
CBR600F4iのバッテリー上がり。
状況をお客さんに伺うと高速を降りて一休みした後上がったとの事。残電圧を計ってみると12vを切っている。考えられるのはバッテリーの寿命とレギュレーターのパンク。そしてジェネレーターのトラブル。
ブースターを繋ぐと始動は問題なし。発生電圧はというとアイドリング付近で12vを切りそうな感じ。そして回転を上げると電圧が下がっていく。最近のオートバイならアイドリング付近で14v程出ているはず。で、回転を上げると僅かに下がるけど、それでも12vを切りそうになる事は無い。ジェネレーターのコイルが殆ど焼け切れてしまったか、若しくはレギュレーターが壊れたか。恐らくバッテリーも駄目になっている可能性が高い。幸いにもお客さんのかかりつけのバイク屋さんが近くにあるらしく、そのまま整備に出すとの事。
書類にサインを頂きCBRから離れようとした時、少し気になる匂いが鼻をついた。それはクーラントの匂い。だけど漏れて焼けたカブトムシの巣の様な匂いとは違う。何と言うか、クーラント自体の強い匂いのような?記憶にある匂い。なんか不安になる匂い。だけど思い出せない。もしかしてクーラントが漏れかかっているのかも知れないと、車体を見回すが湯気が上がったり地面にシミを作ったりはしていない。気のせいかな?と思ったところでスパンっ!と記憶が戻った。そうだ、この匂いはクーラントが無くなった時の匂いだ。早速、リザーバータンクを見てみるとクーラントがすっかり無くなっている。水温の警告灯が付いていないのでエンジン内にはまだ残っているのでしょう。ですがオーバーヒートをするかも知れないので一旦エンジンを止めた。その後、お客さんはバイク屋さんと相談し取りあえず水道水を補給。そして再始動してバイク屋さんに向かった。
水冷エンジンでは重要な役目を果たす冷却水。ですが滅多な事では減らないのでついつい確認を忘れてしまいがち。定期的に確認し減っていれば補給の必要があります。これからの季節は凍結の心配もある為クーラント濃度にも注意が必要です。水道水を足した事のある方は適正濃度のクーラントに交換する事をお勧めします。
