
「・・・もしかして写真を撮られている・・・!?」その事に気付いたのは作業に入って暫らくした後だった。
フィットのパンク救援で現着すると年配のご夫婦がお待ちかね早速お二人には歩道へ非難してもらい、作業を開始した。
左後輪のスペア交換作業を続けるJ隊員を、二人が歩道の植え込み越しに眺めている事には気付いていた。ケータイのメール着信音のようなものが背中越しに頻繁に聞こえていたし、二人が会話する声も耳に入っていたから。
工具を取ろうと首を横に向けた際、視線の片隅に入ったのはケータイのカメラレンズ。メール着信音と思っていたものはシャッターの作動音だったのだ。
・・・いったい何故?・・・それも何枚も!?開錠作業の場合は珍しいのか、たまにケータイで撮影される事はあるが、スペアタイヤへの交換作業を撮影されたのは初めてだ。しかも撮影の意図が分からないので変に不安になってくる。
・・・作業手順を覚えたいのだろうか?・・・それともブログに使用するのかも?写りを気にして慎重な作業を続けながらも様々な憶測が頭をよぎる。
結局、最後まで撮影の理由は聞かなかった。それが頼もしい姿に思えたから・・・右の写真の様に出来ているはずなのだが・・今になってとても気になる。
