
おおつの里の鈴木先生とお会いした話しの続きです。
2年前の観測史上最大の台風でハウスが吹き飛ばされたときの話しです。鈴木先生はハウスを復旧するかどうか悩み、費用や年齢のことを考えて最終的に諦めたようです。
残された花はそのまま野天にさらされるわけですが、南国の花なので「もはやこれまで」と思っていたところ、普通にグングン育ったとのこと。この道50年で90歳、ほぼ極まったはずの考えがひっくり返ったとのことでした。
先生の話しを聞いていると、妙に安心することが出来るわけです。極めることばかりに執着するよりも、未完を楽しむというか、まさに未完の完だなと思いました。
最近仕事にエネルギーを注いでも、結果として表れないジレンマを感じていたんですが、鈴木先生の話しを聞いていたら自分の悩みが小さい小さい。そもそも何も心配することなんか無かったわけです。
台風が来ればハウスが壊され、断腸の思いで野天にさらされれば、何てこと無くグングン育ち、見ず知らずの人へ「人生は面白い。まだまだ分からないことがある」と夢中で話す。
なんかスゴく励まされた感じがしましたね。今、放置している仕事を何とかしないとなーと思いました。
