
前日の夜半にご予約頂いたバッテリー上がりの件で、陽が昇り始めた早朝に都内某所まで。お客さんのご自宅から車のある駐車場までは10分位かかるらしく、到着10分前に連絡を欲しいとの事でした。現着まで少し余裕を持ってお客さんの携帯へ連絡、そのまま駐車場へ向かった。
事前に頂いた情報を元に駐車場内を探すが該当車両が見つからない。唯一あるお客さんの車と同じ車種は、前後ホイールと前後ナンバープレートが無い車輌だった。これは住所が曖昧だった為、違う駐車場を探しているに違いないと思い、お客さんへ連絡してみると、丁度携帯が鳴りだしたお客さんが駐車場へ入ってきた。「朝早くにスミマセンね、車はあれでs… 」お客さんが立ち止まり硬直した。その直後「あれ?あそこの白い車、ホイールが無くなっている…?」と僕に聞かれた。ホイールだけではなくナンバープレートも無いのでお客さんの車かどうかが分かりませんでしたと見たままを正直に伝えると、「 … やられた か … 」と呟いてガックリと肩を落とされた。やはりホイールの無い車輌がお客さんの車でした。
「折角来ていただいたのにキャンセルになってしまって申し訳ない」と僕に頭を下げるお客さん。それどころでは無い筈なのに僕に気を使って頂き恐縮してしまいます。気にしないで下さいとお伝えし、お客さんが警察に連絡している間に買ってきた缶コーヒーを渡した。何度も「ありがとうありがとう」と言ってコーヒーを飲まれると少し落ち着かれた様子でした。
これから年末に向け車上狙いや車両盗難が増えると聞きます。自宅駐車場のみならず買い物等に出かけた先でも充分にご注意下さい。
