東京レスキュー助人サービス株式会社受付窓口03-5809-9677
検索

デート

デートに掲載されていた画像

昨夜の雨も上がり、穏やかな日差しが照り始めた昼前、川口市よりスバル・プレオの解錠依頼。かなり大きなスーパーの駐車場でお待ちのお客さんは年配の女性。合流後、作業に入る前にインロックの経緯を話して下さった。

「忙しいのにゴメンなさいねぇ、こんな事で呼んだりして。わたくしちょっと浮かれてしまっていて注意力が散漫だったんだわ、本当にゴメンなさいね。今日はね、川原でランチにしようかと思ってこちらのスーパーに寄ったのね、そして買い物が終わって戻ってみたら鍵がなくってねぇ、本当にビックリしたのよ。落としたんじゃないかって。そうしたら車に付いてたのよ鍵が。良かった~っと思ったんだけど、今度はドアが開かないのよ。ここでや~っと鍵を閉じ込んだって気付いたのよねぇ。で、保険屋さんに連絡して鍵開けをお願いして、その後、今日ランチを一緒に食べようと思っていた人に連絡したら、今日は無理だねって言われてしまって… 実はね、今日は86歳の彼氏と初デートなの。だから絶対に中止にしたくなかったのよ。」 お客さんはそう言うと僕に背を向けちょっとモジモジと恥ずかしそうにした。

そんな事情があるのならばと、超~即効で解錠しドアを開けた。インロック発生からは時間が経っていましたがまだ昼前、充分ランチには間に合うはず。気温もグングンと上がっているのできっと気持ちの良いランチになるでしょう。「あら、もう開いたの? お兄さんありがとね。今から向かえに行ってもランチは出来そうよ、本当にありがとう。 甘いのしかなくて申し訳ないんだけど、これ飲んでね」とジュースを頂いた。

拠点に戻る前、僕も少しだけ荒川の堤防に登ってみた。川面を照らす光は暖かで一枚脱ぎたくなる程。少しずつ寒さの和らいで行くこの時期は、冬の寒さを駆け抜けた僕らバイク乗りには至福の時。軽く頬を撫でる風は甘く優しい。大きな伸びをした後、お客さんの事が脳裏を過ぎった。「彼氏と楽しい一時を過ごされているのだろうか?」そう思うと他人事ながら、僕もちょっとドキドキしてしまったのでした。

受付案内・ご依頼03-5809-9677