
ある知人の話し。ツーリング先で昼食を取った後、宿に向かおうとジーパンに入れたキーを取り出したところ、ポケットから手を引き抜く時に勢い余ってキーを放り投げてしまった。ポーンと放物線を描き数メートル先のアスファルトに落下。車が行きかう駐車場だったので急いで取りに行き、踏まれる前に無事回収。結構な高さまで放り投げてしまったが特に破損や傷もついて無さそうだった。その後バイク迄戻ってヘルメットやグローブを付ける。そしてイグニッションをオンにするといつもの様に燃料ポンプが動く音がしなかった。変だなと思いつつもキルスイッチを何度かパチパチと切り替えて、それからセルを回してみたが、エンジンのかかる気配がない。オカシイな?とメーターを見るとH・I・S・Sのインジゲーターランプが点灯したままだった。やはりどこかに異常が?と思いながらも何度かイグニッションのオンオフを繰り返したり、なんやかやとやってみたがH・I・S・Sランプが消える事はなく燃料ポンプも動かなかった。最悪の状況だと認識した知人は藁をも掴む想いでバイク屋さんへ連絡。状況を説明するとキーに内蔵されているチップを破損して、セキュリティーの解除が出来ないのではないか?とのバイク屋さんの見解。取り合えずエンジンがかからない以上、宿目前でもツーリングを中止せざるを得なく、東京まで搬送になったそうです。後日、予備キーを使ってみるとH・I・S・Sインジゲーターは消灯し燃料ポンプが作動、エンジン始動は問題なかったそうです。やはり放り投げてしまったキーの故障と言う事でした。
はっきりした原因は分かりませんが兎に角知人のキーが故障してしまった事実は変わりません。幸いな事に知人は、納車時に渡された予備キーが自宅にあったので、追加キーの部品代+キーのカット代+キーの追加登録代金で事無きをえました。でも万が一キーを全て無くしていた場合は、ECUと言われるバイクの頭脳とキーアッセンブリの交換となり、その交換費用は10万以上と言われています。
僕は仕事中にも予備キーを持ち歩いていますが、両方ともオリジナルでそれ以外に予備はありません。知人の話しを聞いた以上、自宅保管のバックアップを作っておくべきだと思い、昨日キーを1本追加しました。これからは新しく追加したキーをメインに使い、オリジナル1本は予備として持ち歩き、もう1本は自宅保管にしようと思います。
バイクのみならず車もですが、イモビライザー機能があるキーが1本しかない場合は、早目に追加しておくことをお勧めします。
