
1996年式トヨタ・ソアラの開錠のご依頼がありました。今ではあまり見かけなくなった3代目ソアラですが、ボディはピカピカで25年前とは思えないほどの輝きです。
ピッキング開錠前には鍵穴周りのキズの確認と、鍵穴を回した際にロック機構の連結外れの可能性についてご同意していただいています。毎回ご同意頂くものの実際作業してキズが入ったことや、鍵穴を回した際に連結外れを経験したことはありません。
いつものように慎重にピッキング開始してほどなくして鍵穴が回りましたが、機械的な重さが全く無くスカッと回りきり、ドアロックは解除されませんでした。初めて経験する連結外れです。
一瞬慌てましたが、この時代の車両は助手席側ドアにも鍵穴がありますので、助手席側を再度ピッキング開錠すると無事ドアロックが解除されて作業完了です。
お客様いわく「そういえば運転席の鍵穴が調子悪かったような・・」と話されていて、室内から取り出したキーで動作確認してもスカスカで、明らかに連結外れの症状でした。今後お客様はバッテリー上がりの際は助手席の鍵穴を使用するとのことで、修理せずに様子見すると話されていました。
これまでピッキング開錠作業前の事前説明は半信半疑でしたが、なぜ先輩隊員が厳しく教えてくれたのかが分かりました。これからは言葉だけの説明に留まらず、心を込めて説明していきたいと思います。
