東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by J隊員

2013.3.31(日)曇り
旅の終わり

三菱・トッポBJの開錠へ、
コインパーキングに長期放置されていたこの車両
管理会社さんから要請を受けてのカギ開けです。

ドアを開けると車内に残る生活の痕跡、
おそらく長いこと車上生活を続けてたんでしょう
衣類などが後部座席に整理されて詰め込まれており
張られたロープにはタオルが干してありました。

車上での生活というのにはちょっとした憧れがあったりします。
移動できる空間を究極に活用するといった意味でなんですが
自分でクルマの運転を始める前からの願望なんで
たぶんロードムービーなんかの影響なんでしょう。

そして最高に難しいのはその終わり方なんだと思います
映画なんかではウヤムヤにフェードアウトしてたりするんですが
それがまた良かったりするんですよね。

今でもやっぱり憧れがあったりします。


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by Y隊員

2013.3.30(土)曇り
いすゞVehiCROSS

1998年式いすゞ ビークロスの開錠に行ってきました。

それまでのSUV車になかった大胆なエアロフォルム取り入れたビークロス。
なので目に留まるのは近未来的でそしてスポーティな独特なデザイン。

しかしそのデザインに負けることなく構造もしっかりしており
足回りはクロスカントリーの名車、ビッグホーンのものが流用されています。
エンジンもビッグホーンのものを改良して搭載されており
SUVの羊の皮を被った狼的な車ですね。

初めて見た時、なんだこの車は?と驚き
色々調べてみて更になんだこの車は?と更に驚いた車。
一度、作業で対応してみたかったんですよね。

「よくね、どこの国の車?って聞かれるんですよ」
と楽しそうに話すお客様。他にも色々とお伺いしたんですが
ビークロスへの愛情がヒシヒシと感じます。

日記用に写真撮影のお願いをすると
「珍しいから誰の車か分かっちゃうんで・・」との理由でお断りされてしまいました。
確かにこれだけ稼働していても滅多に見れない絶版希少車。
すごくいい車だと思うんですけどね。
クリーンディーゼルとかで復活しないかな?


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by K隊員

2013.3.29(金)曇り
キーがなくてもエンジンかかりっぱなし

BMW・320iの解錠依頼。
依頼はマンションの管理会社さんから。

到着し管理人さんから話を聞くと、
持ち主がエンジンをかけたまま海外出張に行ってしまったので、
解錠しエンジンを止めてほしいという。

他の住人がエンジンがかかっている事に気付いて管理人さんに連絡、
持ち主に電話したが留守電でつながらず、販売したディーラーさんの
名刺があったので相談して依頼したというながれ。

毎週のように出張するほど忙しい方のようだが、
キーを差し込んでエンジン始動するタイプじゃなく、
スマートキーなのもひとつの要因か。


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by A隊員の創業日記10

2013.3.28(木)晴れ
夢から現実へ

前へ (まとめ

それぞれメーカーごとに癖があることを学びましたね。
特にトヨタのハーフタンブラーには悪戦苦闘でした。

研修中「ハーフは現場でやりたくないな〜」とか思っていたんですが、
まさか一番多く依頼が入るとは思ってなかったですね。

翌週にまた名古屋です。
宿題はバッチリやってきたので、以前の課題は何とか突破出来るというか、
時間をかければ、そのうち開けられるというレベルまで来ました。

続いて内溝キーの講習に入るんですが、これがとんでもなかったですね。
初めてBMW4トラックに挑んだ日は一気に夢から覚めたというか、
これら全て仕事としてやっていけるのだろうか・・と本気で悩みましたね。

「先生!もう少し長く教えて!」なんて今更言えず、これで卒業です。
ものすごく運が良くて調子良かったら開くかもしれない・・
そんなフワフワな開錠技術がA隊員に宿った訳です。

この技術をどこまで伸ばせるか、どうやって皆へ教えていこう・・
やることは山積みで、夢見る時間はとっくに終わりましたね。

全てが動き出した感じです。


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by H隊員

2013.3.27(水)雨
トナラー

 埼玉県某所の駐車場でリンカーン・LSの解錠予約。指定されたタワーパーキングに到着後、グルグル登りながらLSを探すと最上階で発見したのですが、何かちょっと変な感じなんですね、LSの周りが。そこは優に50台は停められるフロアなのに、何故かLSも含め3台だけが固まって停まってるのです。ガラーンとしたその空間で一か所に固まってるのは妙な感じを受けます。その仲良く並ぶ3台を見ていると、ふと昨年夏のある出来事を思い出したのです。

