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違うんです、そうじゃないんです

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宵闇迫る外環道。車は多いが流れは良い、でも追い越し車線と走行車線の速度差は僅かしかなく、全体的にスローペースで流れていた。そんな三車線の真ん中を走っていると、追い越し車線を走ってくるバイクがミラーに写った。遠くて車種までは分からないが、丸目一灯で並列四気筒のような車格。多分、400か750くらいの排気量かなと想像。

速度差が少ないのでゆっくりと追い越し車線を進んでくるバイクをミラーでチラチラ確認。随分近付いたところでタンクのシルエットが見えた。その形状からホンダかカワサキと推測、CBシリーズかゼファーシリーズのどちらかかと。

いよいよ右後ろに近付いて、さてさて車種は何かなぁ?と思ったところでミラーに映っていたバイクのヘッドライトが突如消えた。どうやらヘッドライトバルブが切れてしまったようです。僕はミラー越しにバルブが切れるのを見てましたが、当のライダーさんは全く気付いておりません。これは教えてあげた方が良いだろうと考え、横に並ぶ直前に、僕は右手をハンドルから離し半身で振り返り、口の横に手を当てて「ヘッドライト切れたよー」と叫んだ。するとライダーさん(CB750でした)、僕の真横まで来ていたのになぜか減速し車一台挟んで僕の後ろについたのです。なぜ後ろにつくのか?それもわざわざ車一台挟んで??最初その行動の意味が全く分からなかったのですが、暫く走っていると何となく理解しました。どうもCB750さん、僕に威嚇されたと勘違いしたのではないかと。

いや違うんですよ、そんなつもりは全くないのですよ、ただ純粋に無灯火は危ないからそれを伝えたかっただけなんですよ、切れた事を知っているのと知らないのでは緊急時の対処も大違いなので。

CB750さんは小柄だったのでもしかすると女性だったかもしれません。それを考えるといきなり半身で振り返って叫んだのが良くなかったのは間違いありません。チラ見してから言えば良かったと反省してます、CB750のさん、申し訳ない。

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