
中野区某所よりサーブ900Sの解錠依頼。鍵は紛失。予備は車内。と言うことでのご依頼。
現場にて車輌を確認すると鍵穴がイメージと違う方向を向いている。この車輌は通常の内溝だった筈だけど?お客さんに確認するとダブルロック機能との事。ベンツとかBMWのトランクにある機能。
で、お客さんは常々ダブルロックを掛けていたらしい。
要は一旦鍵穴を縦になるまで回して、その後、更にもう一段階回せば解錠と。
この時までは、その後に起こる激しい苦労を予測しえなかった。
では、取り合えずダブルロックを解除しましょうと内溝をピッキングするも、途中から全くと言って良いほど進まない。何かと言うと・・ 錠が重いのです。もうちょっとで一山超えそうなんだけど回らない。そして気を抜くと最初からやり直しになる羽目に。
何度目かのやり直しの後に妙案が浮かぶ。試してみると山の頂上に差し掛かった様な感じ。これを逃してなるものか!と、全身に無駄な力をこめて現状を維持。その後、ゆっくりと山を越えた。全身から噴き出す得体の知れない汁。そして何故だか背中が痛い。
一呼吸おいて鍵穴を見てみると、ちゃんと縦になっている。これで問題なし。後はさっきまで散々ピックしていたので一瞬で解錠。
お客さんが鍵を取り出したので、お借りしてシリンダーの確認。試しにダブルロックを掛けさせて頂く。すると、ダブルロックを掛ける方は全く重くなかった。だけど解除はやたらと重い。あれがデフォルトの感触なのか?それとも経年劣化で重くなったのか?
今度違う900Sの依頼が入ったら是非確認させて貰おう。
