
千葉県某所にてベンツS500のトランクインロックです。今回2番手でお客さんから心配そうに「開きますか?」と聞かれました。
「それほどお待たせしないと思います」と答えて作業に入ろうとしたら突然「なぁーにぃー?」と怒った声のお客さん。
実は1番手のカギ屋さんが1時間以上やっても開けられず「このベンツは開かないタイプ」とまで言い切ったとのこと。お客さんから「もしお宅が開けられたらクレーム入れてやる」とか、「なぜ開けられないカギ屋が最初に来るんだ」等言われて何気ないひとことを猛烈に後悔することになりました。
ここで究極の選択が待っている訳です。速く開錠すればオペレーターさんの手配ミスが疑われるということ。逆に遅く開錠すれば「このカギは誰がやっても大変」というイメージは残せるのでクレームは防げるかもしれません。
どうしよう・・と悩みながら開錠しているとガチャっと開きました。ほんの数分というか、たぶん3分かかってないです。
すると「やったー!」と満面の笑みのお客さん。「正直開けられるとは思ってなかった」とか「あんた凄いな」とか「助人さんの技術力を伝えておくよ」と言ってもらえました。
何だかんだ悩み果てた最後の答えはクレームから助人宣伝という最高の形に変わって幕を閉じたのでした。
