真夜中インロック、場所は武蔵野市250CCのスクーターに鍵を閉じ込めてしまったとの依頼があったのは午前1時を回ったところいそいそと出かけつつ思う。『蒸し暑い・・』暑いといえば怪談話、怪談といえば霊魂ウチのA隊員は霊的な話しが好き。例の「スピチュアルカウンセラー」とかいうおっさんの事など大好き。何か悩みでもあるのだろうか・・ そのとり憑かれっぷりを見て私が除霊してあげたい気持ちになる。
なんてな事を考えていたら現着。ホンダのフォーサイトメットインまたこの鍵が結構やりづらい体勢を要求するのだ四苦八苦してナントカ開錠、 しかし中に鍵はない。「あ~やっぱり無いか」お客さんの呟きが全てを予想させた
落としたか閉じ込めたか解らず、一縷の望みをかけて助人を呼んだらしい。「すんませんでした 始発を待って電車で帰ります。」自宅の鍵も一緒だというのに・・しばらく御客様を見送って煙草をふかしていると、5メートルほど離れたとこに自転車を止めていた人が帰ろうとしている。 ボーっと眺めているとこちらに近づき「これオタクの鍵ですか?」と自転車のカゴから鍵束を取り出す。隊長の8ビット初期型ファミコン頭脳が「その鍵だ~」と指令を出す。御礼も早々に鍵を受け取り、スクーターの尻に差し込む。ドンピシャ息つく間もなくその0.8秒後には先ほどの御客様の携帯に電話する。よかった・・まだそこらにいたようだ。
山ほど御礼を言われ満足気に帰っていく御客様。なんというか・・スピリチュアルな出来事でした。除霊はまた今度にしよう。
