
A隊員はほぼ単身赴任している。自宅を千葉へ引っ越したため、大半を都心の社宅で過ごしている。
たしかに家族と離れて暮らす寂しさはある。でもなぜか、今が一番楽しいような気さえする。
自宅へ帰ると必ず子供と手紙交換をする。子供が決めたルールが2つあって、①封筒は自作、表面に絵を描くこと②それぞれ、こっそり一人で読むこととなっている。
帰る日が近くなると、手紙を書いたかどうかの確認をしてくる。待ちきれないのか、絵や文面の内容まで聞いてくる。手渡すときなんか、これでもかというほど喜んでくれる。
この瞬間が全てを癒してくれている。これはたぶん・・離れてみないと分からないかもしれない。