 その日僕は八戸発→苫小牧行の早朝フェリーに乗る為、東北道を夜を徹して走っていた。小気味良いトルクを発しながら走るVTR1000SP2。その乗車姿勢はハッキリ言って土下座スタイルなんですが、ノーマルのハンドルは意外と近く、ステップも低目なので個人的にはあまり疲れません。なので22:00に東京を出発したあと一回の給油以外休む気が起きず、気付くと2:00頃、一関付近へ到達してました。
 今までの調子で走って行くと八戸で時間が余ってしまうのは目に見えていたし、そろそろ給油の必要もあった。では小腹を満たした上で時間調整をしようかと前沢SAに寄る事にしたのでした。

 時間も時間なのでサンドイッチとコーヒーで小腹を満たした後、満点の星空を眺めたり放し飼いのウサギを目で追ったりしていると、下っ腹に急激な蠕動運動が発生。少し冷えたかな?と考えてる間にトルクを増していく腸運動。とても放置出来ない雰囲気を醸していたので誰もいない静まり返った深夜のトイレへ向かったのでした。

 シーンとしたトイレの一番奥の個室に入りホッと一息。用が終わっても暫しボーっとしてると、コツコツと人が入ってくる足音が聞こえた。特に意味はないけど、なんとなく息を殺して聞き耳を立てていると、足音は奥までやってきて僕の隣の個室に入った。深夜の稼働率の低いトイレ。確か個室は10個位はあったと思うが、間隔を開ける事無く隣に入ってくるのって何? これってもしかして【トナラー】か?と考えたが、その後に聞こえてきた荒い息遣いに恐怖を覚え、上からガチムチのアニキに入って来られても困るので、ベルトを締めるのもそこそこ急いでトイレを出たのでした。 ※荒い息遣いは車酔いで吐きそうな人だったのかも?

 そんな昔の事を思い出しながら眺める3台。やはりLSの両脇2台がトナラーに思えて仕方がないのでした。


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by J隊員

2013.3.26(火)晴れ
お国柄

ロータス・エリーゼのバッテリー救援でのこと、
長年の英国車ファンだと話すお客さん
近頃のイギリス車の低迷ぶりにお嘆きです。

イギリスの大衆車ブランドといえばローバーがない今はUKフォードのみ、
MINIはBMW資本となった今ではもうドイツ車のような趣き、
後はそれほど数の出ない高級車ブランドやキットカービルダーなんで
都内でよく見るイギリス車といえばジャガーくらいになってます。

イギリスといえば自動車産業黎明期からの
とても長い歴史を持ってる国ですね。
そして自動車の世への広まり始め、それはとても高価なものでした。

そんな背景からなのか、どうも庶民向けのクルマ作りは苦手なような?
代わりに高級車の内装なんかは目を見張るものがありますね
そしてこのエリーゼの様な尖り具合なんかも…

もちろんその真逆を得意とする国もあるわけであって、
自動車の国籍ごとの違いは見ていると面白いものです。


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by Y隊員

2013.3.25(月)曇り時々雨
桜と卒業ソング

ベンツEクラスのバッテリー救援。
現場の駐車場には桜の木があり満開です。

お客様はY隊員の母親と同世代のご婦人。
作業を進めていると桜を見ながらお客様、
「早く満開になっちゃったわね〜これじゃまた娘が怒っちゃうわ」

北海道へ嫁いだというお客様の娘さん。
その娘さん、お子さんの卒業に合わせて最近の卒業ソングを聞くと
桜の単語がたくさん出て来る曲ばかりなのだそう。

北海道の桜の開花は五月。
なので最近の卒業ソングでは季節感が全く感じれないとお怒りとのこと。
「また最近、桜の開花が早いでしょ?だから余計その傾向が強くなるってね」

東京で開花時期が早まるとちょうど卒業のシーズンと重なるんで
あまり気にならなかったんですが、
地域によってはこんな弊害があったんですね。

みんな大好きな桜。
なので脇役的に使うとなると難しい存在なのかもしれませんね。


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by K隊員

2013.3.24(日)曇り
日本には3台程?

