
その昔上京する際に父親から言われたのは「人から借金するな」という言葉。それは言い換えれば自分の身の丈以上の生活をするなということ。
父親から「人から借りたお金で身の丈以上の生活をするぐらいなら死んだほうがまし」とまで言われて一人暮らしを始めたわけです。当時はかなり貧しい生活でしたが、この言葉のおかげで忠実に守ってこられたように思う。
しかし周りを見渡せば、意外にも身の丈以上の生活を送る人が多かったりするわけです。コクホを払わず高級車を乗り回していたり、カード決済を滞納していたり、挙句の果ては目出し帽被って宝石店を襲ったり。
若い頃は身の丈以上の生活のどこが良くないのか具体的に分かりませんでしたが今なら良く分かる。行き過ぎた承認欲求の成れの果てというか、現実から逃げ続けたツケが目出し帽までつながっていくことを。
他人の目を気にして辛い時間を過ごすか、自分の目に恐れるか。人生どちらかです。
