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VW GOLFⅢ

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T4 ヴァナゴン終了後、最後の車輌GOLFⅢへ移動。さて、このGOLFシリーズですが歴史を紐解いてみると、全世界での販売台数がトヨタ・カローラの次に多いシリーズとの事。初代1974年から現在まで34年の歴史があり、大きなモデルチェンジは4回、現行車は5世代目となります。

実は僕、以前からGOLFⅢに大変興味がありました。何故かと言うと、バッテリー上がりの依頼で初めて接した時に、エンジン音に特徴があるなと感じたからです。普通の並列4気筒エンジンの様に見えるけど音が違う気がする。何が違うのか?その後、すっかり忘れて調べてなかったのですが、あるきっかけで疑問が晴れる事となりました。

オートバイのV型エンジンについて調べていた時に見つけた【狭角V型】と言う文字。狭い角度で思いつくのはハーレーさんの45度。ホンダさんもNV系で45度がありました。90度よりバンク角を狭めたものを広義では狭角と言う。ですが、45度を狭角と言っているのをあまり聞かない。では、現在言われる狭角とはどのくらいなのかと調べてみると、VWさんのVR6シリーズが15度(最新V6は10.6度)でした。かなり狭い気がする。さて一体どのようなレイアウトになっているのだろうか?

一般的に言われるV型エンジンは、前後のバンクが独立し二つに分かれている。VR6はそれを可能な限り近づけたレイアウトにし、一つのブロックとしてまとめている。こうすることによりV型特有の各バンクの間から吸気し、その反対側へ排気するレイアウトから並列と同じ吸排気方向にする事が可能。加えてV型DOHCなら4本必要なカムシャフトを、ロッカーアームを使う事により2本とし、コンパクトなシリンダーヘッドとしている。この事により6気筒エンジンをより小さくする事が出来、スペースの有効活用及びレイアウトの自由度が上がる。

「おぉ~何だか凄いぞ」と思わず独り言が出てしまう。ここまで調べて最初に感じた疑問が解けた気がした。エンジンサイズから4気筒だと勘違いしていたのが実は6気筒だったと。ならば、確かにエンジン音が違う訳です。

と言う事を思い出しながら解錠はスパっと終了。そして予めお願いされていたボンネットを開ける。知識が付いてから見るのが初めてのVR6。ところがボンネットをガバっと開けて見えたエンジンは普通の4気筒。あれ??後で分かったのですがGOLFⅢは2.8リッターのみVR6。それ以下の排気量は並列4気筒。Ⅲ以降のモデルも2リッター以上の排気量がV6のようです。僕が最初に接したGOLFⅢはたまたま2.8リッターのVR6だったようです。楽しみにしていただけに少々残念でしたが、またいつの日かお目にかかれるのを楽しみに待つ事とします。

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