日本一家賃の高い超高級マンションでバッテリー上がり。

駐車場には高級車がたくさん止まっていたが、
依頼車両の隣にはなんとアストンマーチンONE-77が。

2009年に発表された限定77台の超高級車。
現在のレートで換算すると1億6千万円以上という価格。

7.3リッターNA(自然吸気)V型12気筒エンジンで760馬力、
トルク76.5kgm、社内テストでは最高速354km/hを記録しているという。

今回は見るだけでエンジン音などは聞いていないが、
フェラーリ・エンツォのバッテリー上がり救援をしたときなみにわくわくした。


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by A隊員の創業日記9

2013.3.23(土)晴れ
いざ名古屋へ

前へ (まとめ

開錠技術の成否は自分にかかっている・・
早朝、名古屋へ出発するとき急にプレッシャーを感じました。

もう後へ引けないというか・・
東名自動車道が新たな旅の始まりのように思えました。

「バイクで長距離は大変だったでしょう〜」
名古屋の先生は想像以上に優しい方でした。
学校といってもワンルームマンションの一室です。
テーブルの上には小道具がたくさんあって、まるで工作室でした。

授業はマンツーマンでした。
一通り座学をやって実践に入っていくんですが、すごく刺激的でしたね。
見るもの触れるもの全てが、初めての体験でした。
「なるほど〜」とか「こうやって開けるんだぁ」とか関心しまくりでした。

先生の言うとおりにピッキングしてみると簡単に開けられるんですが、
自分で勝手にやってみると開けられないのが不思議でしたね。

最初の難関はホンダの一般キーでした。
「先生!このカギ何かおかしいです」とか質問したのを覚えています。


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by H隊員

2013.3.22(金)晴れ
選ぶには理由がある

 ジャガー・S−TYPEの子供インロック。一般道で行くと微妙に時間のかかる場所だったので時間最優先で高速に。インターを降り、後数分で現場となったところで本部から「子供が中から開けたらしくキャンセルです」との連絡。張り詰めていた糸が緩むのと同時に、言い知れぬガックリ感が押し寄せてきた。

 何とも言えない不完全燃焼な気分を抱きながらバイクに跨りエンジンをかけると、またもや携帯に本部から連絡が。始動したばかりのエンジンを止めて電話に出ると、今度は茨城県某所からジャガー・XK8の解錠依頼だった。無い時は半年や一年も解錠する機会がないジャガーですが、立て続けに入るとは今日はとても珍しい。さっきまでの不完全燃焼感は一気に吹き飛び、やる気満々で高速へ向かったのでした。

 現場に到着すると、「バイクで来たのかね?それはご苦労でしたね。まぁまぁジャガーは後でいいからちょっとこちらへ来てください」と実年世代と思しきお客さんは車庫から自宅へ僕を誘い玄関へ招き入れた。中に入るとそこにはA0サイズのパネルにギッシリと貼り付けられた写真があり、「これがね、前乗っていたバイクで、こっちがその前に乗っていたやつ」と教えてくれる写真には、ロードグライドやエレクトラグライドに跨る、若かりし日から現在までの様々な年代お客さんが写っていた。

 ジャガーを解錠した後も暫し話をさせて頂いきましたが、やはり長年バイクに乗り続けた人の話しは一味違います、とてもツボにハマる楽しい話しで時間を忘れてしまいます。でも拠点からの距離も距離なので、程よい話しの区切りでお客さんの元を後に。

 帰りの高速で、「どうせ運転するならやはり楽しい乗り物じゃないとね」と言ったお客さんの言葉を思い出し、自分が好んで買ったバイクで仕事が出来る事をありがたく思ったのでした。


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by J隊員

2013.3.21(木)晴れ
おとり効果?

ヤマハ・ドラッグスターの始動できないトラブルです。

お客さんによるとバッテリーを充電しようと一度取り外したら
ニュートラルランプが点灯しなくなってセルが回らないそう、
その際に一緒に外した盗難防止装置の配線が怪しいとの事です。

ざっと見てみるとセキュリティパーツ特有の判別しにくい配線、
しかもニュートラルランプ連動とはかなり変わったタイプのような?
これは復旧は難しいかも…と、思っていたら全然別の部分が原因でした。

ギア位置を確かめるためにシフトレバーを操作すると
一瞬だけチカッと光ったニュートラルランプ?
セキュリティとは関係のない検出スイッチの不具合だったんです。

「てっきり防犯装置とばかり思って…」
無事に復旧したバイクを見ながらそう話すお客さん
何でも半日ほども格闘していたんだとか、、

防犯装置には実際の機能にプラスして抑止の効果などもあるんですが
このような場合は何効果になるんでしょうかね?
注意を向けさせるという意味では優秀な装置といえそうです。


