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ニッサン・セレナのバッテリー上がり。

お客さんが暫く振りに乗ろうと思ったところ、セルモーターは回るが弱々し過ぎてエンジン始動に至らないとの事。取りあえずブースターを繋いでエンジンの始動は問題なかったが、どうにも発生電圧が低い。それに使用年数が不明のバッテリーには激しいサルフェーションがあった。

30分や1時間の走行充電で一時的に回復したとしても、翌日以降にまたバッテリー上がりを起こす可能性が高い。またサルフェーションの吹き出し加減から、ちゃんとした設備での充電で回復する可能性も低そうに感じた。状況的にバッテリー交換が必要だけど、お客さんは交換をしたくない雰囲気。

お客さんには、然るべきところでバッテリーに関して相談して頂くか、いっそのこと交換した方がよいと提案してみたら「やっぱそうだよねー、交換しなくちゃダメだよね~」とご納得頂けた雰囲気。これで安心だと思っていると「まぁバッテリーの交換はするけど、取りあえず今日は何分くらいエンジンかけとけば直る?」と言われた。え~っと、一旦エンジンを止めるとまたかからなくなる可能性が物凄く高いので、今エンジンがかかってるこのままディーラーさん等へ行って頂くのが宜しいかと。「あ、うん。ディーラーじゃなくって知り合いの整備工場へ行こうと思ってるんだ」それなら安心です。このままエンジンを停めずに向かって頂けるようお願いします。「分かった。で、これからどの位エンジンを停めなければいいかな?30分かけとけば2~3日は大丈夫でしょ?」なかなかこちらの説明が伝わらない。

確かにバッテリーは高い部品なのでなるべくなら交換したくない気持ちは分かります。でも、またエンジンがかからなくなった時、私共のような業者を呼ぶと結構な料金が発生してしまいます。そうするとバッテリー交換代金にまるまるロードサービス料金が上乗せされるので痛い出費が更に痛くなります。

「僕は大丈夫な気がする、だからきっと大丈夫だよね?」

いやそう言われてもですね、サルフェーションてんこ盛りのバッテリーを目の前にしてとても大丈夫とは言えませんです、お客さん、ご理解ください。

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