東京レスキュー助人サービス株式会社受付窓口03-5809-9677
検索

取っちゃダメ

取っちゃダメに掲載されていた画像

シトロエン・CX(右ハンドル)のイグッションに鍵が刺さらないとの連絡。CXは30年近く前の車なので走っている絶対数が少なく解錠経験はありません。なのでキーのイメージどころか車の形すら想像出来ません。果たして何も出来ないのではないかとの一抹の不安を抱きながら現場へ向かった。

状況としては、お客さんがガソリンスタンドで給油を終えて帰ろうとしたところでイグニッションに挿さらなくなったとの事です。

何かがキーシリンダーに入ってしまったのか? パターンとしてはそれが一番多いような気がします。なので取りあえず鍵穴を覗いて見ようと思ったら、普通に想像する場所にイグニッションがありません。はて?どこに??と思っているとお客さんが教えてくれたのはハンドルの左側。一般的な右ハンドル車の反対側にイグニッションがありました。最初は変わったところにあるなぁくらいにしか思わなかったのですが、これが鍵穴を覗くとなるとハンドルが猛烈に邪魔です。鍵穴の中を確認しようにもイグニッションに顔を近付ける事が出来ないのです。これは如何ともし難い状況です。

暫しの格闘の末、なんとか鍵穴を覗く体勢を確立。ひーっ!とか言いながら中を見てみると、一番手前のディスクが奥向きに倒れているように見える。これってどうなってるの?と思いながらピックで触ってみるがピクリともしません。どうやらディスクが折れて噛み込んでいるようでした。

全く動かない折れディスクを触りながら何とか取り出す方法を考えます。少々強い力をかけてでも噛み込みを外し破片を掻き出すのが良いかと試みますが上手く行きません。もう少し力を強めてみようかと思ったところである事に気付きます。手前のディスクが折れてるって事は、それを取り出してしまうとシリンダーとキーの形状が合わなくなって鍵が回らなくなります。これじゃキーが入るようになっても回らないのでエンジンがかけられず意味がありません。と言う訳で破片の取り出しは止めて元の場所に戻してみる方向へ。

ゴニョゴニョする事暫し、噛み込んでいた破片を動かす事に成功、ついでに元の場所にも戻せた。後は折れた破片を再度噛み込ませないようにピックで押さえながらキーを挿入。意外とすんなり入りイグニッションはクルリと回る。そのまま更に右へ回すとエンジン始動に成功しました。

ハイドロニューマチックでゆっくりと車体が持ち上がるCX。古くても大切に乗られているの感じながら、解決できてホッしたのが正直なところです。

受付案内・ご依頼03-5809-9677