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by Y隊員

2013.3.20(水)晴れ
悩ましき咆哮

夜半過ぎの住宅街へ
1992年型コルベットC4のバッテリー救援に行ってきました。

久々にV8エンジンの咆哮が聞けるな〜♪
と個人的には楽しみなのですが場所と時間が嫌な予感もさせます。

合流後に案内された駐車場、別の方のお宅の窓に隣接しています。
それを見て更に嫌な予感が増します・・

しかし全く改造を施されていないコルベット。
なので大丈夫かな?とエンジンを始動し発生電圧を測定しようとすると、
やっぱり騒音で苦情が入ってしまいました・・

急いで苦情の入らない所まで移動すると
「ごめんね嫌な思いさせて。どうしても出掛けなければいけなくって・・」
これを機に別の駐車場を探してみるとお客様。

V8エンジンを轟かせながら闇に消えるコルベット。
個人的にはカッコイイ音だと思うんですが時と場所は許さないですよね。
見送りながら都内の駐車事情はやっぱり大変だな、と痛感しました。


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by K隊員

2013.3.19(火)晴れ
2013 F1開幕

いよいよ2013年シーズンのF1が開幕した。

予選1位の3連覇王者ベッテルの逃げ切り圧勝かと思ったら、
優勝ライコネン、2位アロンソ、3位ベッテルの表彰台。

ロータスのライコネンは見事なタイヤ戦略で、
ペースをコントロールしての余裕の勝利。

あと2,3レースしないとどのマシンが速いか
判断が難しいが、今年もタイヤ戦略が重要そうだ。

ロータスはタイトルスポンサーがいないので、
トップチームなみに開発ペースを維持できるか心配だが、
ライコネンには2007年以来の王者になってほしいものだ。


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by A隊員の創業日記8

2013.3.18(月)晴れ
夢の始動

前へ (まとめ

後日、名古屋の先生から電話がかかってきました。
「専用のカリキュラムを作りました」との事で胸躍りましたね。

土・日曜日の2日間で、2週続けて行うことになりました。
先生は「かなり詰め込みますよ」とプレッシャーかけてくるんですが・・

A隊員には全く効かなかったですね。
「全く問題ないです」とか「全然大丈夫です」とか答えていました。
専用カリキュラムが出来たということで全ての心配が消えたというか、
すでに開錠技術を身につけているような心持ちになっていましたね。
4日どころか1日でマスターしてやるぐらいの気持ちでした。
完全にアホでしたね。

当時の雰囲気はよく覚えています。
たまたま仕事で有明3丁目のTFTビルにいました。
嬉しくて胸躍ってシャワーツリーの天井をずっと見上げてましたね。
「待ってろよ!名古屋ーー!」と心の中で何度も叫んでいました。

今でも迷いのあるときに訪れる場所だったりします。
あの時の一点の曇りないアホな自分に会いに。


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by H隊員

2013.3.17(日)晴れ
2個はダメ?

 2013年ホンダ・N−BOXの解錠依頼を頂いたのは東京近郊のディーラーさん。事前情報によると2番手の出動らしく、これから向かう僕の責任は重大です。

 現場に到着し担当の方と合流すると、挨拶もそこそこかなり焦り気味に「この車を開けられますか?」と聞かれた。その勢いにちょっとビックリしながらも「は はい…」と肯定の返事をしたのですが、どうも語尾上がりの疑問形に聞こえてしまったらしく「夕方納車予定なんですが何とかなりませんか!」と悲痛の訴えを頂いてしまった。
 誤解を招いたと感じたのですぐさま「大丈夫です!必ず開けますので」と自信を持って言ったのですが、今さっき会ったばかりの僕の言葉は信用に値せず「失礼ですがN−BOXを開けた実績はありますでしょうか?」と聞かれてしまった。
 そう言えば僕は2番手だったのを思い出し、絶対に開くと安心して頂く為「現行N−BOXは何台も開けてますのでこちらの車輌も必ず開けます、ご安心を」とさっきより自信に満ちた顔と言葉でお伝えすると、やっとこと信用して頂けたようです。

