
練馬区内でシトロエン・ZXの解錠依頼。丁度近くで作業が終わり、戻ろうとしていた矢先だったので15分ほどで現着。
フランスの車は変わった錠が付いている事が少なくない。ルノー然り、プジョー然り。
お客さんと合流後、早速鍵穴を見ると入り口からちょっと違ったりした。
鍵穴が楕円なのです。
で、中身は車輌に多く採用されているディスクではなく、ピンシリンダーでした。
ツルツルとピックが滑るピンを、ピキッ ピキッっと入れていく。が、ピンのせいなのか、はたまた長く使われているせいなのか、反応は鈍くイマイチ感覚が伝わらない。
そうこうしている内の5往復目辺りで急に内筒がコクッっと動いた。すると最後のピンが解った。それをポチッと入れて解錠。
その後、お客さんと話をするとこれから車の査定に行くとの事。だけど今回のインロックでちょっと考えが変わったらしい。訳を聞いてみると、「笑われるかも知れないけど、今回のインロックはこの車が抵抗しているんじゃないかと思っちゃって」とお客さんは笑いながら言った。
―機械の自我―
ブレードランナーが見たくなった。
