北区王子にてサンバートラックのジャンプの依頼。御依頼主は中国の方。
10代の頃、アルバイト先で沢山の中国の方と友達になった。最初は警戒しているのか取っ付きづらい印象があるが、話してみるとかなりいい人が多い。帰国した友人の一人からは手紙を貰ったりもした。しかし今は音信不通だが・・・
あれから10数年、だいぶ状況も変わった。今や中国も世界有数の経済大国。しかし、その間に聞く中国と日本の関係のニュースはあまり良いものが無かったように思う。反日の暴動などには心を痛ませたりもした・・・
現着すると車の中でひっそりと待っている御依頼主。ロードサービスである旨を伝えると満面の笑みで出迎えてくれた。「こんな夜遅く、ごめんなさい。なんで動かなくなったか、分らないですよ。」と片言の日本語で話す御依頼主。
早速点検しブースターを接続するとヘッドライトが点灯した。原因はこれだった。始動しその後、原因を説明し色々とアドバイス。そして少し雑談させて頂いた。
聞けば、家族で日本に来てまだそんなに日数が経っていないとの事。車自体もそんなに運転した事が無いとの事だった。
別れ際に「あなた、やさいいね。ありがとうございました。」と言われた。この仕事をしていて”やさしい”と言われた事がないので、なんだか変な気分になった。
しかし自分ごときの対応に”やさしい”と云う単語を何で使ったのか、考えれば考える程、ちょっと複雑な気分になった。これをきっかけに日本へのイメージが変わってくれればと思った。