 ご担当が安堵で脱力してる間に、速攻でドアを解錠し車内の鍵を探すと、スマートキー2個がキーリングで繋がった状態でカップホルダーに入っていた。それを見て、以前に解錠したN−BOXのお客さんも、スマートキーを2個とも車内に置いたらインロックしたと言っていたのを思い出した。

 果たしてこのスマートキーが車内に2個同時にあるってのはインロックの原因になりえるのだろうか? 今度、N−BOX持ってる友達に再現性がないか確認して貰おうと考えてます。


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by J隊員

2013.3.16(土)晴れ
安心性の向上

バッテリー救援で伺ったお客さんはとてもご高齢の方、
今年で八十歳になるというおばあちゃんでした。

運転暦はもう五十年近くになるというベテランドライバー、
ですが大好きな運転もそろそろだと考えてるんだそう
それというのもご家族の心配があるからなんだそうなんです。

「次のクルマで最後にしようかね」とお客さん
長い免許人生の中で気にはなっていたけど縁がなかったメーカー、
最後ならばそのスバルのクルマを、と思ってるいるんだそうな

「どうかしらね?」と聞かれてピンときました
スバルといえばすこぶる評判が良い運転支援システムの「EyeSight
これを装着したなら家族の方の心配も多少なりとも軽くなるのでは?

近ごろ自動車のハイテク化が凄いです
それも安全性の向上となる部分が特に目ざましく感じます。

この先どんどん高齢化に偏って行くであろう免許人口
その周りの人たちの不安を軽減するのにとても効果的な進化に思えます。


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by Y隊員

2013.3.15(金)晴れ
花粉地獄の季節

ついに始まってしまいました・・ 花粉の季節・・・

一年おきに来る花粉の豊作年となる今年。そしてPM2・5。
それらの影響からか今までで一番症状がキツいです。

昨年まで飲んでいた薬は今年は効きません。
薬を変更してみたものの期待するような効果も出ず
今年はマスク着用が必須となってしまいました。

出動の際は合流時の挨拶の時にマスクを外すものの
作業の時はお客様の了承ものとマスクを着用。
でないとくしゃみ連発、鼻水洪水でどうしようもない事に。

そして今年はお客様のマスク率もさすがに高いですね。
そんなお客様の前でマスクを外し挨拶をしようとすると
「花粉症でしょ?いいよ取らなくて、今年はキツいよね〜」
と花粉ネタで会話がちょっと盛り上がるんですよね。

ある意味、コミニュケーションツールとしては役立っている花粉症。
でもこんな会話ネタなんか本当は無い方がいいんですけどね。


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by K隊員

2013.3.14(木)曇り
高額請求で音信不通

メルセデスベンツ・Vクラスの解錠依頼。

依頼主はコインパーキング管理会社の方。
長期放置車両の解錠依頼だった。

盗難車が放置されるケースが多いが、
今回は盗難車ではないようだ。

所有者も判明して連絡もとれたそうだが、
50万円程の駐車料金を請求したところ、
急に連絡がとれなくなったという。

裁判の準備をすすめるそうだ。


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by A隊員の創業日記7

2013.3.13(水)
ときめきの行方

前へ (まとめ

人の気持ちはテコのようなもので・・
退職するイメージをした瞬間、あっという間に傾きました。

不安とか無かった訳ではないです。
「何から始めようか」と考えるだけでワクワクしましたね。

都内をバイクで駆け回り・・
どんな高級車もあっという間に開錠していく・・
そんな夢を見るだけで、今まで味わったことのないような昂揚感がありました。
ピッキングってどんなことするんだろう・・
考えただけで、ときめいたのを覚えています。

探してみると名古屋に鍵の学校がありました。
ちなみに今はもう実在していません。
一般的にこうした学校では鍵関連全般が対象になっていたりします。
車以外に住宅や金庫の鍵とかですね。

助人の欲しい技術は「車の開錠」のみです。
思い切って単体で教えてもらえるか相談してみました。

すると名古屋の先生は「分かりました。検討してみます」とのこと。
祈るように電話を切ったのを覚えています。


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by H隊員

2013.3.12(火)晴れ
長持ちタイプ

 リアタイヤのスリップサインが出そうだったので、モトフリークさんへ行って前後のタイヤ交換をしてきました。

 今回選んだタイヤは前のVFR800でも一度履いた事があるメッツラーZ8。でも今回は以前と少し違ってリアは重量級車輌用のZ8Cってのにしてみました。【C】が重量級用の識別コードで、このZ8Cは純正タイヤとしても採用されているとか。

