中野区中野からバッテリー上がりの知らせが入る。杉並の事務所から急行し、15分で現着。車両はシボレー タホ。5リッターを超えるエンジンに迫力のあるマスク。道幅いっぱいの車幅は、およそ通行の妨げになったであろう。発生電圧が10Vを切っているのは、ルームランプの消し忘れによるもの。大排気量車には、助人が誇る最新鋭機、24V対応ブースターで迎え撃つ。「合図をしたらキーをONにして下さい!」とA隊員。頭をペコリとお客さん。
合図と同時に、目が覚めるような1発だ。車体が左右に揺れ出し重低音が鳴り響く。今までの中で一番スケールの大きいジャンピングを経験した。
排気量からサービス対象外ということで、追加料金を頂く事になった。お客さんは20代前半の若者だ。「サービス範囲内の排気量でしたら、無料なんですけどね」と恐縮するA隊員。「いや、お金がいくらかかろうと、乗りたいものを乗るのがポリシーなんです。」とニッコリお客さん。
お客さんと別れ際、「誰しもそういう時期はあるよなぁ」としみじみと思うA隊員であった。
