
ホンダ・フィットのバッテリー上がりでドアが開かない案件。お客さん曰く「鍵は途中まで入る」との事。少し古いフィットで鍵が回らないってのは良くありますが、奥まで入らないのはそう多くありません。
お客さんと合流後、現状をお聞きすると、「リモコンが利かなくて鍵で開けようとしたら入んないんだよね」との事。話しを聞きながら鍵穴をチラ見するとシャッターが若干開いていた。これはいらずらで何か突っ込まれたかもしれません。「鍵穴の状態からするとイタズラされたのかもしれません…」と言おうとしたところで「こんな感じで入らないんだよ」と鍵を差し込もうとするお客さん。「あーーーっ!抜けなくなるかもしれないので差し込まないで結構ですよ!!」と言ったが時既に遅し、「さっきも入れたから大丈夫」と結構な勢いでザクっと差し込む。その躊躇のないダイナミックさに思わず惚れ惚れしそうになったがそんな呑気にしている場合ではありません。鍵をグリグリやり始めたのを止めて貰いうのには若干の攻防がありました。
色々落ち着いたところで鍵穴を覗いて見ると木の枝差し込まれていました。グリグリしてしまったので抜くのは無理かと思ったけど思いの外すんなりと取り除くことが出来ました。そして無事にドア解錠。バッテリー上がりの原因は室内灯の消し忘れでした。
エンジン始動後にお客さんがポツリと言ったのは、鍵穴が使えないと気付いたのは実は2年前だったとの事。その時は特に不都合を感じなかったので「なんか使えないな」位にしか思わず放置したんだそうです。
今回のようにドアが開かない等の現実問題が無い限り修理の必要性を感じ難い鍵の故障。でもトラブルはある日突然やってきます。不具合に気付いた場合は早目に修理しておくのが宜しいかと思います。
