
休日の夜、ビール片手にPCのキーボードを叩いていると窓の隅に現れたのはヤモリの「Yさん」本当は良く有る名前で呼んでいるのだが、同じ名前の方に配慮してここではYさんとしておく。
毎年この時期になると顔を見せるYさん、かれこれ十年以上の付き合いだ。世代も代わっているのだろうが区別がつかない為、ずうっとYさんと呼んでいる。
窓に現れるのは光に集まった羽虫が目当てつまり食事の時間だけ家の中から見る事が出来るのだ。しかしYさんは餌を取るのがとてもヘタクソ、付き合い始めてから暫らく立つが、餌が取れたのを見たのは数える程だ。
しかしYさんは諦めない、失敗してもヘコんだりせず淡々と次の目標に向かう、その次も、またその次も失敗するのがほとんどなのだが・・・
こうして見ると家を守る「家守」などと呼ばれるものの、そんな余裕はまったく見られない。ほかのヤモリはどうだか知らないがウチのYさんは食べて行くだけで精一杯の様だ。
