな?と思い返していると「僕はスタバとタリーズには行かないんですよ、ドトール派なんです」とお客さんは笑った。そう言えばさっきのハリアーにはスタバのカップがあった。確かにコダワリがあるモノは間違えませんよね。

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