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奥の細い道

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昼過ぎに子供インロックの依頼が入った。現場の埼玉県某所までは高速で向かえば30分かからず現着できそうだが、暑い空気を肌にまとわり付かせる不快な湿度が気にかかる。中の子供の消耗を心配しつつ高速に乗った。

最寄りのインターで高速を降りた後、片側二車線の県道をひたすら走るが、駐車場付きのお店がズラリと並んでいる為か兎に角右折車が多い。対向両車線で右折が引っ切り無しに行われるので渋滞は悪化する一方です。これは堪らん!とナビに救いを求めると、現在地から県道ルートで現場へ行く場合「くの字」を書くように進むのが見て取れた。って事は限りなく直線になるようにショートカットする事が可能かもしれない。そう思うが先か僕はウインカーを出して県道から外れたのです。

ショートカットの選択は間違いではなかったようで、あっという間に現場近くまで来た。もう間もなくだ!と思ったところで道がどんどん狭くなってきた。「いやちょっと狭いんですけど」なんて思っている間に尋常じゃない狭さになり、目の前の角を曲がった先がどうなっているのかさえ分からない状態へ。とても転回出来るような道幅ではないので見えない奥に進むのは危険過ぎる。一か八かにかけてる暇はないのでバイクを止めてダッシュで先を見に行くと、S字クランクとその先の砂利道を抜けると道が開けていた。これ幸いと踵を返しバイクへ戻り、脱輪しないように細道を抜けた。

結果20分少々の現着で無事解錠、子供は少し汗をかいた程度で頗る元気でした。

時々遭遇する細い路地や農道や橋。そんな道が結構好きなんですが通ってはいけない所も少なからず。なので通る時は前もって良く確認してます。

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