割合多いのが「パンク」の対処車であればスペアタイヤへの交換で事無きを得る場合が多いのだが、バイクのタイヤは修理になってしまう。通常、パンクといえば釘か何かが刺さってしまうパターンを想像しがち。現実には修理可能な「パンク」の依頼は少ない。大概のバイクは(スクーターは特に)磨耗が進行したあまりバーストしてしまっている。こうなると修理は不可能。引き上げをしてくれる業者を紹介する事になる。
車に多いのは「イタズラ」によるパンク。これも修理が難しい。何故かといえば、大体のイタズラによるパンクはナイフのようなものでタイヤの横を切り裂くパターンそれも2本いっぺんにやられていたるする。スペアを出してきても足りない。勿論修理は無理。
先日お断りした話しも記憶に新しい。電話の相手は、さる高級マンションのフロント係住人である外人さんの車がパンクしているので対処して欲しいとの話し。快く受けるつもりだったが、よくよく話を聞くと「スペアへの交換はイヤダ。シカーシ修理もシタクナイ。パンクしたタイヤをホイールごと外してタイヤ屋へ行き、新品を装着して付け直してこいヨ。プリーズ」と、言う日本語ではない激しい口調の要望。
さすがに金持ちの発想はワガママかつ豪快だ。傷物のタイヤなど履いていたくないらしい。
丁寧にお断りする。困り果てているフロント係には申し訳ないが。
バイク移動の助人は、「車のタイヤをホイールに装着したまま運搬する能力は持ち合わせてない」のが一番の理由だが、それにも増して助人は、
「緊急でお困りの方には最大限労力を惜しまないが、パシリの手段にはならない」という事である。
隊長個人のプライドらしきものが垣間見えたのでした。