 ハッキリ言ってクロスランナーは重量級と言う程のバイクではありませんが、敢えて【C】にしたのにはちょいとばかり理由があったりします。
 助人の荷物が重くて常々10歳児を乗せてるのと変わらないんですが、タイヤは極端に減ることはなかったんですね。でも前回交換したZ6が物凄い勢いで減ったのです。その勢いは14,000kmを走るのにリアタイヤ2本。でもフロントタイヤはまだ6分山残ってました。この耐久性でフロントの限界に合わせると後2本はリアタイヤの交換が出来そうでしたがもう僕が限界です。

 そんなこんなで「Z6はロードノイズが少ない良いタイヤだとは思ったけど、助人で使う場合は相性が良くないと思うんですよ」とモトフリークの方に相談したところ、”Z8C”の存在を教えてくれました。やはり悩んだ時はその道のプロに聞いてみるもんですね。で、それを聞いたからにはその【C】とやらを履かずにはおれません。ってことで元々Z8は好きだったので今回のチョイスに至りました。

 さてメッツラーZ8Cとの相性は如何なものでしょうか? 取りあえず14,000km後が楽しみです。


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by J隊員

2013.3.11(月)晴れ
日々を重ねられるという事

新品の制服に袖を通したんですがやっぱり気持ちがいいです。

ちょうど二年前の今日、
このユニフォームの追加発注に行っていた時に
あの大きな揺れが来たんです。
とんでもない災害に打ち合わせどころではなかったんでした。

その時に着ていたのが今ではくたびれてしまったユニフォーム、
着ていた時の色んな出来事が詰まってますね。

今となっては全てが懐かしくて良いものなんですが
二年前には突然終わらざるを得なかった人もいる訳で…

3.11大震災で亡くなった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。


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by Y隊員

2013.3.10(日)晴れ
2年の重み

中野区白鷺にある都営アパートへ
仙台ナンバーのお車のジャンプに行ってきました。

珍しいナンバーなのですぐに該当車両を発見できると思い
アパートの駐車場を捜索すると仙台ナンバーといわきナンバーの車ばかり。

もしかして・・と合流後にお伺いすると
やはり被災された方たちの仮住まいになっているそうです。

職場と住まいをなくしここへたどり着いたと話すお客様。
未だ地元へ帰れる目処が立たずこちらへ身を寄せているとの事。

「お隣さんは帰るの諦めてこっちで職を見つけてね・・」
と隣を見ると練馬ナンバーの車。元は仙台ナンバーだったんだそうです。
「僕も悩んでててね。もう2年経つし・・」

作業を終え、あれから2年か・・と色々な思いに馳せてしまいました。
でも被災者であるお客様が思う2年と自分が思う2年は全然違うんだろうな。


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by K隊員

2013.3.9(土)晴れ
駐車場代は8万円

トヨタ・エスティマのバッテリー上がり。
場所は超高級賃貸マンションの駐車場。

入り口には門番がいて車寄せに案内される。
車寄せに着き駐車場の案内図をもらい車の所へ。

さすが家賃月額100万円〜500万円超だけあって、
フェラーリやロールスロイスなどの高級車が何台も止まっている。

お客様は外国人の方だったが、バイリンガルの
コンシェルジュ(24時間対応)が通訳してくれるので、
作業や説明もすんなり出来てありがたい。

それにしても家賃500万円超とはすごすぎる。


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by A隊員

2013.3.8(金)晴れ
3・11と言う名の命日

仮に今、突然死んでしまうことを想定すると・・
一番確実なことは後悔することですね。

あれやっとけば良かったとか・・
つまらない意地張っちゃったなとか・・

あの仕事だけは片付けておきたかったとか・・
なぜもっと積極的に優先して動けなかったんだろうとか・・

家族にこれだけは伝えておきたかったなとか・・
友達ともっと心ゆくまで語り合いたかったなとか・・

何かたくさん出てきます。
これだけ後悔することが分かっているなら、
せめて、ひとつだけでも減らしていきたいもんです。
寿命がどこで訪れるのか分かりませんが・・
突然来ても「ここまで出来たら上出来」と思いたいです。

