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リズムの狂ったクールマン

朝からジャンピング要請が続く、昼過ぎ杉並区永福からバッテリーが上がったとの知らせ。ホームページをグレードUP中のA隊員は、どことなく集中力が途切れている。地図を確認後、ヘルメットとグローブを手に取りバタバタと出発するA隊員。

ご依頼から6分で現地に到着。お客さんは女性のバイク乗り。「さぞかし驚かれているだろうなぁ」と期待しつつ、携帯電話を取り出そうとした瞬間、「あれ!? いつものケースの中にない!」・・「事務所に忘れてきた!!」と大ピンチに陥る。

とりあえず自宅のベルを鳴らしても反応がない。公衆電話を探すも今のご時勢、ほとんどが撤去されていて見当たらない。心の中で「X4(車両名)のお客様」と叫びながら商店街を走り回り、ようやく発見。

いつもは冷静沈着なA隊員も、今はただ慌てふためいた「汗ダク男」。息を切らしてゼーハーゼーハーしていると、「早かったですね~」とお客さん。「いや、もっと早かったんですけどね」と咳き込むA隊員。なぜか首をかしげるお客さん。早速作業に入るも、どうも会話がかみ合わない。

「X4といえば、あのエンジンと同じですよね」「え~と・・・」考え込むA隊員。お客さんは興味津々である。「たしかX11がブラックバードだから・・え~と」つぶやき始めるA隊員。そんなこんなで作業終了。別れ際は”かっこよく”が基本である。道幅の狭いところでUターン。と突如TDMの火は消える。あやうく立ちゴケしそうになった。

何をやってもダメなA隊員。自分を良く見せようとする行為は、時として大きなシッペ返しに合うことを知ったA隊員でした。

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