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無料範囲の超誇大解釈

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国産高級車のインロックで現場に到着すると、事前情報と車体色及びナンバープレートが違っていた。後ろに回って車種を確認すると、グレードと言うかシリーズが違っていた。指定された駐車場の指定番号に停まっているので依頼車輌に間違いない筈だけど、どうやら車が違う模様。情報の行き違いかな?と思いながら携帯を取り出し何気に振り返ると、丁度真後ろに依頼車輌が停まっていた。あ!こっちに停まっていたのか!と言う事でお客さんへ連絡し到着を待った。暫くしてお客さんが到着し作業を始めようとしたところ、「そっちじゃなくてこっちの車ね」と言われ指で示したのは、最初に勘違いしたと思っていた車。状況が呑みこめないので詳しくお客さんへ聞こうとすると「え~っと、こっちの車で間違いないですよ。代理店が大丈夫って言ってましたけど?何か問題でも??」と不思議そうな顔をされた。本人確認を終えたとは言え依頼車輌ではない車は開けられない。確認を取らなくてはならないのでアシスタントさんへ連絡しようとすると「ちょっと待ってください。僕が連絡します」とお客さんが携帯を取り出した。

暫しお客さんはどこかと話しをしていた。そして「替わって貰ってよろしいですか?」と差し出され携帯を受け取り耳に近付けると「車輌違いは問題ないので開けちゃって下さーい」とスピーカーから聞こえてきた。そしてこちらから質問しようと思った途端ガチャンと切られてしまった。なんかちょっと変な感じがしたので、改めて自分の携帯でアシスタントさんへ連絡すると、全く話しが噛み合わない。どういうことなのか?さっぱり分かりません。状況を整理する為、お客さんに先程連絡したのはどちらですか?とお聞きすると、車を買った販売店さんと言う事が分かった。

お客さんは車を2台所有していて、今回インロックした車輌の保険は無料ロードサービスが付かない?との事(この辺は詳しく分かりません)。そのこと自体お客さん自身は全く把握していない。出かけようと思ったらインロックしてしまったので、馴染みの車屋=保険の代理店さんへ連絡し手配をお願いした。そして車屋さんは2台同じ会社の保険に入っているんだからと深く考えず車輌の入れ違い依頼をしてきたと言う事でした。

結局、現金扱いになったのですが、そこに至るまで「お前が黙ってれば良かったんだよ、余計な事すんなよ、ただで開けろよ」と車屋さんに言われ続けたのは正直堪りません。でも一番可哀想なのは何も知らないお客さんなんですよね。状況を把握し僕に対しとても申し訳なさそうにされる姿は忍びありませんでした。

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