普段から目の前のことに流されやすいので・・
1年に1度は自分の命日を考えてみようと思う。


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by H隊員

2013.3.7(木)晴れ
コリジョンコース現象

 BMW・323iの解錠依頼。
 接触事故の混乱で閉じ込んでしまったと言う事らしいその現場は、千葉県北部某市の川沿いという事だけで正確な住所が分からないらしい。それでもなんとか貰えた情報を元に検索してみると、かなり広い農地を曖昧に指示した。
 場所を考えると遮蔽物のない広域農道での事故思われる。果たしてどんな事故だったのだろうか? そう考えたとき、自分の故郷北海道十勝地方に多い【コリジョンコース現象】を思い浮かべたのでした。

 現着後、作業に入ろうかと運転席のドアを見てみると、なんとドアノブがなくなっているではありませんか。車はエンジン始動中で、運転席ドアのロックだけが解除してあるのですが、肝心のドアノブがないので車内に入れないという状態です。
 ドアを開ける方法は色々と思い付きましたが、事故の衝撃で1cm程開いていた助手席の窓に気付いたので、そこから秘密の奥の手でゴニョゴニョして完了です。

 全ての作業が終わった後、少し離れた場所にいた加害トラックの方に話しを伺うと、事故の原因の一つとしてコリジョンコース現象があったように思われました。

 右手の高架橋と並走する脇道を北上していたトラックと、そこと十字交差する優先道路を東に向かい走って来たBMW。トラックは一時停止が前方にある事に気付いていたが、左手から迫るBMWにはコリジョンコース現象の為か全く気付いていなかった。
 視界が開けている左方から迫る車を認識出来ていないトラックは、一時停止が近付くにつれ自然と右方向のみへ注意が行く。そして停止の確認は高架の陰になっている右側のみで、左を見ずに前へ出でてしまいBMWと接触した模様です。
 トラックの当人はずーっと左側に車がいないと錯覚していたので、交差点で事故を起こした直後は「BMWが突然湧いてきた」と思ったそうです。

 コリジョンコース現象=田園型事故 別名、十勝型事故とも言いますが、地元民としては不名誉な名前だなと思う反面、十勝で時折起こる不思議な事故の典型でもあります。免許取りたての友人が亡くなったもこの事故でした。
 平坦な田園風景が続く場所では起こり得るコリジョンコース現象。北海道のみならず広域農道を走る時は充分に注意したいと思います。


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by J隊員

2013.3.6(水)晴れ
警告音の原因

マツダ・プレマシーのバッテリー救援です。

エンジンを始動し、電圧も安定して救援完了というところで
車内から謎の「ピー」音が聞こえてきました。

クルマが動き始めると鳴り出すんで警告音なんでしょうが
メーターパネルには異常を示すランプの点灯は無し、
おかしいな?と思って調べてみるとスライドドアが犯人でした。

プレマシーに装備されているのは電動開閉式のスライドドア、
その作動に必要なメモリーが放電により初期化されたのが原因です。
人が身体を挟まれた際に作動する安全装置の為のメモリーですね
リセッッティングしてやるとピタリと音が止みました。

近頃のクルマでは電動開閉部分が多くなっているんで
このようにリセット作業が必要になるケースがよくあります。
悩ましいのはメーカーや車種によって必要だったりそうでなかったり…

日頃の勉強が欠かせないのが現代のバッテリー救援だったりします。


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by Y隊員

2013.3.5(火)晴れ
追憶の86

トヨタ86の開錠に行ってきました。

昨年発売された本格FRスポーツカーの86。
車離れの若者に狙いを定めて開発されたようなのですが、
実際の購入は団塊の世代が多いとの噂もチラホラ。

でも分かるような気がします。
新しいスタイリングなんですが妙に懐かしさを感じるんですよね、この86。

しかし合流したお客様、若いです。平成生まれ。
団塊の世代が多いとの噂はなんだったのでしょう?
更に初めて購入した車が86との話をお伺いし懐かしさを感じてしまいました。

