
トヨタ・コースターの「カギはあるけどドアが開かない」というご依頼です。一見すると不思議に思えるこうしたご依頼というのは、実は結構多いんです。
一番多いのはスマートキーの内蔵キー(メカニカルキー)の存在を知らずに車のバッテリーを上げてしまうケース、次に多いのはそのメカキーを回しても開錠出来ないというパターンで、ほとんどは回す力が不足しているケースになります。要は扱いに不慣れなケースなので「カギはあるけどドアが開かない」という結果になるわけです。
ちょっと厄介になってくるのは、昔ながらのギザギザキーでありながら鍵穴を回しても開錠出来ないというケース。しかも今回のようなマイクロバスの運転手さんは送迎バスとして毎日使用しているので「不慣れ」はあり得ないわけです。
ドキドキしながら現着すると、たしかにカギは回るものの無反応というか「連結部分の重さが全くないなー」と思いながら室内をのぞくと、インナーハンドルが開きっぱなしでした。初めてのケースですが、室内のドアハンドルの隙間に書類やファイルが挟まっていて、その状態でドアが閉まると外からは開かなくなるんでしょうか。
不思議に思いながらも、原因さえ分かればやることはひとつです。外からあの手この手で書類やファイルを移動させてインナーハンドルを閉じた状態へ戻すと、連結部分が噛み合って普通に開くようになりました。
ただし納得いかないのはインナーハンドルが開いた状態でなぜドアが閉まったのかという問題と、ファイルポケットの位置ですね。今回のお客さん以外にも挟みやすそうな気もしますが、この辺のトラブルは多くはないんだろうか・・・
