
VW・GOLFⅢのバッテリー上がり。
現場でお待ちのお客さんは車体に残された猫の足跡に憤慨していた。「洗車してワックスかけても台無しですよ…」駐車場の裏が畑になっているので、そこを通った猫に付けられたのでしょう。土が湿っていたのか肉球がハッキリと出ている。付着している土の量が多いのでそのまま拭くと傷がつくかもしれない。水で洗い流したほうがよさそうな感じでした。
今回、バッテリー上がりになった原因は室内灯の消し忘れ。前回乗ったのは6日程前だったので残電圧は限りなくゼロ。バッテリーはかれこれ4年程使っているらしく、端子にはサルフェーション現象が見られた。完全放電と使用年数+サルフェーション。バッテリー交換が必要な条件が重なっている。理由を説明し交換を推奨させて頂きました。
一通り作業を終えボンネットを閉めたところで、「あれ?猫に付けられた汚れが増えてるような??」とお客さんが言った。ボンネットを見ると確かに汚れが増えたように見える。でもそれは濃紺のボディーに映る雲でした。磨きこまれていたのでしっかりと映り込んでいました。
見上げれば気が遠くなりそうな夏の空。遠くでは風鈴の音。いつしか忘れてしまった筈の記憶が柔らかく脳裏に去来する。「夏ですね~」「そうですね~」ゆっくりと流れ行く雲をお客さんと二人で暫し眺めた。
