
六本木ヒルズの駐車場にて、ビビオがインロックしたとの知らせ。横スライド機械式駐車場の待合室は、休日で混雑していた。
係員の人に呼び出されては消えていくヒルズのお客さんたち。刻々と順番が近づいてくる間、混雑する一員としてスタンバイするA隊員。
「ビビオだし、何もなければ秒単位だな・・」ふと考えた瞬間、次々に不安がよぎる。「もたついていたらカッコ悪くないか?・・」「みんな早く帰りたがっているんだよな・・」考えれば考えるほど緊張してくる。
順番は回ってきた。係員の方のアナウンスによって、ギャラリーの目が一斉にそそがれる。
不思議なものだ。カギ穴をのぞいた瞬間緊張どこ吹く風で、周りの視線が全く気にならない。いつもの快速開錠で終了した。
場数はこんな時に役に立つのかと、心底思った。
