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空っぽ?

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シボレー・タホの解錠依頼で千葉県某所まで。

畑の畦道、用水路に右側をピッタリと寄せて停めてあるタホ。左ハンドル車なので右から降りられなくても問題なしです。と言う事で左ドアから解錠しようと鍵穴を覗くと、汚れがヒドイ中には本来詰まっていなければならない部品がまるっきり無くなっていた。これじゃ鍵としての役目を果たしてないのでは?とビックリして鍵穴を回してみるがそこは問題なくピクリとも動かない。と言う事はイタズラをされて破壊されたから中身がないのだろうか?? お客さんへ心当たりがないか聞いてみると、車を購入してから一度もリモコン以外でドアを開けた事がないので分からないとの事。確かに何等かのトラブルが無い限りメカニカルキーは使いませんよね。と言う訳で、左側の鍵穴は覗いただけで触らず、右側から解錠する事に。

用水路を跨ぐ形で態勢を整え解錠作業に入るが、これが結構キツイ姿勢。用水路を跨いだ中腰を維持しなければならない為、直ぐに太ももが熱くなりプルプルしてきます。辛さで言うとエア椅子みたいな感じです。ああああぁぁぁぁもう限界!っというところで解錠し鍵穴を回す。はぁはぁと肩で息をしながらドアノブを引くが、スコっと軽い感触だけで何故だか開かない。解錠方向が逆なのか?と反対にも回してみるがやはり開かなかった。左右両方に鍵を回しても開かないのは壊れているからだろうか? お客さんへ聞いてみると、数日前から右ドアの集中ロックが効いたり効かなかったりと不安定な状態だったらしい。と言う事は右ドアは故障しているかもしれないので、こちら側からの解錠は断念せざるを得ません。

助手席側が駄目なので今一度運転席側に戻り鍵穴を覗いてみるが、中はガランとした空間が広がっているだけ。やはりここの鍵穴は無理か??と思いながらも念入りに鍵穴の中を洗浄をしてみる。次の一手を考えながら再度鍵穴を覗いてみると、さっきまでなかった部品が本来ある筈の姿でそこにあった。

左運転席ドアを無事に解錠し分かったのは、長い間メカニカルキーを使わなかった為、中の乾いたグリスが汚れを抱き込み、そこへ走行による微振動が加わり内部部品が本来の位置から著しくズレてしまった。それが摺り切ったように引っ込んでいたので、中に何も無いような錯覚に陥ったようです。見ただけで思い込んではいけません、しっかりと触ってから判断しなくては。深く反省。

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