東京レスキュー助人サービス株式会社受付窓口03-5809-9677
検索

FORD Taurus

FORD Taurusに掲載されていた画像

深夜、千葉県某所のガソリンスタンドよりフォード・トーラスの解錠依頼。

現着すると、エンジンがかかったままのトーラス一台だけが停まっていた。お客さんを探しに店内へ入ると物凄く不機嫌そうな男性が一人。恐る恐る声をかけるとトーラスのお客さんで間違いは無かった。声をかけた時も頷くだけ、事前確認の時も一言も話さない。不機嫌そうでは無く本当に機嫌が悪いのかもしれない。深夜のインロック、早く帰りたいのでしょう。お待たせしないよう直に作業の準備をした。

工具をセットしていると「はぁ~…」と大きな溜息が聞こえた。声の方を見るとガックリと肩を落とししゃがみこむお客さんが見えた。何だか相当落ち込んでいる様子。その姿を見ると、早く開けなければと必要以上に気が急いる。猛烈な勢いだけど丁寧に、そしてお待たせする事なく解錠した。開いた瞬間、ダッシュで車内に入るお客さん。メーター照明を点けジじっと見つめ何かを考えている。そして「大丈夫でしょう~!」と言われた。何がどうなっているのかさっぱり分からず「?」と言う顔をしていると、照れ臭そうに笑いながら話してくれた。

要約すると、仕事で疲れきった帰り道面倒臭いが明日の事を考えて給油にきたところがスタンドに着いてみると財布が無かったどこに忘れてきたのだろうと思い返すと会社だった取りに戻ろうかどうしようかと悩んでいるうちにインロック微かな記憶ではガソリン残量はかなり厳しい筈では、ドアが開いた後どうするのが最良か?①会社に戻って財布を取って給油して帰宅=1時間以上のロス②そのまま帰って給油を明日の朝にする=通勤時間がかさむので早起き必須③このまま出勤する=究極の選択どれを選ぶのも激しく嫌もう考えるのも嫌終いには自分に腹が立つ←ここでH隊員登場と言う事でした。

どうりで不機嫌に見えた訳です。ですが、解錠後は至ってニコやかでした。「今日は帰って寝ます、ありがとうございました」そう言われるお客さんが向う東の空は、既に色が薄くなり始めていた。

受付案内・ご依頼03-5809-9677