
BMW・120iのバッテリー上がり。何もかも無反応な位の電圧低下の原因は室内灯の消し忘れ一週間だそうです。
取りあえずお客さんは自力で復旧してみようと、仕事用の2tトラックを持ってきてブースターケーブルで繋いでみたらしいのですがエンジンの始動までこぎ着けなかったそうです。その話しを伺いながら使用したブースターケーブルを見せて頂くと、軽自動車用とかの細いタイプではなくトラックでも使える太めの立派なケーブルでした。それを使ってトラックのバッテリーと繋いでもかからないって事はバッテリー以外にもトラブルが発生しているかもしれません。
という事を踏まえてまずはボンネットを開けて電圧を測ってみると残電圧は1v。続いて持参したブースターを繋いで始動すると何事もなく元気良くエンジンスタート。「えっ!そんなポータブルでかかるの!なんで!!」とお客さんがとても驚いていました。
その後、暖気中に話しをして分かったのは、お客さんはボンネットのジャンプ用プラス端子近くにあった大き目のナットにマイナスケーブルを繋いだという事。それを聞いてマイナスを繋いだナットがジャンプ用じゃなかったのでかからなかったのではないとの結論に至りました。
全ての車はジャンプスタートの接続場所が指定されています。車種によってはその指定をきっちり守らないとかからない事があります。特にBMWの完全放電はそれが顕著な気がします。
ボディーがグランド(マイナス)なので近くにあったボルトやナットに繋ぎたくなる気持ちは分かりますがBMWは要注意。ボンネット内を見回して指定のマイナスが分からない時は迷わずマニュアルで確認するのが宜しいかと思います。
