
10年以上前に開錠技術に限界を感じて、もっと最適化した工具が欲しくなって、各メーカーを探してみるのもののどこにも売ってませんでした。
それで自分で作ってみようかと思って調べたんですが、どんな素材が良いのか分からないし、作り方も知らないし、そもそもお金はないし時間もない。そうした一連の悩みを相談出来るところもない。無い無い尽くしだったはずなのに、今では理想的な工具が全てそろっているわけです。
仮に元からお金や時間があったら、もっと早い段階で良い工具が出来ていたかというと、たぶんそれはないんだろうと思いますね。その時の安定した仕事環境に満足しつつ、どっぷりとプライベートへ浪費して終わりです。
そうなるとお金があったらダメ、時間があってもダメ、教えてくれる人がいたらダメというか、すでに満たされた環境の中では何も生まれなかったろうと思います。
何も無いと言うことが、どれほど恵まれたことだったのか。改めて感じる今日この頃です。