Y隊員の世代は車の免許を取ってすぐ、
セリカXXやシルビアやCRーXとかのスポーツカーを
初めての車なのに頑張って新車で購入していましたからね〜

お客様のような若者が増えてバブルの時代が再来?!
ってなったら面白いかも。


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by K隊員

2013.3.4(月)晴れのち曇り
電池はなくても

22時ごろトヨタ・プリウスの解錠&バッテリー上がり。
電子キーの電池切れが原因だと思うので電池を買ってきてほしいという。

コンビニに寄ったが適合するボタン電池は売っていない。
電池がなくてもエンジン始動はできるので現場に向かった。

電池以外に原因は思いつかないとのことだったが、
室内灯消し忘れのバッテリー上がりで電池は問題なし。

補機用バッテリーが搭載されていたり、完全に上がると電子キーが
使えないことなどを知らなかったようで、電池が原因と思い込んだようだ。

システムをよく知らないで乗っている人は多そうだ。


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by A隊員の創業日記6

2013.3.3(日)晴れ
きっかけ

前へ

「そろそろ手を引け」という会社と、落胆するお得意先の間にあって
やる気満々のA隊員という不思議な構図でした。

某アシスタントさんとの打ち合わせも行き詰ってましたね。
そんな時にあのグチを耳にすることになったんです。

「都内の渋滞」と「開錠技術」ですね。
その時に初めて開錠技術に興味を持ちました。
どうやら鍵の学校みたいなところで教えてくれるらしいですが、
その実態はよく分かりませんでしたね。

専務は「開錠作業なんて無理」の一点張りです。
それよりも「いつ手を引くんだ」と詰め寄られる始末です。

相変わらずF隊長とはバイクで走るロードサービスを語らうんですが、
却下されることが分かっているので落胆して終わるという・・
そんな日々を過ごしていました。

「いっそウチらで始めようか」
最初は、そんな雰囲気だったように思います。


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by H隊員

2013.3.2(土)晴れ
その後

 「あら?お兄さん前も来てくれました人よね」 そう言われるのはハイエースのインロックでご依頼いただいた年配の女性。ハイエースは仕事の車らしく、車内には金属製のラックが組まれ段ボール箱や工具が満載されていた。
 「確か○●市にお住いですよね?以前一度お伺いした事を覚えてます」と僕が言うと「そうそう○●市。それにしても前来て貰った所まで良く覚えてるね」と少し嬉しそうに笑われた。

 僕がその女性の事を覚えているのには少しばかり理由があります。

 2年程前のそろそろ秋になろうかという季節の早朝、ハイエースの解錠依頼で○●市の現場へ到着すると、依頼車輌の横に警官と女性がいた。僕がバイクを降りて車へ近付くと、ほぼ同時に警官は依頼人と思しき女性を残し立ち去っていった。いったい何があったのだろう? そう思っていると「泥棒に一切合財盗まれたのよ…」と大きな溜息をつかれた。

 リフォーム業を営むお客さんは、その日も現場へ向かう為、自宅前の駐車場へ止めた車へ行くと何故だかドアのロックが開いていた。嫌な予感を感じつつも荷室を覗いて見ると、本来ある筈の場所にある筈のモノが見当たらない。血の気が引くのを感じながらハッチバックを開けると、満載されていた道具が根こそぎ盗まれてしまっていた。

 絶望の淵に立たされた思いで警察へ連絡。その後、車上荒らしの届を提出。そしていつの間にかロックがかかっていたハイエースを鍵で開けようと思ったら全ての鍵穴が壊されていて開けられない。仕方なしに解錠依頼をし僕が現場へ。
 高額な工具も多数あったらしく「全部揃え直したら50万以上かかる…」 そうお客さんが呟いたのを聞き、他人事ながら激しい憤りを感じたのを良く覚えています。

 「あの日以来、面倒で大変だけど工具類は毎日倉庫に入れてるのよ。もう買い直しはコリゴリだからねぇ」
 あの日から2年。泥棒は盗みに成功した所へ戻ってくるらしいので、大変でしょうけど用心に越した事はありませんね。


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by J隊員

2013.3.1(金)曇り
元気回復

埼玉県内のとある駅前駐車場での作業時のこと

日もとっぷり暮れて辺りはすでに氷点下、
あまりの寒さにお客さんには風を凌げる場所で待ってもらい
かじかむ指先に渇を入れながら鍵穴を覗いてました。

「…ひょっとして助人さんですか?」
顔を上げると駐車場横に声の主の姿が見えたんですが
なんといつもお世話になってるアシスタント会社のオペさんでした。

日ごろのお礼なんかも伝えたかったんですが
作業中ということもあってままならず、とても心残りでした。
二、三言交わして短い時間でお別れとなったんですがね
実はとても元気付けられてたんです。

孤独な作業には慣れているつもりではあったんですが
最後に頂いた「頑張って下さい!」の一言、
高速走行で冷え切った身体が一気に火照ったのを感じました。


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